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追いかけて、届くよう。#6

こんにちは。REALITYライバー兼noteライターのみうみうです。同志が増えて読む喜びも増え、兎にも角にも大変満足しております。今回は少々長くなりそうだ、サクッと本題に入ろう。

「なりたい自分で、生きていく。」

ご存知の方はご存知、わたくしみうみうの拠点『REALITY』の有名すぎるキャッチコピーである。「スマホ一台で好きな自分に変身!」もあるようですが。アバターを使ったVライバー御用達の、配信アプリです。ギリギリまだ現役で声を届け続けています。

それにしても、このフレーズは人をめちゃくちゃ悩ませるというか、真面目な(私は真面目の代表選手だ)配信者にとっては悪魔的に悩ましい。

今夏(2024年5月現在)、アバターの体型までも選択可能となるらしい。なので、アバターに定評のあるREALITYのこと、素直に考えれば「なりたいアバターで理想の自分になろう」というような意味だろう。見てくれはともかく、中身についてはみんな何になりたいんだろうね。

ちなみに現在の私は、金髪ツインテールのカジノディーラーといった出で立ちで配信中だが、勿論ほんの遊び心で、すかしてませんし、別になりたくない。ライバーの外見は流動的な人がほとんどだ。

「有名になりたいですか?」

今でも鮮明に記憶して、このお題を見た瞬間に思い出した質問がこれである。
配信界隈の知識はゼロに等しい私がぴっかぴかのビギナーの頃、ひょっこり入室してきた何者かに問われた。「私は応援者でありたいです!」テンポの良さを求められる配信中、長考もできないわけだが、私は嘘偽りなく、こう答えた。有名になりたいって答えたら、もしかしたら巨額の応援アイテムが降り注がれたのか笑(配信界には娯楽屋さんみたいな存在が稀にいる)(余談だが、REALITYにはそんな風にして大手になった有名なライバーが実在する)。

三周年をとっくに過ぎている私は、配信者の成功モデルを嫌になるほど目にしては、悩み、どんよりしてきたと思う。勝ち負けとかそういう視点じゃなく、特別になろうとする者の数に押されて毒され過ぎてしまった。
しかし、酸いも甘いも知った現在の私は次第に強くなり、確信している。「やはり自分は人の応援をする者でありたい」。質問された時から数年間、ずっとブレがないのである。

応援者とは何か

私は私のことを配信者の経験を通して発信し続けているから、応援といえば、主にお金による支援(投げ銭、スパチャの類だ)と思われるだろう。結論は、NOだ。

配信の性質上、お金も使う。だがスキ!の推し活(たまにはあるけど)ではなく、「この人なんか光ってますよー!」を目立たせるようにスタンプ(みうみうの推薦だ!的な)を押す感覚で応援ギフトを送っているのだ。(リスナーにも応援ランキングなるものが存在する)ので、金銭的支援は立派な応援だが、それだけが応援者の仕事と思われては困る。巨額投資できるなら、確かにやっちゃいますけど笑。

応援の形は様々だ。旧Twitterのリツイートや、noteの紹介記事、口コミ、応援自体は人それぞれでいい。本質を先に言ってしまおう。

人を理解する

「利他(人の為の利益)」“だけ”を軸に、動くことそのものが私のいう応援だ。もし本当に何も与えられないのだとしたら、祈るだけでも応援なのだ(不思議と自分に巡ってくるが見返りは望むな)。
それって、自分に何の得もないじゃん!って思う人は多そうだが、私にとっては当たり前で楽しいのだ。
自分が得するために動く人に本物の光は宿らないと思うし、私が接触する機会もないし、得があるかは知らないが、悪いことなど何もないんだ。

隣人は立派 将来有望 才能人
そんな奴がさぁ 頑張れってさぁ
怠けて見えたかい
そう聞いたら頷くかい
死にたくなるよ 生きていたいよ

BUMP OF CHICKEN『才悩人応援歌』

世界のための自分じゃない
誰かのための自分じゃない
得意な事があったでしょう
大切な夢があったでしょう

BUMP OF CHICKEN 同上
 2023「be there」Tourより

そんなちっぽけな応援をする私のような者の絶対的味方である、BUMP OF CHICKENの『才悩人応援歌』。「才能」ではなく「才悩」であり、夢破れそうな者の悩みを全力で理解してくれる歌詞が秀逸だ。
ご紹介したツアーバージョンでは、「得意な事があった“でしょう”!大切な夢があった“でしょう”!」とCDと異なり、言い聞かせるように歌ってくれていて「忘れんなお前の夢!」と、人の心に真っ直ぐに光を照らしている。

応援とは、『理解』なのかもしれない。すなわち、「応援者でありたい」という私のもっと先にある気持ちは、「人を理解したい」なのだろう。

数年後の私

BUMPも米津玄師さんも同じ事を語っているのだが、彼らは作品としていつでも我々のそばに在れるように、音楽を制作している節がある。たった一人が救える数なんて、たかが知れている。いつでもは側にいられない。でも作品はいつでもどこでも飛んで行ける時代になった。

けして人を応援する事を諦めない彼らのように、今は私の応援歌をnoteに綴る。配信者としてなのか、もの書きとしてなのかはわからない。
それでも人を理解したいという優しい同志が増えていて欲しい。

文、歌、話。何でもいい。私という人間の“声”が、できるだけ沢山の人々に届いている世界
嘘偽りなく、私が夢見る未来である。(#6 End.Thank You!SeeYou!)


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