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子育てが「うまい」???

皆さんは子育ては「うまい」ですか?

子育てが「うまい人」ってどんな人ですか?


…そんな 質問をされたら皆さんはどうこたえるでしょうか?


今日はそんなテーマで話されているVoicyがあったのでご紹介します。

荒木博行さんの昨日のVoicyは質問回。
「子育てがうまい人ってどんな人?」という質問について。

荒木さんの結論
「そんな人はいません。この問い自体が間違っています」

荒木さんの発言はこんな感じ。
そもそもこの問いは子育てしている人にフォーカスしている。
親が主人公になっていて、この問いがそのものがずれている。
そこに大前提にあるのは「コントロール思想」
これを手放さない限り親子の関係はよくならない。
子供は別人格であり、主人公は子供。
子供は親の「作品」ではない。

荒木さんの言うことが子育ての本質だろうな。
私もとても納得。ふむふむ。

で、夫はどういうかしら?と同じ質問をなげかけてみたら、速攻で「それおかしいやろ。子育てにうまいとかない。そんな質問しているのが変」と。

よかった!これが私たちの子育てだよね、と改めて再確認。


例えば、「こんな子育てをしたら○○大学に合格できます!」とかあるけれど、なんかそういうんじゃないよな、っていつも思います。

我が家は3人の子供達がいます。不登校や休学など、色々と壁にぶちあたることがありましたが、(3人いると常に色々ありますが)、今では「そういう時間があったから、今の私がある」と本人が言っています。私たちもそう思います。

今でもなんやかんやとありますが、「あなたを見守っている、いつも味方やで、なんかあったら相談してな」そんな感じで子供達に寄り添っています。子供達の安全基地でいれるように、そこを大事にしています。


荒木さんが言うように、なんかあったとしても「自浄作用がある」「なんとかなる」…本当にその通りだと思っています。

いい学校でいい成績をおさめて、有名な会社に入る、こんないわゆる「王道」な道から外れたら、どうしよう!って思う親御さんがいるかもしれません。そこから外れたら「子育ては失敗した」「子育てが下手だ」と思うかもしれません。

でも、そうじゃないと思っています。

親が「こうなってほしいから○○させる」っていうのは、おこがましいな、って思っています。荒木さんのいうように「子供は別人格であり、親の作品ではない」ということ。顔が似ていたり、一緒に生活していたりすると、どこかで「自分の分身」のように感じてしまって、「きっと同じように考えている」なんて思いがち。なので、私も「意識して」別の人格なんだと思うようにしています。


以前noteでも書きましたが、やらせることよりも、子供達の内側から湧き上がってくる「やりたい!」という強い気持ち、つまり内発的動機にまさるものはないと思っています。そうして成長していく。



私たちがやることはコントロールすることではなく、子供が「今」何に興味関心があるかをきちんとキャッチしてあげること。その為に毎日観察し、適切なタイミングで適切な環境を与えてあげる、こんなことかなと思っています。

子供達のパワーってすごいです。「心配」から「信頼」にかえたら、もっと楽に子育てができるかもしれませんね。

みなさんはどうお感じになりますか?

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