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子どもの運動神経はいつ決まる?早期運動経験がとにかく大事!?

インターネットでも運動神経について書かれている記事を見ると同じようなことが書いています。

運動神経を良くするにはタイトルの通り、早期運動経験が本当に大事です。
今回は、他のサイトにも記載されている内容よりも、私が今まで経験してきた中で大事だなと思うことを具体的に書いていこうと思います。

スキャモンの発育発達曲線とは

この名前はどのサイトにも載っているのですが、大事なことですので記載します。
横山医院さんのサイトを引用します。

①リンパ型
免疫をつかさどるリンパ組織の発達を表します。最も特徴的なのは、6歳前後で100%を超えて10~12歳で180%まで発育し、その後低下していくといった他にはない曲線パターンとなっています。

②神経型
脳、脊髄、感覚器の成長を表します。器用さ、リズム感等に影響します。図の曲線の通り、6歳頃にはほぼ100%に到達します。

③一般型
身長、体重、臓器の成長を表しています。14歳頃から急激に上昇し、18歳頃にほぼ100%に到達します。これは、他の型と比べて一般的に皆さんもイメージしやすい、いわゆる成長期の曲線ですね。

④生殖型
生殖器の発達を表しており、性ホルモンの分泌に影響しています。思春期にあたる14歳頃からの発育が顕著です。

横山医院
https://clinic-yokoyama.com/blog/3109-2/
スキャモンの発育発達曲線

特に黄色い線で表されている神経系が運動神経に深く関係しています。
おおよそ12歳までに神経回路はほとんど100%に到達し、その後は緩やかに伸びていくことがわかりますね。

一体どういうことなのか?

運動神経は、頭で考えたことを身体がすぐさま反応して動かすことができる能力が多く使われます。その回路が神経回路です。

この神経回路を構築するには、幼少期の運動経験が大きく左右されると言われています。

どんな子が運動神経が良くなるの?

ここからは私の経験談です。

皆様は、弟妹が運動神経いいなと思ったことはないでしょうか。
私が教えている多くの子どもも、弟の方が運動ができるようになるのが早く感じます。保護者の方からの声もたくさん聞きますね。

何故かというと、乳幼児期から、兄、姉についていこうと必死に立ち上がり、よじ登り、飛び跳ね、転がり、実は色々な経験をしているからだと私は考えています。

自分が親になって感じる部分もあります。
上の子で経験を積んだパパママも容量がわかり、少し目を離す余裕ができたり、お兄ちゃんに相手をしてもらっていたりと自分でなんとかする場面が増えてくると思います。

やはり、自分で行動することは運動神経に深く関わっているでしょう。

どんな運動をしていけばいいの?

これも私の考えです。
まず初めにパパママと遊びましょう。

大前提に運動が好きにならないと動かないですよね?
そこには両親が一緒に楽しむことがとても大事になってくると思います。

ここ最近、公園でこんな光景を目撃します。
子どもをほったらかして携帯を見ている親の姿・・・

なんて勿体無いんだと思いました。

今しかチャンスはないのにと。
公園は、運動神経を成長させられる最高のフィールドです。

砂場:バランス感覚を養える
滑り台:体重の移動や、体幹能力を鍛えられる
ブランコ:三半規管やバランス能力、パワーコントロールを身につけられる

こんなこと考えて公園行かないですよね・・・

そんな世の中で成長させてあげるポイント3選

  1. 運動が好きと思えるように一緒に楽しむ(親が楽しむ事が大事)

  2. 家の中でダメな物をなるべく減らす(ソファーでジャンプなど)

  3. 限界を作らない(危ないからとジャンプさせないなど)

この3つを乳幼児期にできると知らず知らずに成長していくでしょう。

子どもの環境づくりがとても大事です。

まとめ

私が見てきた生徒の中で、泣きながら練習していた4歳が、今ではロンダートバク転など難しい技をやったり、ドッジボール大会に出たりと大活躍しています。

子どもの成長の前に、パパママの心のフィルターを少し薄くしてみてはいかがでしょうか。

どうしても怪我をさせたくない。そんな気持ちもありますし、子育てって本当に難しいので正解はないですが、子どもたちの可能性を少し信じてあげることができれば、今までよりもっと色々な事ができるようになるでしょう。

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