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FC東京戦:嘆いても始まらない

キックオフ時間を間違えて、13時だと思ってたら14時で珍しく先行入場の時間に入った。この時間だと通路側の席が楽に取れるわね。と思ったけどキックオフ近くなっても結構入りやすい場所が空いていた。コロナ前はこの辺りもぎっしりだったイメージがあるんだけど、コロナ後はずっと余裕のある状態(言い方)が続いてる。そして増えそうな見込みもないこの。

暇なのでゴール裏の幕写真を撮ってその場で加工とかしてた。業者を通さない手書き手作りの熱意は眺めるだけで幸福だ。業者だけどそれはそう本当に。

試合はこの日も先制をして、勢いのまま2点目も取れそうな雰囲気もあったけどそうはならず、追いつかれてもここから粘り強く勝ち越しを狙うつもりだったんだよなあ 見てるだけだけど。

Xろくに見てないから知らんけど何やら前節の試合後の態度がどうとかで荒野くんが叩かれてるようだった。何か知らんけど大変そうだなとは思った。試合前は荒野君の歌も歌ったしコールもしたし、それにどういうことか投げキッスで返してくれた。そのまま勝っていればいい物語だったけど現実は逆方向に展開した。

これはキツいなあ、とは思ったけどそこでへこたれる訳にはいかない。まず追いつくぞ、と思った人はあの場にどれだけいたんだろうっていうくらい自分の周りには溜息と嘆息が溢れてた。

勝っている時には信じられるものが負けているときには信じられなくなる。そうした気持ちの部分は試合の中でどれくらいの割合を占めるものなのだろう。
気持ちでどうにか出来る次元でないくらい技術的に力が足りていないのならともかくだけど、そこまで激しい差があるとはどうしても思えないので(だからといって首位に立てる力があるとまでは流石に思えないが)最終節に下から4番めに居られたらよいというメンタルで次も頑張る。
色々あるけど、負けてキエー悔しいーってなってるけど、それは昨日までの話。今日からはまた次に向けて善行を積むだけ。どうしても基本的な根性が「嘆いても始まらない」方向に出来ている。みんなにそうしろとは言いません。手頃な批判も必要だとは思うし。

とはいえだ、今の御時世、手頃を超えた批判が集中するってか、試合も試合会場の中だけで終わらないのが辛いところだなあと感じます。公式へのコメントなんてろくなこと書かれてないと分ってるからまず見ないけど、今日たまたま目に入った公式のインスタの投稿へは「そんなことわざわざコメントで書く必要」に溢れていた。

選手達もチームの中の人達も、日常的にああした投稿に曝されて、それはうちのチームだけじゃなく下位に苦しむチームはたぶんみんなそうだろうと思うと暗澹たる気持ちになる。
自分はX見なければ済むけど当事者たちはそうはいかないので、なんというか必要以上に傷つかないでほしいなと願ってる。正直これは祈りに近い。アスリートだから身体は丈夫かもしれんけど中身はみんなふつうの人間。そんなに丈夫な人間はいないので。色んなものに縛られて走ることが出来なくなってしまっては元も子もないので…

しかし某浦和サポさんがモノ投げて出禁事例を見かけたけど、言葉の暴力はいくら投げても実質お咎め無しなのなんだろね。

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