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【763球目】前工程には感謝、後工程には思いやりを

三陽スタンダード⑤の補足文に書いてある一言です。

三陽工業HPより

今日はそんなお話です。


前工程に感謝

工程=仕事の分だけ前工程は存在します。
組立工程の前には必ず部品加工の工程がありますし、検査工程の前には加工工程や組立工程が存在します。

前工程が動いてくれるから自分たちの仕事がある、そんな想いはとても大切です。もう少し大きな括りだと過去・現在・未来の仕事も同じ事が言えます。例えばHR事業なら、
新規営業→採用活動→選考→内定→入社→定着と、簡単にはこんな流れです。
採用の前工程は新規営業ですね。全ての前工程は新規営業と捉えることはできますが、それはHR事業部という括りの中の話で、HR事業は派遣事業なので、派遣業の許可を取る為には、経営管理部が動きます。そこもまた新規営業から見ると、前工程になります。

こう考えると、本当に仕事は繋がっていることがよく理解できます。
前工程で誰かが動いてくれて、成果を出してくれているからこそ自身の工程に仕事が回ってくる、そんな想いを持つことが出来れば自然と前工程には感謝の気持ちが生まれてくると思います。

後工程に思いやりを

新規営業→採用活動→選考→内定→入社→定着
新規営業は採用に対しての思いやりを、採用は選考に対しての思いやりを、HR事業部やGT製造部の後工程は経営管理部です。そこに対して思いやりを。思いやりを持つから行動も迅速になったり、仕事の精度も上がってくる。

研磨でもよくある話です。
研磨に4工程あるとすると、前工程が悪くて時間がかかりすぎる、そんな話はよくあることです。前工程には感謝、後工程には思いやりをという気持ちを持てばそういった話は出てこなくなりますね。

本当に最近よく考えます。全ての仕事は繋がっているのだと。

経験すること

現在の三陽工業では、職種問わず新卒社員は現場での仕事を行うことが必須となっています。営業でも総務でも経理でも広報でもです。
なぜ、そんなことをやっているのかと言うと、三陽工業の中心は製造現場であり、そこで起きていることが様々なことに繋がっているからです。
それを体感してもらうのが最も効率的だと考えているからです。

間接部門でもそれをやるのは、間接部門こそ前工程や後工程が製造現場であり、そこでの経験が間違いなく自分達の今後のプラスになっていきます。
営業は特にです。

入社後、3ヶ月から6ヶ月の間で現場研修を行いますが、みんな最初は不安だと思います。何なら行きたくないと思っているかもしれません。ところが現場研修終了後には、必ず行って良かったと言ってくれます。

製造現場は普段の生活では接することは少ない場所です。ただ、私達の生活は製造現場で生まれたもので溢れています。誰かがどこかで作ってくれているからこそ、お金を出せばそれが手に入ります。お金を出しても手に入らない状況があるということはコロナ禍で体感しました。

その原点でもある製造現場で仕事をするからこそ、そこからの仕事の繋がりがスムーズに想像することができます。

全ての仕事が繋がっています。それを理解して行動すると、仕事の質が変わってきますよね。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。

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