さくらももこさんのエッセイを愛読してた話

読書は好きな方だが、日々仕事や家事に追われ活字はしばらく読んでいなかった。精神科に通うようになってから、嫌なことを思い出し考える時間を減らすために、主に病院の待ち時間や通勤電車で本を読み始めた。

まず、年始は図書館へ行き、友人にお勧めされた本を読んだ

恋愛が絡まない小説は心を乱されなくて済んだ。
最近は実家に眠っていたさくらももこさんのエッセイをあるだけ読んだ。

健康に人一倍気を遣っていたと自負するさくらさんが、ガンで若くしてもう亡くなっているとは、何とも皮肉な…でもかなりヘビースモーカーでお酒も飲むようだし、そりゃ病気もするよ…
お母さんは毎日毎日、ちびまる子ちゃんだったさくらさんにあれやこれやで怒っていたということが書いてある。へこたれないまるちゃんも凄いし、怒り続けるお母さんも凄い。そんな娘に先に逝かれてどんな思いだろう…と考えてしまった。後書きで10年後のビジョンを語るさくらさんに切なくなってしまう…
でもどの話もさくさく読めて面白かった。度々トイレの心配をするのとか、自分も子どもの頃を振り返って、気持ち分かるなァとか考えた、
著者が亡くなってしまっても、ちびまる子ちゃんは日曜の不動の人気アニメだし、こうして作品が残っている。思いを馳せながら読んでいると、さくらさんの魂はきっとそこにある。
私も絵を描くのが好きだが、私の子どもの頃の絵はだいぶちびまる子ちゃんに影響を受けてるなとふと思った。


これだけ書いておいて何ですが、私はどちらかというとサザエさん派です笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?