見出し画像

「植物人間の妻」(20字小説)1~4


愛してると言えない貴方を愛し続けていた。


貴方の心が還る器をずっと守り続けていた。


棺に眠る貴方に最期の口づけをしたかった。


炎に貴方が焼き尽くされても愛は消えない。



小牧幸助文学賞に参加させて頂きます。
難しいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?