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2019.11.12 文字ch_もじチャン vol.3〜世界が交差した瞬間〜

noteを書く時間って、「自分との対話の時間」みたいな感覚。あの時のわたし、今のわたし、どう感じたっけ。その気持ちに、言葉をつけてみよう。そんな感じ。

前回の文字ch vol.2で、noteのまいにち更新についてパーソナリティのおふたり、そしてチャットを読んでくださっているみなさんと考える中で「言葉を引き出す」という作業を手伝ってもらったのが、とってもおもしろくて。自分のことって意外と自分がよくわかってないのかもしれないな。でも、優しい世界に包まれて一緒に云々考えてもらって、わたしの気持ちに言葉をつけてもらう。その作業がとても楽しくて。ラジオって、対話って、そんな不思議な力があるんだなぁと心がふわっとあったかくなっていました。そんな文字chもついに後半戦。ここからは、「音のない世界」と「音の世界」が狭間で交差していく旅が始まります。


***

♢歩くこと・温泉に入ることが好きです

みたに:と、、とりあえず次の質問いきましょうか。毎度おなじみの?

20デニール大好きさんからの、「旅の行き先はどう決めていますか?」

というおたよりです

アイ:20デニールさん!いつもありがとうございます〜〜〜!

sanmari :( 常連さんなんだ ) 

みたに:(2回目ですけどね)

アイ:ということだけれど、どうかなー

sanmari : 

旅の行き先は、気分です笑。
あと、だいたい「誰かに会いにいく」ために行く旅が多くて。
だから、本格的な行きも帰りも道中も一人みたいな旅は昨日今日の鬼怒川が初めてでした!それから、めっちゃ温泉がすきなので、秋冬は温泉があることがだいぶ優先順位の上にきます。

みたに:そうそう。よくお風呂出てくるイメージある

sanmari : 願わくば、ずっとお風呂に浸かっていたい人生です。

みたに:ふやけちゃう

アイ:笑笑

お友達とお風呂いくことも結構あるのかな?あの星空のお話とても素敵だったのだ!

sanmari : これですか?

アイ:ですです!

sanmari :温泉は、よく友達とも行きますね。
大学が東北だったのですが、日帰り入浴やってる旅館がわんさかあって。テスト終わりのご褒美とかで通ってました笑。その名残で、今でもよく温泉行きますー。

みたに:温泉女子!

あと、なんかよく歩いているよね。

sanmari : これは、旅しゃぶクルーのasukaさんからのススメでして。無心で歩きました。

#旅と写真と文章と  のメンバーのことをここでは「クルー」と呼んでいます)

みたに:まじ無心。そういえば、クルーのTakaさんも歩く人。

アイ:そうそう。最長40kmと言ってましたっけ。

sanmari : そういえば、ちょっと思い出したんですけど。関西の人にしかわからない距離感かもしれないのですが、河原町から京都駅までも歩いたことあったなぁ。しかも、デートで。

アイ:え〜〜〜けっこうなきょりいいい

sanmari :河原町で京都駅の方角を尋ねたら、お店の人に怪訝な顔されました。

アイ:お店の人も怪訝になる距離w

みたに:www

sanmari : なにを思っていたんでしょうね。当時のわたしたち。でも、とりあえず歩くことと温泉がすきです。

みたに:エネルギー源はなんなんだろう

アイ:たしかに!歩いてるとリフレッシュできる??

sanmari : なにも考えなくていいことが、最高の幸せです。お風呂にしても歩くにしても。

 みたに:その反面で、考えて書くをやっているのが面白いよね

sanmari :中途半端なのがダメなのかも。考えるときは考え抜くし、なにも考えないときはホントになにも考えない。みたいな。

アイ:うんうん。そうか、何も考えないときは無音がいいんだね。


♢音のない世界と音の世界の狭間は、毎日がイントロドン

みたに:あ、聞こうと思ってたんです。

岡山で最初に耳にした音が、倉敷有隣庵の扇風機の回る音って話を聞いて、すごく情緒を感じたんですけど、音の狭間にいるからこその音みたいなことってあるものです?

