「ありがとう」は何度だって言えばいい
感謝の大切さに気付かされた1週間となりました。
先週1週間、私の大切な友達が、大きな大会で頑張っていました。
彼がこれまでの全てをかけて臨むと言うから、私も彼と出会ってから培ってきたもののすべてをかけて臨みました。
でもイベントの結果は、望んでいたものではなかった。
しかし、この1週間ですべては出し切ったから、それに悔いはありません。
ただ、反省点はありました。
① 「ありがとう」は丁寧に何度でも、相手に伝わるように伝えること
大会期間は1週間。
その間、私を含めて沢山の人がサポートしてくれました。
彼が沢山の人に愛されていることを知り、本当に感謝の気持ちでいっぱいだった。
でもこのことについて、私は「反省点」とも感じています。
「もっともっともっともっと感謝の言葉を伝えなくてはいけない」と思ったから。
「ありがとうと言ったのだから、もうこれでいいだろう」
そんな「ありがとう」は、「ありがとう」じゃないと思うからです。
伝えるタイミングはなるべく間違ってはいけないし、間違ってしまったら文章で伝えることもいいけれど、可能なら電話などの声で伝えることが必要だと感じました。
また、最後にまとめて「ありがとう」ではなく、「ありがとう」を感じたその時になるべくひとりひとりに向けて伝えること。
そういうことも必要だったと、今は強く感じています。
② お互い依存する関係から脱すること
私と彼の協力関係は、彼が夢の為に活動を開始し始めた頃からのものです。
嬉しいことも、悲しいことも、辛いことも…一緒に色んなことを乗り越えてきました。
しかし今回の大会を終えてみて「これからも私がずっと彼をサポートするのは難しい」ということを感じた。
彼のサポートが私の仕事だったとしたなら、長く続けられたでしょう。
でも私は「彼の夢が叶って欲しい」という、ただその気持ちだけで応援してきた友達です。
仕事ではなくて純粋な気持ちだけで応援してきたし、彼が目指す場所に立った時、私は彼から離れる必要があります。
それなのに、お互いが依存関係になってしまった。
私は彼の活動を見ているのが好きで、彼の為に多くの時間を費やしてしまう。
彼は私を精神的な支えにしているから、私との間に何か問題が起きてしまったり、彼のサポートが出来ない時間があったりすると、パフォーマンスに影響が出てしまう。
しかし前述した通り、このサポートが私の仕事であれば話は別ですが、あくまでも私はただの友達なので、この関係がいつまでも続くのはよくないと思っていました。
お互いに独り立ちせねばと、思ったのです。
彼はゆくゆくは、私のサポートが必要なくなるところまで行ってしまうでしょう。
私がサポートできなくなるところへ行くことが、彼の夢でもあるから。
だから、お互いが独り立ちをするなら今だと、その一歩目を踏み出すのは今だと、私は感じています。
決断を待つ
「心を鬼にして」
今はそんな気持ちで行動をしています。
出会ってからずっとサポートをしてきたので、それを「しない」という選択はとても心苦しいものがある。
ただ、今回は私一人だけが動いていることではないのです。
私と同じ気持ちの人が複数居て、その人たちと一緒に動いています。
その人たちと私が今やることは「見守ること」。
これまで通りのサポートは一旦お休みにして、彼の今後を「見守る」。
「観察する」とも言い換えることが出来ると思います。
彼がこれから何を選び、どんな決断をするのか。
私や、私以外の人たちと向き合ってくれるのか。
私は彼の決断を待ち、その決断によって、これからのことを決めようと思っています。
sarari
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