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老人よ大志をいだけ!

はじめに

「老人よ大志をいだけ」——これは申すまでもなく、かの有名なアメリカ人教育家、ウィリアム・S・クラーク博士が日本で残した言葉、「青年よ大志を抱け」に着想を得たものです。歳を重ねたからといって、夢や目標を持つことを諦める必要はありません。むしろ、豊富な経験と知識を活かして、第二の人生をより充実させるための大志を抱くことが大切です。

そもそも「老」という言葉には老いぼれ的なイメージがありますが、長老とか老師や老子または大老などのように尊敬の念が込められているのも確かな一面です。わたしも老境を愛してやまない一人として、自ら奮起するためにこの記事を起こしました。いまこそ大志を。老人こそ大志を抱けと。

大志を抱く理由

1. 人生経験の集大成

年齢を重ねることで得られるのは、単なる時間の経過ではありません。数々の経験と知恵が蓄積されているのです。それを基に、新しい目標や夢に挑戦することは、自己実現の大きな一歩です。

2. 次世代への影響力

高齢者が夢や目標に向かって努力する姿は、若い世代にとって大きな励みとなります。自分自身が情熱を持って取り組むことで、家族やコミュニティにもポジティブな影響を与えることができます。

3. 健康維持と心の充実

目標を持つことは、精神的な健康にも寄与します。何かに向かって努力することで、生活に張りが生まれ、心も体も若々しく保つことができます。

具体的な大志の例

1. 新しい趣味の追求

絵画や音楽、ガーデニングなど、若い頃には時間がなかった趣味を始めるのも一つの大志です。新しい技術を学び、創造力を発揮することで、新たな喜びを見つけることができます。

2. 社会貢献活動

ボランティア活動や地域社会への貢献は、大志を持つことの素晴らしい方法です。これまでの人生で培ったスキルや知識を活かして、他人を助けることで、自分自身も充実感を得られます。

3. 生涯学習

年齢に関係なく、学ぶことを続けることは大切です。オンラインコースや地域の学習プログラムを利用して、新しい分野について学ぶことで、知的な刺激を受け続けることができます。

大志を持つためのステップ

  1. 自己分析: 自分が本当にやりたいこと、興味があることを見つけるために、過去の経験や興味を振り返ります。

  2. 目標設定: 明確な目標を設定し、その達成に向けた具体的なステップを計画します。

  3. 実行と継続: 計画に基づいて行動を開始し、継続的に努力します。途中で困難に直面しても、諦めずに挑戦し続けることが重要です。

  4. サポートを求める: 家族や友人、コミュニティのサポートを得ながら進めると、より充実した活動ができます。

終わりに

「老人よ大志をいだけ」とは、単なる言葉ではなく、生き方そのものです。年齢を理由に夢を諦めるのではなく、今こそ新しい目標に向かって進む時です。人生の終盤にこそ、豊富な経験と知恵を活かして、大きな夢を描き、それを追求することで、真の充実感を得ることができるでしょう。

いつしんでも悔いがないように生きる。これは年齢に関係ありません。わたしは私なりに「老後の青春」を楽しんでいます。これは生きがいであり、理屈じゃありません。大志というのは、そんじょそこらの小賢しい「人生の目標」などではないのです。

大いなる志とは何か。何のためにそれをやり続けるのか。そうした自問自答をくりかえし、友との語らいの中で育んできた大切なものを成すことが使命だと思っております。こうまで大見得を切り、大風呂敷を広げた以上、とことんやり続けます。夢は実現するためにあるのですから。

夢は実現するためにある。

黄金の道は続く(油彩)

今を生き切れ

人生を変える言葉/田坂広志氏

夢の実現方法:2分間のショート動画をぜひご覧下さい。

ご覧いただき有難うございます。
念水庵


参禅堂の玄関サッシの枠が入りました(5/16撮影)

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