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女性リーダーの数を増やすこと

企業の組織内において
女性のリーダー格を増やしていくことは
日本の社会課題だと言われている。

しかし数合わせで増やそうとしているうちは
本当の課題は解決できないと思っている。
 
「女性」で括った数を増やすことに
なんの意味があるのだろうかと疑問に思う。
 
なぜ増やした方がいいのか?
という問いに答えられる人は限定的。
 
世界的に言われているから?
数が揃わないと恥ずかしいから?
数合わせの議論には意味がない。
 
単純に言うと日本の労働人口が減っており
女性、シニア、外国人、ロボットなど
もっと活躍する人を増やして
生産性を高めていかないと
国としてやっていけないのだ。
 
そういう事実に向き合わずに
頭数だけ増やしても意味はない。
 
生産性は量ではなく
質の問題ではないのかと思う。
女性も男性も。


従業員のうち数%は
女性が占める比率を高めようという話は
SDGsで数値意識をした
二酸化炭素枠の排出権相殺と同様
根本の改善につながらない。
 
もちろん意識を高めるためには
数値目標を定めることに賛成である。
 
何事もそうだが物事が変わる根本は
数を埋め合わせることではなく
関わる人のマインド変革が肝要である。

女性が活躍できるようになるには
女性枠を増やそうとしてくれている
社会の仕組みに甘んじることなく、

女性自身が社会の中で働きながら成長し
何で持って貢献をしていきたいかを問い
自らの意思で歩んでいくマインド醸成が必要であろう。
 
女性だけを特別扱いしているうちは
何も変わらない。


男性や女性という括りではなく
1人の人間としてチャレンジする人財を
これからもSANKOは応援していきたい。

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