「日記」旅路の果てに見つけた物は
さてさて、さてと落ち込んでばかりもいられない(笑)
せっかくのお休みだ!
って、先程動き出したワテクシsanngo、既に半日以上を無駄にしている(苦笑)
スナック経営って、人が思うよりも肉体労働なんだよね。そして知的作業も伴われる。
昨夜、私は一人の青年の帰り際に一言注意をした。
私が店でお客様に注意する事は、今までかつて一度もなかった。もちろん、やんわりとあくまでもにこやかに
先輩と思われる上司と飲んでいた二十代と思われる青年は、その妻に迎えに来てもらおうと何度も席を立ち、外で電話を掛けていた。
それもどうかと思う。深夜零時を回ったところで、嫁に迎えを頼むのも…(まぁ、それはいい。どの家庭にも事情って、ものがある)
「迎えに来てくれるって!!じゃ、」
妻のご機嫌が取れたのか、嬉しそうにリュックを肩に掛けて、そそくさと
「じゃっ」
と帰ろうとした彼を私は呼び止めた。
「ありがとうございます。でも、何か忘れてる事はない?」
「はっ?忘れ物ないっすよ」
周りを見渡す彼に私は最大限の優しいイントネーションで言った。
「少なくとも上司の方に『ご馳走様』くらいは言おうよ」
「あ?ああ、ご馳走様っす」
捨て台詞のように言い残すと彼は逃げるように店の扉を開けて出て行った。
その上司は、いきなり私に握手を求めてきた。
「ありがとう、俺が言えないこと言ってくれて。今のうちの若いの、あんなのばっかりで…」
彼等が勤めている会社は一応、世間では名の通った大企業だ。
それが一介のカラオケスナックのママにまさか注意されるとは思わなかったのだろう。職業に貴賤はないと言うが、何処かの知事も何事かほざいていたくらいの国だ。
「いいえ、人として当たり前の事を教わらずに生きてきたんでしょうね、彼。誰かがいつか言ってあげるべきだと思いました。多分、覚えてもいないでしょうけど」
「教育」ではなく「しつけ」は、家ですべきなのが当たり前だった昭和の時代。
最低限の礼儀は、学校ではなく、今も親がしつけるべきだと思う私は古いのだろう。
えらく感激したらしいその上司が
「いや〜、嬉しかった!何でも飲んで!」
と言ってくれたので、二日酔いになるまでご馳走になった次第(笑)
もちろん、「ありがとうございます」と「ご馳走様でした」は、忘れずに言ったけどね(苦笑)
相棒のミユは
「私なら、『おい!せめて財布くらい出して千円くらい置いて行けよ』って言っちゃうからね」
舌を出して笑っていた。
昨夜はそんな夜だった。
それから、今日は大好きなnoterのノノさんの一周年記念の日だと言う。1年間って、長いよね?いや短いのか?何はともあれ、
ノノさん、note一周年おめでとうございます。
これからも、継続は力なりを実践していってくださいね。
桜が蠢き始めている。
春はもう始まっている。
前を向いて歩き出そう。
私と主人との思い出は、誰が何と言っても汚す権利はない。
あ、旅路の果てに見つけたものね(笑)
こちらです!
ここまで読んでくれて、ありがとう!
ボチボチ起きますか(笑)
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