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メルカリでウェディングを。

「もう時代は令和なんだな。」って思うことに、
ウェディング事情がある。



今の若い子って結婚式をするのが、当たり前じゃないって知ってた?

フォトウェディングと北海道や沖縄への国内旅行で済ますの。婚約指輪も省略して、代わりに家電や車の購入に使うらしい。

なんていうか、実用的。
常識にとらわれないで、「自分は自分」みたいで、すっごい令和っぽい。

本人たちが良いなら、それもありなんだよね。
さいきん、社会の価値観が、あっという間にアップデートされていく気がする。



そんなわたしは、平成生まれ。
ちょうど令和の「実用的なかんじになるまでの「狭間の世代」だと思う。




だからさ、たった2時間ばかりの結婚式に、お金をかけて、ドレスを選んだり、小物を選んだり、お色直しのドレスを選んだり、

ということには、かなり抵抗があった。

でも一生に一回だしな。という、簡単には割り切れない思いもあった。


まさに「狭間」。


お金はそんなにかけたくないけど、自分の満足の行く結婚式を挙げたい。


それがわたしのわがままな望みだった。




ウェディングの準備を始めて、すぐに気づいた。
なにをするのにも、お金が数万単位でかかる。


たとえば、


▶︎ドレスのサイズがないから、1段階グレードアップせざるを得なくても、追加料金。


▶︎「ブライダルインナー」を借りるのも、追加料金。(そもそもブライダルインナーというものがあるのに驚いた)


▶︎手袋や花束など小物を準備するのも、追加料金。

ウェディング、なにからなにまで、お金がかかる。


お金がかかるなら、せめて自分が納得のいくものを選びたい。
でも意外とお店のラインナップの中では、好みのものが見つけられなかったり、費用が追加になったりした。


もう自分で調達するしかない。



「どこで買うか」が次の問題だった。


これまた大変だったのを覚えてる。
週末にブライダルフェアに行ったり、
仕事が終わった平日の夜中に、オンラインショップで探したり。


ウェディングの準備って、こんなに疲れるんだ。ていうか、こんなにお金かかるんだ...


楽しみなはずの式なのに、その準備は全然楽しいと思えなかった。むしろプチストレス。
あれ、これってマリッジブルーってやつ?


        ♢  ♢  ♢  ♢


ある日、デコルテに塗る用のキラキラパウダーを買いたいと思った。ドレスで露出した部分に塗る
とキラキラと輝くパウダーだ。
ウェディングのその日のためだけに購入するのは、ちょっとなあ。となんとなくメルカリを見ていた。


出品されていました。さすがメルカリ、なんでもある。
「こんにちは!こちら購入してもいいでしょうか?」と問い合わせる。


あれ、ちょっと待てよ。
もしかしてもしかして、小物もあるんじゃ...?!



わっ、ブライダルインナーあった。


新しく買ったりお店で借りるより、半額以下で購入できるので、ブランドも選び放題。

▼ブライダルインナーはこんなかんじです。状態も綺麗なものばかり。


商品の説明の欄には、

「結婚式で着用のみ」。



全然知らない人から購入するのに、不思議と花嫁の先輩からのバトンを渡されるような気分になった。



ブライダルインナーをすぐに購入。
お次に、わたしの好みぴったりの繊細なデザインの手袋を購入。


あとブーケ。

ブーケは意外とお金がかかる(お店で借りても、購入しても2〜5万)。予算と好みがあわなくて、なかなか決まらなかったものだった。




でもブーケも、メルカリでハンドメイド作家さんが手作りしているもので、好みどんぴしゃなものを見つけた。
ブーケとお揃いの、髪につける花と合わせて購入。


メルカリって、ハンドメイド作家さんが製作したものを販売できる場所でもあるんだって、はじめて知った。

▼こちらでわたしはオーダーメイドで作成してもらいました💁


        ♢  ♢  ♢  ♢


それからはウェディング関係のものはぜんぶメルカリで揃えた。
メルカリという選択肢があったことで、お金はそんなにかけていないのに、こだわりのウェディングにすることができた。

\こんなかんじになりました/

場所はハワイ。


結婚式はあげたいけど、昭和世代ほど、お金はかけられない。かといって令和世代みたいにウェディングフォトっていうのもちょっと違う。



でもさ、メルカリでぜんぶ揃えて、ウェディングをしちゃうって、我ながら

「平成世代」のウェディングのカタチっぽいなと思った。



そういえば、わたしも状態が綺麗なものをいくつかメルカリに出品してみた。すぐにブライダルインナーが購入してもらえた。
購入してくれたのは、もうすぐ式を上げる予定のプレ花嫁さんだと、メッセージのやりとりでわかった。

このブライダルインナーは、また結婚式に使ってもらえる。
また綺麗にクリーニングしてもらって、また出品されて、何度も繰り返し、花嫁に渡っていくのかな。



わたしはひそかに、新しい花嫁に「ブライダルインナー」というバトンを渡すような気持ちになった。



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