記録.花.立盛体


嵯峨御流・応用花態
「立盛体」の生けかたのきほん
先生の手入れ後


七宝の平面図

「今日の花」
トクサ・タマシダ・ナデシコ・マトリカリア

◇まず平面図をイメージし
5役枝を上から順に生けていく。

体・トクサ・5束ほど
相・トクサ・4束ほど
用・タマシダ・2束
右相・ナデシコ・1枝
左相・トクサ・小4束ほど
下草・マトリカリア・適量


◇反省とポイント

☆1、席はつい立ちたくなるが、座ったまま
正面を向いて花を切り、生けていく。
 理由→陽表がずれ、ブサイクになる。

☆2、5役枝は型に合わせると
少ない量でどっしりとした
シルエットになるので長さは
型にあわせること。
 
 ✴︎トクサなどは頂点がずれているので、体と相の並行ラインが分かりずらいけれど、束になって量が多いところを体と相の位置と決めるとよくなる。写真で赤線を引いているところ。

☆3、5役枝を生け終えたら次に「下草」を生けていく。

 ✴︎下草はナデシコの葉や、タマシダの先、マトリカリアなど先ほどの5役枝の残りを使い挿していく。
 
 ✴︎この時に下草は45℃くらいにして生けていくと、ごちゃごちゃせず、少ない量で七宝を隠すことが出来、まとまる。

☆4、マトリカリアなど陽表がバラバラの花は一度枝を切って、花を正面にして生けることによりバランスが整う。

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