sanmari : なんていうか、補聴器って完全に声を聞き取れる機械ではなくて。ホームビデオみたいに、全部の音を大きく拾うんです。一応、わたしの耳の聞こえ方に合わせて調整はされているのですが。なんというか、人間の脳って聴きたい音を拡大して聞き取るようにできているんですけど補聴器はそうはいかなくて。

瀬戸内旅のとき、キャンピングカーで音楽を流していたんですけど、わたしには全く聞こえないんです。でも、「誰かの歌っている口の形を見て曲名がわかるとその曲がはっきり聞こえてくる」みたいなのは音の狭間にいるからこそ味わえる感覚なのかなぁと思ってます。

アイ:!!そうなんだ・・・・!そもそもの人の脳と耳の関係をしりませんでした・・・!でも確かに、何の曲かわかると急に解像度上がる時あるかも!答え合わせができるというか

みたに:イントロドンとかだとそうだよね。分からないときは知ってる曲でもわからない

アイ:それこそ、集中する場所にsanmariちゃんがチューニング合わせる感じかな

sanmari :たぶん。補聴器屋さんで前に言われたのは「sanmariちゃんは、勘に頼って生きているけど自分で思っているよりもきこえてないよ」でした。

みたに:うんうん。こうなんだろうなーってことが違っていることもあるよね。そりゃ

アイ:そうだよね、私たちだって、実際他の人の聞こえ方とかわからないしね。あ、私結構最近、自分の話し声がちっさいって気がついたんですよ。自分のことなんてぜんぜんわからないよね笑

みたに:そもそも自分の声ですら録音してる声違いすぎるし笑

sanmari : たぶんそれと同じ感覚で、自分の手話を録画すると変な感じです笑。想像以上に動きが小さかったり。だから、学生の頃の自分の手話動画見て、ひとりで笑い転げたりする夜もあります。不気味ですよね。笑

アイ:いや、私いままさに、自分で録音した喋り方聞いて、笑ってるよw

みたに:それ。本当にそれ。おもしろい。


♢音のある世界と音のない世界の狭間の架け橋へ。もっとみんなにおもしろがってもらいたい

sanmari :そういえば、「おもしろい」といえば。幡野広志さんが以前こんなことをおっしゃっていて。

おもしろいというのは、ゲラゲラ笑うことではなく、考えさせられるということです。

みたに:いとをかし ですかね。おもしろい~!っていうとき、とっても興味深いーって使いがちです。確かに。

sanmari : みんなに、この世界をおもしろがってもらえるような言葉を紡いでいけたらいいなぁと思うのです。で。願わくば、両者の架け橋になれたらなぁなんて漠然と思っている今日この頃です。

アイ:いい!私もすんごく僭越ながら。sanmariちゃんの立ち位置ってちょうどどっちの気持ちもわかるし、sanmariちゃんはsanmariちゃんの世界でもあるって感じなのかなと思ってたのですよね。だから、「音の世界」「音ののない世界」「音の世界と音のない世界の狭間」の3パターンの世界がちょっとずつ見えてる。のかなあ。って。
だから架け橋にもなれると思うし、面白がり方も伝えられる気がする。

sanmari : やっぱり、手話と日本語って言語が違うからとてもいい考え方を持っていても日本語で伝えられない聴覚障害者って多くて。手話も大事な言語だとは思うんだけど、日本語で伝えていくことも共生には必要だろうなぁと思っているところです。だから、noteっていうツールを教えてくれて続けさせてくださってる旅しゃぶのみなさんに感謝しかないです。。。


♢旅しゃぶラジオ、初の要望をいただきました!みなさん、お知恵を貸してくださいませ

みたに:そしてそして。手話に関するおたよりが届いているんです。

ラジオネーム:くるくるさんから。
「今回のゲストのmarinaさんへの要望です。手話に興味があるので、いつかオンライン手話講座をやってほしいです!簡単な挨拶から少しずつ習得していきたいです。」

伊佐:わかる!

