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マサラワーラー、府中に現る!

昨日、5月12日インド料理のユニットマサラワーラーさんに府中インドの会に登壇して頂きました。料理を食べたわけですが、登壇してもらったというのが実は正しい言葉遣いのようなんです。

イベントのチラシ

府中インドの会、第13回チャイ&トークに30名の皆様と一緒にカレーを頂きました。マサラワーラーのカレーイベントの名前は「食べさせられ放題」。食べ放題じゃないんです。

マサラワーラーとは

オートリクシャーできてくれました!

​インド料理を作るのが好きで、作りすぎるけど作りたい!だったら食べたい人に食べてもらえばいいじゃん!ということで、店は持たずにあっちこっちでインド料理(主に南インド料理)を作る2人組。南インドの食堂でバナナの葉っぱの上でお腹いっぱい食べる「ミールス食べさせられ放題」をはじめ、料理教室やイベント出店、トークショウなどなどを日本全国、ときには日本の外でもやっている。料理だけでなく、それぞれインドの太鼓を叩いたりインドムービーダンスを踊ったり南インドの本も出しちゃうインドユニット。

マサラワーラーHPより

実は家が近所

府中インドの会の会場である普賢寺とマサラワーラー、武田さんのお住まいは実は近かったのです。むしろ今までなぜ遭遇しなかったのかと不思議なくらいです。

今回のテーマは「食と多様性」

今回、トークテーマは「食と多様性」というものでした。
このテーマにしていった、食を通じて、
・日本とインドの違い
・インドの中でも地域での違い
・スパイスの広さと深さ
・文化交流としての食イベント
・武田さんの絵画やダンス・鹿島さんの音楽などの表現との違いと共通点、などを聞いてみたいと思っていました。

会のたてつけ

食べさせられ放題前の二人の爆笑掛け合い

「食べさせられ放題」

さぁ、お待ちかねの「食べさせられ放題」
マサラワーラーのお二人がインドの家庭や行事などさながらにとりわけてくれます。どんどん休止してくれます。

今回、3,4人除いてみんな手食いってました!

今回のメニュー

  • サーンバール

  • クートゥ ラッサム

  • コーリコロンブ(チキンカレー)

  • ミーンコロンブ(魚カレー)

  • マトンチュッカ(マトンのセミドライグレイビー)

  • ベジタブルクルマ(野菜とココナッツマサーラーの煮込み)

  • ミックスポリヤル(野菜炒め)

  • アッパラム(揚げ煎餅)

小休憩

これまたインド版シエスタのようにゴロっと横になる人も。
せっかくブルーシートも敷いているので寝やすい。
何とも自由な感じが最高です。

トークライブ

後半は二人のトークを存分に聞かせてもらいました。
府中のアーユルヴェーダご飯の母、真塩ちゃんと一緒にファシリとして一応、質問などを纏めていましたが、ほぼ二人に丸投げ。

だってそれで十分すぎるほど面白いんだもん!

二人のプロフィールや今の形になっていった流れ、インドに感じる魅力などたっぷり話してもらいました。

チャイタイム

お話が一段落付いたところでチャイタイム。
お馴染みグルテンフリークッキーと今回はトゥルシー入りのチャイを真塩ちゃんが用意してくれました。

個人的に面白かったところ

全体を通じて、多くの皆様と美味しいカレーを頂き楽しいトークで笑えたりつながれたりという体験でした。

トーク部分などで特に面白かったところをちょっと纏めてみます。

「今の形を最初から描いていたわけじゃない。カレー会も最初はお皿一盛りいくらとかでやってた。でもそれだとお客さんの顔を覚えていない。これぞインド!!ってのをやりたくて今の形になっていった。」

「王道は全然選べない。ヒンディ語をやったのに南インド行っちゃうし、絵を描いても売れないし音楽やってもお客さんきてくれなかった。でもカレー出したらめっちゃお客さんがきた。」

「インドのご飯も美味しいのだけど、それだけじゃない。お願いしたら気楽に厨房見せてくれるところとか、トイレ借りようとしたら厨房の奥にあったりするところとか。実は薪でカレー作ってたりとかめちゃくちゃエモい!」

「自分達のことをシェフだとは思っていない。これはライブだと思っているからグッズ販売から考えたりする。衣装も揃えるし。」

「インドに行くと頭から何か出てくるみたいにテンションがあがる。そういうのを日本でもちょっとだけでも再現したくてカレー作ったり、オートリクシャ乗ったりしている。」

「インドを楽しむコツは何かあったら『めちゃくちゃインドっぽい!』って思えば良い。インドが嫌いになる人は『日本だったら・・・なのに!』って思っちゃう人』

これら、共感の嵐でした。

僕が府中インドの会を運営しているのも考えてみたら、日本で如何にインドっぽくするかというテーマがありますもんね。

そういう意味で府中インドの会周りで出会って下さる方は本当に有り難いのです。

まとめ

言葉としても「食と多様性」について、引き出せたらと思っていた僕の考えは何とも浅はかでした。

場作り全体を通して自分達が大好きなインドを丸ごとシェアしちゃう、そのあり方そのものが自然と「食と多様性」を大いに表現されていたのです。

好きだからテンションが上がり、好きだからグッズや衣装も用意して、ご飯作ってサーブしてって大変なことでも続けられて、多くから引っ張りだこでっていう循環が生まれてしまうんだろうな、と。

いやぁ、おみそれしました。
近いですし、是非また何かで関われたらと思います。

日本のお寺とオートリクシャ、何ともエモい!



Saniwaからのお知らせ

6/4・6/6 デリーからの日本語学習中高生の東京観光ボランティア

デリーにあるインターナショナルスクール、Bluebells School Internationalから25名の日本語を学んでいる中高生25名がいらっしゃいます。東京を観光するときのボランティアさんをもうちょっとだけ募集します。

両日来られる人、同じくらいの年代の方達特に大歓迎です。

6/8 インドランチ&トーク会 ~そろそろインド行っちゃうか~

6/8にインドから日本人が安心・安全の旅をサポートをし続けてきたフォクナさんが来日します。合わせて、今のインド旅の可能性に思いを馳せるランチ会を開催します。

合わせて様々なパイオニア・専門家の皆様のショートトークや気楽な交流ができるランチ会です。

6/30 第14回 府中インドの会チャイ&トーク

東京外国語大学ベンガル語教授タリク先生による「ダイバーシティ(多様性)と言語」を予定しています。

また詳細はの府中インドの会FBグループページで。


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