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【623球目】岡山国際サーキット

先週、9月23日、24日に岡山国際サーキットで全日本ロードレースが開催されました。
三陽工業の本社より最も近い距離にあるこの岡山国際サーキット
今日はその時のお話です。



9月23日土曜日

日中はもちろんのこと、朝も夜も暑さが残る毎日の中、久しぶりに涼しいという感覚を持ちました。朝の7時半ごろに本社のある明石市をバイクで出発して岡山国際サーキットに向かいました。

道中、山道ではありますが風が時折涼しかったです。9月の末になっていますので、当然と言えば当然なのですが、そんな状況をなかなか感じることが出来なかったので、非常に嬉しかったですね。一言で言うと、バイク日和でした。

そんな気持ち良い風を感じながら、約2時間程度で岡山国際サーキットに到着します。土曜日は予選のみの開催という事もあり、閑散としたサーキットでありましたが、三陽工業の岡山や明石のメンバーと会うことが出来て、短い時間ではありましたが、良い時間を過ごすことが出来ました。みんなが楽しんでくれていれば幸いです。


9月24日日曜日

岡山市内に宿泊をし、岡山国際サーキットへと向かいます。
岡山市内は少し交通量が多かったですが、それでも数十分走ると一気に交通量が減少します。基本、道中は山登りになりますから、これも非常に気持ちが良かった。日曜日も土曜日に続き、バイク日和です。

そして、道中休憩をしていると社員の車と出会いました。そこで少しお話が出来たのも貴重な時間でしたね。2人とお会いしましたが、2人ともピットウオークにも参加していました。土曜日のピットウオークは約2千円くらいで参加できますが、日曜日は約1万円弱かかるので、バイクが本当に好きな何だなと感じています。

土曜日と日曜日の観客の差がとても大きく感じました。コンパクトなのでより感じやすいのかもしれません。感覚ですが、土日の観客の差は10倍。ある社員には10倍と言ったのですが、実際には5-6倍ですかね。土曜日はとても少ない、日曜日はとても多い。結果として10倍!みたいな感じです。肌感覚です。

さよりんも来ていました。

レース内容

岡山国際サーキットはコンパクトなコースです。
ゆえに、見やすい。鈴鹿サーキットだと30分以上は歩かないと見ることが出来ない様な景色を10分程度で見ることができます。

そして、いつにも増して熱いレース内容でした。

日曜日のアーカイブを張っておきます。
個人的に熱いと感じたポイントも書いておきますので、ぜひ一度ご覧ください。
【J-GP3】
0:45:33 独走のチャンピオン尾野弘樹選手がまさかの転倒
0:58:31 2位を走っていた池上聖竜選手が最終ラップで転倒
1:00:10 最後の最後で1位・2位が大逆転

【ST1000】
2:05:10 最終ラップで1位・2位がまさかの接触からの転倒

時間は目安です。ここ前後になります。
非常に見所が数多くあったレースでした。現地でのその瞬間はとても興奮しましたし、応援しているファンの興奮も伝わって来ました。

J-GP3の展開は見ていてとても面白かったです。最後の追い抜きを目の前で見ることが出来たのは痺れましたね。

ST1000の転倒はモニターで見ていましたが、あっ!という声が出ましたね。
共に最終ラップでのドラマでした。勝負事は最後まで分かりません。まさにそれを体現してくれた2レースでした。

最後に

初めてバイクレースを見るという社員が多くいました。
サーキットは鈴鹿サーキット以外、そのほとんどが山奥にあり、市街地から2時間程度はかかる場所にあります。

そういった場所に行くにはキッカケがないと難しい。これが1つのキッカケとなってバイクレースに興味を持ってくれれば嬉しく思います。私たちはプライベーターであるRS-ITOHを応援している立場ではありますが、最高峰のJSB1000クラスでKawasakiのマシンを走らせているのは私達だけです。バイクレースでの成績がバイクの販売に直結するような時代ではありませんが、そういう時代だからこそ灯を消してはいけない気がします。

J-GP3の表彰台は全員が17才でした。そういった若い人達が力を発揮する場所が少しずつ減っていることを危惧しています。

私達が今出来ることはたかだか知れています。しかしながら何もせずに意見を主張するのも違うと思っています。微力ながらできる事をやらせてもらう中で、主張もしっかりと行っていきたいと考えています。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。

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