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括痧その2

わたしが師匠である台湾人の陳先生の言いつけに背いて

カッサを習得したいと思ったのは理由があります。

台湾ではカッサはお家芸で、お金を取ると言う認識にないようです。

いまもそうですが、金になるかならないかでは選んでいません。

陳先生から学んだ、棒を使った経絡のお流し、、、

双方Win Winの施術で、画期的だと思います。

しかしながら、その棒が経絡を捉えたときに、お客様の身体が「拒絶する」と言う案件が何度もありました。

それはくすぐったかったり、時にはビーンと電気が走る違和感だったりします。

そうなると経絡が閉じて、2度と受け付けない。

こうゆうことを、臨床事例で何度も体験しました。


せめて、せめて、体表にある「澱(おり)」だけでも取りたい。


ここがわたしと師匠の分かれ目でした。

と言うか、、師匠は「わたしが教えた以外のことは何もするな」とわたしに言っていました。

もちろん、守る気満々でしたよ、

でも、サロンワークの中

棒を受け付けないお客様が何人もいるのです。

師匠から戴いた大事な手技、コレを自分の見解で勝手に新しいことを取り入れていいのか?すごく悩みましたが、

自分が思う、ピン!ときた方向にシフトしました。


それから数年後、、、


昨年の6月、わたしは台湾にカッサを仕入れに行ったんです。

師匠の住む、台南市に2日間お邪魔しました。

「で?ミキは何しにきた?」

「カッサヘラを大量に仕入れたくて来たよ」

「なんでカッサね?(沖縄弁が混じる先生)」

「先生、カッサは必要です。わたしがサロンワークしてて棒が入らないお客様を何度も体験してる。コレは身体の「拒否」です。コレでお代金は頂けない。だからこそせめて体表の「澱」を取りたいのです。

暑いも寒いもわからない、そんな風に亡くなる御老人を日本で何人も見てきたでしょ?(※先生は日本を去る前に3年くらい介護の仕事をしていました)

手っ取り早く、身体のいらない熱を出す。

それこそが台湾の民間奥義じゃないですか!!と、、、。



先生と出会えた時は、こんなことを言えるなんて思わなかった。

遥か遠くにいる憧れでしかなかった先生、

わたし以前の陳先生の直弟子生徒さんは200数名を超える。

ましてや、わたしが出会ったのは48歳。

遅すぎでしょ。幾らなんでも!

と、その時は思ったんです。

それが、不思議です。

いまは違う。

先生もわたしにこう言いました。

遅すぎるなんてことは無い。

あなたが出会いたいお客様はどんなんね?

あなたが苦しんだ病、あなたが悩んだ自分と世間の折り合い

いいから全部やめなさい。それが最短で最高。

そして、辞めたあなたにこの新たなフェーズが加わる。

今後、ミキはオビタダシイ人と知り合うのこと。それは避けらないのこと。


が多いのは台湾人の特徴ですが、、、


結局、わたしが言いたいのは

やはりその通り!ってことなんです、

気になったら、即行動してみてください。


わたしのメンターの先生も言ってます

年収3000万までは、自分に投資するしかないんだ。と。

まず技術を学ぶ、

しかし、コレは簡単です。お金を払って習得するだけです。

1番難しいのは、ここからです

どうやってそれを自分の生活の中に、再現性と収益性を伴っていくのか、、、、。

ここが問題です。

また明日、お話ししますね!



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