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【767球目】#カワサキ 残念。

先日、Xの個人的なトレンドに#カワサキと出ていたので、何だろうと思ってみて見ると、このニュースが出ていました。

私が三陽工業に入社したのは2005年。
その当時MotoGPにもKawasakiは参戦しており、中野真矢選手が活躍していた時期でもありました。しかしながら2008年のリーマンショックを受けて、2009年にはMotoGPを撤退します。

全日本ロードレースでは2020年にTeam Greenが撤退します。2019年は渡辺一馬選手と岩戸亮介選手が活躍していました。三陽工業がオートポリスでさよりんブリッジを始めたのがこの2020年からなので、まだ記憶に新しい所です。

そして、今回のWSBKの話です。
WSBKとはWorld Super Bike(スーパーバイク選手権)のことです。
MotoGPがレース専用車両であることに比べてWSBKは市販車をベースにして改造を行っていきます。日本では一般的認知はそこまで高くないと思っていますが、ヨーロッパや東南アジアでは非常に人気の高いバイクレースとして認知されています。

2015年から2020年まではジョナサン・レイといライダーを要しKawasakiはWSBKで6連覇を達成しています。今でもカワサキモータースのホームページにはWBSKのページがありますね。

そして、今回のファクトリー参戦終了のニュースです。

とても残念です。
MotoGP撤退の時は個人的にバイクに興味を持っていなかったので何の印象もありませんが、2020年の全日本ロードレースの撤退の時は、少し感情的になりました。そして、今回のニュースを聞いてとても冷静な自分がいます。
ショックで残念だと思っているのですが、冷静です。きっと、いずれそんな時が来るのだろうと予測していたからかもしれません。

多くのKawasakiファンがショックなんだろうと思います。来シーズンはビモータの車体にエンジン供給するそうですが、純粋なKawasakiのチームではありません。

なんだろう、この感情。

めちゃめちゃ残念なんですけど、全く感情的にならない。上手く言葉にできない感情になっています。

市販車ではNinjaにKRT Editionという設定があります。

カワサキモータースジャパンHPより

当然、これも無くなりますね。250CC・400CC・600CC・1000CCそれぞれに設定があるのでとても残念です。
私が初めて買ったバイクはこのZX-25R KRT Editionでした。

色々と残念です。色んな理屈があるのは理解しています。ただ、採算が悪く非効率なことがブランドイメージをより強固にしていくというのも合理的な考え方です。

来年の全世界のロードレースからKawasakiファクトリーはいなくなります。
モトクロスはどうなんでしょうね。私達のできることは、JSB1000でKawasakiの灯を消さない。できることをやり続けていきます。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!