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研修の主体はだれか?

大学を卒業後、すぐに専門学校の講師として働く。社会人経験がないことに自身がなくなり、一旦、社会人の勉強をするためにサラリーマンとして勤めたが、仕事が面白くやめられない状況に。50歳を超え、原点に立ち返り起業し講師をやりはじめる。
昔はなかったオンラインでの授業や、社会人を受講者とした講義ならではの感覚。それらを備忘録として綴っています。

研修の主体はだれ?

すべての研修は「結果」を得るために行われています。
「結果」とは受講者が研修で得た「知識やスキルを習得してもらうこと」の先にあります。

それは、研修で身に着けた知識やスキルを活用し
ビジネス上の成果を出してもらう
ことです。

そう考えると、研修の主体は「受講者」「参加者」であり、講師は手助けをする存在=脇役に徹しなければなりません。

研修の目的

研修の目的とは、
「ビジネススキル研修では、ビジネスにおいて基本となる社会人としてのマナーや心構えを行います」
と表現されることが多いです。
平たく読むと、目的は「ビジネススキルを教えること」と、講師は読み解くことが多いですが、そこに落とし穴があります。

受講者がスキルを理解し、身に着けることは、必須条件。さらに一歩先の「ビジネス上で活用して成果をだしてもらう」。そこまで導くのが講師の果たすべき役割なのです。

講義を聞いて、「楽しい研修だったね」と受講者が評価する。それはあくまで手前のゴール。もっと先にある「あの時の研修が成果に結びついた。役立った!」と行動に起こして頂くところまでを導く必要があるのです。

そのための話術であり、講義の組み立てノウハウであり、進め方なのです。



讃良屋安明公式ブログあります。お時間のある時に覗いてみてください。


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