見出し画像

Sansanの新卒デザイナーが成長できた1年を振り返ってみた


こんにちは
Bill Oneでプロダクトデザイナーをしています、新卒1年目のOyuiです。

プロダクトデザイナーとしてSansanで働き、
もう少しで1年が経とうとしています。

今ではすっかり慣れてきている業務ですが
Sansanの新卒プロダクトデザイナーが具体的にどう働いているかを
みなさんはご存じですか?

かくいう私も
正直大学生の頃は
プロダクトをつくるという表層のことしかわからず
働いてみてようやく、たくさんのことを理解できたように思います。

なので今回は
ぜひSansanの新卒プロダクトデザイナーの業務を知っていただくために

Bill Oneという新規プロダクトで働く、
私の普段の活動をざっくりとお話ししつつ
2023年を振り返っていこうと思います!


▼ 業務について

1日のスケジュール

私はプロダクトデザインの業務とは別に
社内組織・Fruitsという新卒デザイナーグループに参加しており

新卒採用イベントや、社内のクリエイター組織活性化に向けた業務を
おこなっていると前回、別記事にて紹介しました。

しかし私はFruitsの活動も行いつつも
Bill Oneでのデザイナー業務をメインとして行っています。

(請求書受領から、月次決算を加速させる
Bill Oneのプロダクトについての詳細は興味があれば見てみてください!)


どんな動き方をしているのかは想像がつきづらいですよね。

私の普段のスケジュールは大体こんな感じです。


とある1日のスケジュール

Bill Oneでの業務は、
PdM(プロダクトマネジャー)と会話し
まだ仕様の決まっていない部分の体験を形にしていくこともあれば

すでに決まっている仕様・機能に対して
エンジニアと連携し、具体的な画面を作っていくこともあります。


入って1年目ではあるものの、すでに色々な仕事を任されています。

画面の文言に始まり、設定導線の体験設計、
Bill Oneユーザーのお取引先さまへのご案内ハガキの制作や
Bill Oneビジネスカードのスタートアップガイドなど…

現在進行中でお話しできないこともありますが
入社当初に比べ、
今はもう少し大きな案件も任せていただけるようになっています😊

▼ 印象的な案件

悔しくも、学びの多かったデザイン業務

2023年はたくさんの業務を経験しました。

振り返って、最も印象的だったデザインの案件をあげるとすれば
それはずばり「Bill Oneビジネスカードに関するデザイン」です。



「Bill Oneビジネスカードを使って経理業務を簡単にできる方法を探る」
「PdM起案の体験をもとにUIデザインを作成し、検討を進める」

ざっくりいえばそんな感じの業務でした。


最初の壁


この業務は初めてBill Oneの先輩デザイナーと並走するのではなく、
私が主導するようにと任されました。

PdMと積極的に連携し、
先輩のサポートなしで業務を進めなければならない現実。

始めた当初は、まさにこうでした。


全っ然わからん~~~!!!!


当初は仕様が確定していないUIを作ることに慣れず
プロジェクトの進め方がわかりませんでした。

また、UIはもちろんBill Oneというプロダクトや経理業務の具体的なフロー
についても理解が足りていない状態だったこともあり
PdMと連携もなかなか思うようにできず、
タスク調整もできないので、頭はぐちゃぐちゃ。

わからないことだけがわかるのに、手がつけられず目の前は真っ暗…。

正直なところ、業務後はひっそり悔しさと絶望で泣いていました。



わからないながらも、やったこと

困っている中、私を救ってくれたのはもちろん
頼れる先輩デザイナーです。


行き詰まっていることをありのままをお話しし、
わからないことの言語化と、
どう対処するのかを一緒に考えてくれました。

話していく中で

・現状のわかっていることすら、自分の中で整理できていないこと
・頭の中だけで論点を考えすぎていること
・UI設計において、作る手前でわからないと決めつけ戸惑っていること

などがわかりました。

ひとまず
経理業務についてはヒアリングや
先輩デザイナーが過去にまとめたものの資料から理解を深めていきました。

また、すでにわかっていることや今回の論点などは全部書き出して
表を作ることでまとめていきました。


この論点をまとめていく作業
当たり前のようにできているはず…と思っていたのですが
実際にやってみると意外とできていないことがわかって

複雑な現状が整理されると同時に、
前提を知らない第三者に伝えるときにもすごく役に立ちました。

そして
挙がった論点や疑問点からPdMと相談をしたことで、
期限までに自分が対応すべき画面の範囲などを把握でき
UI画面を考えていけるようになりました。

これはダメそうかな…?と思っていた体験でも
実際に画面を作って体験してみると意外に良かったり

逆に、体験として成立するだろうと考えていたものを作ってみると
他の条件と重なり実現不可能なことがわかったり

またこの仕様って今のBill Oneではどうなっているんだっけ?と
わからない部分が明確になるなど

作っていく中で、見えてくることがたくさんありました。

最終的には、作ったUI画面から
再度起案部分をPdMが検討するという判断に落ち着いたのですが、

今はない機能について画面をああじゃないか、こうじゃないかと
考えていけた時間は大変でもあり、その分とっても楽しかったです😂

▼ 成長につながったこと

この案件から、今の業務との向き合い方の多くを学びました。

特に

・頭の中で考えがちなので、行き詰まった場合は一旦全部書き出す
・そこから表や図にまとめ、論点を整理してみる
・だめだと思う体験や選択肢でも、画面で起こしてみると違ったりするのでとりあえず作ってみる

ということは、他の案件を経て何度も大切さを感じているので、
今では結構癖づいてきているなと感じています✨

他の案件で整理し、複数案UI画面を考えた図

また、私は作りながら進めていけるタイプだと自覚できたので、
状況を整理した後はどんどん手を動かしていこうという
意識づけにもなりました。

入社当初の自分と比べても、
新規案件を先輩デザイナーや他職種からのアドバイスがありつつも
なんとか自分で進められるようになっているので、成長を実感しています!

▼ 2024の展望

こういった業務を日々行なっていくと、
気づけばあっという間に1年が過ぎようとしています。

特にBIll Oneは新規プロダクトということもあり
プロダクト内での改善や変化していくスピードもとっても早いです。

振り返ってみたときに、
こんなに多くの案件をやってきたのか?
と感じるほどPDCAを回すのが早いプロダクトでもあります。

また今年は私自身が先輩デザイナーになります。
何より今は経理業務の理解に向け、簿記3級を取ることが
当面の目標になっていますので、
さらにさらに成長していく必要がありそうです。

2024年の展望としては
新規案件を安心して任せてもらえる、大きなデザイナーになることですね🔥

これからもめげずに、困難は全部のびしろだと思って
今年も頑張っていきたいです✊


以上
新規プロダクトで働く、新卒デザイナーの日常 in2023でした!

今は中途採用を積極的に行っています!
少しでも興味があれば、ぜひ下記のリンクより応募してみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?