その他何名か:挨拶を習いたい

アイ:教祖が登場した!

(   #旅と写真と文章と のslack上でチャットを行っていたため、乱入が可能。今回、ここに載せていないのだけれども5〜6人がしれっと参加してくださりました!感謝)

みたに:とりあえず、「旅」と「写真」と「文章」はこの間。

asukaさんのが『文』
伊佐さんのが『写真』
菜生さんのが『旅』

これとか見てて思ったのはね、ひとつ思ったのは技というか技術的な「手話」もそうだけど、sanmariさんが伝えてくれる世界を感じたいってことをみんな、「手話を習得したい」と言っている感がするんですよね。

sanmari : 確かに。わたしも、別に言語として覚えて欲しいとは思っていなくて。でも「伝えたい」っていう気持ちとそのためのツールになったらうれしいなぁと思っています。そのお手伝いになるような表現を配信できるよう模索してみようと思うので、どなたか動画詳しい方はじめ方をご教示ください!

アイ:お!これはあとでちゃんと募集しよう!

sanmariちゃんがnoteを書いてくれて、しれた世界が結構あるんですよねえ。聞こえない世界がとっても豊かだなあ。と思える情景がたくさん盛り込まれていて。それもすでに大きな一歩だよなあ。と感じています。個人的に。想像もしなかった世界が、想像できる世界になるとっかかりになると思います。sanmariちゃんのnote。
うん。(自分で言って自分で納得するやつ)

sanmari :うれしい。

アイ:うん、これからのsanmariちゃんの動きも楽しみ!


♢わたしにとって「旅しゃぶ」とは

アイ:さてさて、宴もたけなわではございますが。最後にぜひ!こちらを答えていただいて、文字ch第一回を終了しましょうか〜!(なにせもう2時間半w)

sanmariちゃんにとっての旅しゃぶとは!

sanmari : 

たくさんのロールモデルに出会える場。です。
特に瀬戸内旅を通してそう感じていて。こんなあったかいコミュニティをつくるお兄様お姉様方みたいなオトナを目指していくことが、わたしの理想とする架け橋への一歩なんじゃないかなと思っていて。
キャプテン兼教祖の伊佐知美 さんをはじめ、みなさまこれからもどうぞよろしくお願いします☺︎

アイ:もう兼務してることになっちゃてるwwすごい素敵な回答〜〜ありがとうございます〜〜!
は!今回はすごいしっかりしまったのでは??

みたに:いつも締まってるはずです笑

sanmari : (笑)

みたに:そろそろ番組終了の時間となりましたね!!最後までご清聴??ありがとうございました。
第3回旅しゃぶラジオは、

アイ:アイと!

みたに:みたにと!

アイ:(sanmariちゃんがきてくれない・・・)

sanmari : ( ぼーっとしてた! ) 

sanmariでした!

みたに:で、お送りいたしました!ありがとうございました!

***


こんな感じで、終始ゆるぽむな雰囲気の中、結構ガチめに対話をさせていただきました。この旅しゃぶラジオだけでなく、普段のslackでのやり取りやオフラインでのやり取りでも、わたしの世界がじわじわと広がっているのは確実に周りの皆様のおかげでして。

「旅」とか「世界」っていうと安直に海外旅行や国内旅行みたいな物理的なものを連想しがちだけど、「音のない世界と音の世界」だったり「見えない世界」だったりそんなふうに「どう世界を見ていくか」を考えていくこともまた、旅なのかもしれない。そんなことをじわじわと浮かんできているところです。

兎にも角にも、みたにさん・アイさん・旅しゃぶのみなさん、素敵な機会をありがとうございました。これからもよろしくお願いします!


⭐︎バックナンバー⭐︎

2019.11.12 文字ch_もじチャン vol.1〜旅しゃぶslack近況コーナー〜

2019.11.12 文字ch_もじチャン vol.2〜「余地」を探そうと思えるのがまいにち更新の良さなのかもしれない〜












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