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【昨年末にやっと再開したKIX⇔奈良のリムジンバスを利用してみた。高の原駅のバス路線が過疎化】

三年9か月ぶりに一時帰国して驚いたのが、関西国際空港⇔奈良のリムジンバスがなくなっていたこと。
それについては以前にも書いたのでこちらを見ていただくとして。

2023/08/29
【いまだにコロナの影響?奈良交通リムジンバス全面運休!!】
https://sake.vietnhat.tv/e55449.html

2023/11/23
【関空⇔奈良のリムジンバスが、12/16~やっと再開するそうです!】
https://sake.vietnhat.tv/e55821.html

昨年12/16~再開したということで、今回の一時帰国でさっそく利用してみました。
来週また関空に戻りますので、有効期限14日間の往復券を購入しました。4,500円也。
以前は3,900円でしたので、15%の値上げですが、走ってくれるだけで御の字です。
利用し始めた2016年からコロナ後の再開までずっと据え置きでしたから、まったく問題ありません。

問題は路線が一つしかなく、しかも3~4時間に一本。第一ターミナルからは一日5本しかないこと。
経由地は「第二阪奈生駒」→「大和西大寺駅」→「奈良県コンベンションセンター」→、そして「JR奈良駅東口」が終着駅です。
「学園前駅」も「近鉄奈良駅」もなくなっています。

さて、飛行機が8時半に到着して、第一便に乗り損ねた私は、案内窓口で「次は10:45までありませんが、よろしいでしょうか?」
ブログを投稿したいと思っていたので、乗り場から近いカフェを教えてもらいました。
小一時間ほど作業し、ちょうど頃合い良く、9番乗り場で待つこと5~6分。
乗車客は5~6人。日本人ばかり。奈良に観光という感じではなかったので、旅行から帰って来た人でしょうか。

リムジンバスは乗り心地が良く、良く晴れて澄んだ青空と海を眺めながら…
LCCで帰って来た私には、爆睡の場所となりました。

「第二阪奈生駒」に到着。
古くからの土地に新しい家が建ち始めた感じで、奈良交通バスの停車駅でもあるのですが。
のどか過ぎて、なにゆえここに停まるのか、分かりません。誰も降りませんでしたし。
ここよりも学園前駅に停まった方が、多くの方が助かるだろうに。
次の停車駅「大和西大寺駅」に向かう途中、蓮の花で有名な「喜光寺」の前を通りかかり、
「あー、奈良に帰って来た♪」という気持ちがひしひしと押し寄せてきます(写真)。

私は次の停車駅「大和西大寺駅南口」で降りましたが、このままバスは「平城宮跡」や若草山が望める道を通り、絶好の観光バスと化すでしょう。

しかしなにゆえ近鉄奈良駅でなく、「奈良県コンベンションセンター」に停まるのか。
バスの発着場所に適しているということもあるのでしょうが、国内・海外からの観光客を見越してということであれば。
バスには常時、外国人や国内の観光客が乗車していなければ意味がありません。

以前は時々外国人が乗車していましたが、そもそもバスの存在自体を知らないのではないでしょうか?
あるいは「奈良」への誘致が関空→奈良となっていないのではないでしょうか?
「大阪」「京都」を経由して、「寄れたら寄りたい奈良」になっているのではないでしょうか?

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さて、高の原まで帰ってきました。
いつもはタクシーなのですが、今回はVietJet利用で荷物の重量制限により、スーツケース一個なので、バスを利用することに。

そして驚きました!

土日祝は、朱雀方面の巡回バスが、一時間に2本しかないようになっている!
「JR奈良駅」や「平城山駅」(今、観たら梅美台二丁目もあるみたい)など入れるともう少し本数がありそうだけれど。
こんな立派なバスターミナルがあっても、過疎化~。

みなさんお車を保有していらっしゃるのだと思いますが、
高齢家族が(アプリのみで電話で)タクシーも呼べないとなるとますます不便な町になりますね。

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