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研修前後のプロセス

研修の目的は、受講者に知識、技術、そして姿勢を定着させ、行動に移し、成果を上げること。
研修を単なるイベントで終わらせないためには、影響力の高い人々を巻き込むことが鍵となります。
特に企業研修の場合は上司や経営者層を巻き込むことは、研修効果を高める上で非常に重要なことです。

○研修前のプロセス

とはいうものの、具体的にどのようにして上司や経営者層を巻き込むのでしょうか?

まずは以下の方法を試してみてください。

  • ニーズ分析に協力してもらう - 上司や経営者層からのフィードバックを基に、研修のニーズを明確にします。
    研修内容を共有する - 上司や経営者を通じて、研修の内容を受講者に伝えます。

  • 期待値を伝える - 受講者に対する期待を上司や経営者から直接伝えてもらいます。

  • 成果のイメージを共有する - 研修終了後、受講者がどのように成果を発揮するか、そのビジョンを上司や経営者から伝えてもらいます。

これらの方法で、上司・経営者層の方々にも研修に参画していただきましょう。

○研修後のプロセス

研修が終了した後も、以下の方法で上司や経営者の協力を得ましょう。

  • 研修報告 - 受講者から上司や経営者へ研修内容を報告させます。

  • 試行錯誤のサポート - 受講者が成果を出すために試行錯誤する期間に、上司や経営者のサポートを仰ぎます。

  • 行動変容の見守り - 受講者の行動変容を長期的に見守り、支援してもらいます。

○仕組みとして確立する

影響力の強い人を研修に巻き込むことは、非常に効果的な方法です。講義や研修をデザインする際には、受講者に対する影響力を持つ人物が誰であるかを考え、その人物と受講者が自然と関わる状況を作り出すことが重要です。このプロセスを確立することで、研修の効果を最大限に引き出すことができるでしょう。

以上の方法を取り入れると、研修が一過性のイベントに終わらず、受講者にとって実りある場となるでしょう。



讃良屋安明公式ブログあります。お時間のある時に覗いてみてください。

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