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研修内容を定着させるには

研修の場で「これやってみよう」「これ現場で実際に使ってみよう」と意気込んだものの、職場に戻ってみるとその意欲が消えてしまい、気づけば数日が経過してしまう…そんな経験はありませんか?

行動変容を起こすには

新しく学んだスキルが行動として定着し、無意識にできるようになるには、なんと!18日から8カ月もかかるといわれています。

講師は、このタイムラグを見据えて講義を設計することが重要です。

そこで、以下の2つのポイントを押さえましょう。

1.振り返りを促す仕掛けをつくる

研修が終わった後も、学んだ内容を思い出し、「やってみよう」という意欲を高めるための工夫を施しましょう。
例えば、研修参加者専用のオンライン掲示板を設け、現状報告や質問を投稿できる場を提供する。また、フォローアップのメルマガを発行するのも効果的です。職場とタイアップして、上司と協力しながら受講者をサポートする仕組みを作ることも考えましょう。

目標は、研修後30日間で6回の振り返り機会を作ることです。

2.試行錯誤の期間を見込み、周囲の支援を仰ぐ仕掛けをつくる

研修後に行動を開始した受講者は、最初は成果が出にくいことが多いです。そんな時こそ、職場や現場の仲間を巻き込んで、受講者を支援する仕組みを構築しましょう。
また、研修後も一定期間フォローアップを兼ねたコミュニティを形成し、定期的に集まる機会を設けることもおすすめです。

講師自身がこれらのコントロールを行えるのであれば、ぜひ実施しましょう。満足度の高い受講者からの口コミで、新しい受講者が増えていくはずです。

フォローアップ、大切です!


讃良屋安明公式ブログあります。お時間のある時に覗いてみてください。


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