【韓国映画】『市民ドクヒ』絶対に許さない…ボイスフィッシング詐欺に立ち向かった女性。意外な通報者の正体とは。
こんにちは。
昨日映画館に行ってきました。今回見たのはこちらの作品です。
『市民ドクヒ』というタイトルです。主演は数々のドラマや映画に出演されているラ・ミラン氏です。助演には私の大好きなドラマ『椿の花咲く頃』に出演されていたヨム・ヘラン氏。最初はドラマの概要とこの二人が出ているなら絶対面白いだろうと思って見に行きました。
が!この映画、実は2016年に韓国で起きたボイスフィッシング詐欺事件を元に作られたものだったのです。全く知らず、コメディ映画だろうと思って見に行った私、かなり驚き身構えました。笑
以下、あらすじ。
日本ではまだ未公開なので、今回は映画の感想メインではなく、映画の元になった実際の事件について書いてみようと思います。映画の内容と被る部分も多くあるかと思いますので、内容を知りたくないという方はご注意ください。
映画の元になった事件を実際にNAVERで検索してみました。こちらのブログを見つけたので、内容をいくつかピックアップして翻訳したものを載せてみます。
※読みやすいように多少意訳をしているところもありますのでご了承ください。もし翻訳に大幅な間違いがありましたら、ご指摘・ご教授頂けますと幸いです。
(以下の内容は全てこちらのブログ記事からの引用となります)
実際のボイスフィッシング詐欺が、どのような組織・環境で行われているのかは分かりませんが、映画の中ではかなり劣悪な環境で描かれていました。
上層部からの暴力による支配、かけ子(実際に電話をかけ、被害者を直接騙す役割)はパスポートや携帯を没収し常に監視・監禁、家族の情報なども洗いざらい吐かされ、万が一逃げようとすれば家族に危険が及ぶ。高額なアルバイト代が貰えるという謳い文句で若者を騙し、そういう場に連れてきて支配するという描かれ方でした。
これが映画の中だけの話ではなく、実際に起こったことだというのは本当に驚きです。何より詐欺に遭った一般市民である被害者が、証拠を集めて警察へ提出し、犯人逮捕に貢献するなんて、一体どれだけの恐怖と苦労があったのでしょう。
しかしながら、この事件は犯人を逮捕して終結とはなりませんでした。
………(怒)(こんなことをしているから、多くの映画やドラマで韓国警察は悪!みたいな描かれ方をされるのでは?????(心の声です))
実際の事件は警察の職務怠慢も大きな問題となったようです。恐ろしく腹立たしい事件であると同時に、この被害者女性の行動力には本当に脱帽です。そして警察の不誠実に対して毅然と対応する強さは、人として尊敬に値するなと思いました。
映画ではまた違う描かれ方をしているので、是非日本で上映された際には見てみてほしいです。中弛みするようなシーンもなく、初めから終わりまでずっと引き込まれていて、時間があっという間に過ぎてしまった、そんな映画でした。一つ注意点があるとすれば暴力的なシーンが結構ありますので、そういうシーンが苦手な方は注意された方が良いかなと思います(私も目を細めて見ていました…笑)。ユーモアはかなり散りばめられているので、クスッと笑ってしまうようなシーンも沢山ありました。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます!
それでは、また〜。
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