見出し画像

〈世界一周〉めっちゃローカル電車に乗って、ベトナム・ニンビンへ。

電車っていい。ゆっくりと本を読んだり、ボーッと外を眺めたり、人間観察してみたり。特に旅行中は、外を眺めているだけなのに、頭の中では色々なことを考える。

景色があっという間に変わるのが好き。

「次はどこに行こうかな」「そういえば、あの人元気かな?」「来月は、何を楽しみに生きようかな?」とか。ただ移動する手段だけど、私の中では自分を見つめ直す大切な時間になる。

今回のベトナム旅行でも、もちろん電車(なかなかローカルw)を利用したので、簡単に紹介する。

ハノイから電車で2時間で行ける避暑地「Ninh Bình(ニンビン)」

ハノイには、普通に街中に線路がある。

ベトナム全体で寝台列車がいくつかあり、ハノイからもビーチリゾートのダナンやホーチミン(35時間くらいかかるけどw)に行く強者もいた。私が今回目指したのは、ハノイから約2時間で行ける田舎「Ninh Bình(ニンビン)」。

この小さな山(石灰岩)と自然を味わいたくて、ニンビンへ。

ニンビンではポコポコとした石灰岩の山々が特徴で、地元では「陸のハロン湾」と呼ばれている。自然が多く、ハイキングやコテージに泊まることもできる。また、現地で友達になったベトナム人に「ハロン湾ほど、あまり旅行者も多く行かないから、ゆっくりできる穴場だよ」と教えてもらって、即決。

いざ、電車で「ニンビン」へ!

めっちゃローカル感ある駅のホーム。いい。

チケットの購入はウェブサイトか窓口など、いろいろな方法がある。私は下記のウェブサイトを利用。サイトによっては日本のカードが使えない場合(現地のサイトは私も使えなかった)もあるので、いくつかサイトを試してみるといい。

清潔感のある車内。

今回私が選んだのは、一番上のファーストクラス車両(とは言っても1500円くらい)。枕とシーツが綺麗に用意されていて、長時間乗る人は問題なく寝れそう。ベトナムの友人もよく利用すると言っていただけあって、車内は本当に地元の人で溢れていた。

それぞれの車両には専属乗務員のおばちゃんが一人ついていて(上のクラスだけかも!)、お弁当やみかんなど軽食も買うことができたり、何かわからないことは聞いたりできる(ベトナム語だけどw)。私は乗り過ごすのが不安だったので、強めに「ニンビン!!」と叫ぶと、おばちゃんはグーサインで返してくれた。

ちなみに車内は他の人と相部屋で、イヤフォンなしで容赦なく動画を見たり音楽を聞いたりする人が多いので、静かに寝たい人は耳栓を用意した方がいいかも(笑)。

ちょうど夕日が綺麗な時間。どんどん田舎の景色に変わっていく。

そうこうしているうちに、おばちゃんがやってきて「ニンビン!!!」と力強く教えてくれた。良かった、通じてた(笑)。不安な人は目安の時間を調べておいて、近くなったら周りの人に聞いたりした方が安全かも。

降りると、外はすっかり暗くなっていた。予め、泊まるコテージのホストに「ニンビン駅からはタクシーを拾えばいい」と教わっていたので、タクシーを探すことに。ちょっと怪しい人もいるので、不安な人は「TAXI」と買いてある車を選んだ方がいい。ちなみに私は明らかにタクシーじゃないけど、英語で値段交渉してくれた陽気なおじさんを選び、念の為Googleマップで場所を確認しながら乗った。降りるときに「かわいいね〜明日から案内しようか?結婚してる?」と、下心ある名刺まで渡される以外は、最後まで大丈夫だった(笑)。

ニンビン「Ninh Binh Greenland Homestay & Restaurant」に到着!

夜だったので、こんな感じw

ニンビンにはコテージや家族経営の小さなリゾートホテル(別名:ホームステイ)がたくさんある。料金も一泊3000ー4000円くらいで朝食と夕食付きなんていう安さ! 私は建物の雰囲気が良さそうだったので、下記のホームステイを予約。予定は2泊だったが、あまりにも居心地が良かったので結局5泊することになったw

朝起きたら、いい感じの風景が広がってた。癒し。

5泊することになった理由は、まずホスト夫婦がめっちゃ優しい。基本的にベトナム人全員優しいんじゃないか? というくらいみんな優しいけど、特に優しい。おすすめのツアー・観光スポット、近所の散歩コースなど丁寧に教えてくれた(英語)。あとは蚊が部屋にいて寝れないと相談すると、ちゃんといない間に駆除してくれた(安心して寝れた!)、とっても親切である。奥さんはいつも「何か必要なものがあったら言ってね!(カタコト英語)」とニコニコしてる。

朝ごはんのフォーが、シンプルでめっちゃうまかった!!!!

何より楽しかったのが、夜ご飯。夕食を頼んでいるゲストみんなで一緒に食べるスタイル(笑)。大皿に盛られてくる数々のベトナム料理を、大家族みたいに一緒に食べる。しかも、いろいろな国の人が観光で来ていて、フランス人、イギリス人、チェコ人、カナダ人などなど(めっちゃ近所の人もいたw)と楽しくおしゃべりできた。おすすめの場所を聞いたり、良かった場所の情報を教えたり、仲良くなったらツアーに一緒に参加したり。これだから、一人旅は楽しくてやめられない!

外でゆっくりしてたら、ホテルで飼っている大量の子猫に襲われたw

コテージからは、歩いて散歩できる場所もある。自転車も借りられるので、遠出してみるのもおすすめ。お菓子などが買える小さな売店やベトナム料理店や、ちょっとしたベトナム料理店も。カップルなどプライベートで食事したい人は、みんなそこに行っていた。

このただのトマトスープがめっちゃうまかった!!!

私は近くにマッサージ店があるのをしっかりチェックしていたので、ハイキングツアーの後に予約してみた。値段もお手頃、腕も確かだったのでニンビンに泊まった人はぜひ(笑)。

ちょっと散歩しただけで、この景色を味わえる!

ニンビンは田舎だが、ホテルもカフェもWi-Fiはバッチリ繋がったので、仕事に支障もなくスムーズにノマドワークできた。ちなみに私は空港でSIMカードを3週間で契約、値段も3000円くらいだったので、地図をたくさんみる必要がある人はSIMカードがおすすめ!

次の記事では、ニンビンの観光スポットとツアーを紹介するのでお楽しみに〜!

🍲食べ物好きはこちらもどうぞ

☕️うつわ好きはこちらもどうぞ


この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

一度は行きたいあの場所

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?