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【わらわらとやって来た公安の人たち。挨拶周りですって。】

昨日、比較的遅い時間。
火曜日はただでもお客様の少ない曜日で、昨日は遅い時間は誰もいらっしゃらず。
スタッフもいない日で、私一人。
カウンターで一杯飲みながら、水曜日の予定を考えていたら。

角打ち側の入り口から、わらわらわらっとベトナム人の若い男性が三人。
モスグリーンの公安の制服が真新しい。

「いらっしゃいませ~」
まさか、飲みにいらしたのではない・・・ですよねw

「私は日本人です、ベトナム語、話せません。私一人です」
「英語は話せますか?」
とここまで英語でやり取りしておきながら、
「いえ、(話せる)自信ないです」
と言うと、というかその英語を聞いて、一人がさっと店を出ていきましたw
よしんばベトナム語や英語が少しだけ話せたとしても、こういう時は母国語でキチンと対処した方が良い。
と聞いたことがあります。

そして隣の「鮨・炉端きよ田」の従業員さんを、通訳として連れてきました。

どうやら三人のうち一人は、新しくこのあたりに赴任してきた公安(警察官)で、引継ぎやら挨拶周りに回っているのだという。

「オーナーは誰だ?どこにいる?今、会えるか?」
「ビジネスライセンスを持ってるか?」
「この物件の大家さんは誰だ?どこにいる?」

矢継ぎ早に質問。
オフィスの方にビジネスライセンスを取りに行っていると(どこに置いたかなぁ)角打ちの方は誰もいなくなるし。

だいたい、あなたたち、本物なの?(昨今の日本なら普通に疑いますよね)
当店のビジネスライセンスをスマホのPDFファイルで見せようかと思いましたが、それも面倒くさいので。

表玄関に案内して、標識を見せました(写真。右の柱に税番号の入った標識が貼ってあります)

「これがウチの店、この上がこの物件の貸主です」

上階のICSさんは、LGBTを支援する企業(機関)で、政府筋ともつながりがあると聞いているので、そっちでやってくれ、と思います。
代表の電話番号を聞くのですが、そんなのすぐに出てきませんし、ぺらぺらと個人情報を教えるのも何なので。
ICSさんや当店を担当してくれているビジネスコンサルタントとそれぞれ繋がっているZALOとMessengerにアクセスし。
「連絡したいことがあったら、ここの私のコメントから書き込んでください」
と言うと、なんか、ベトナム語で送信していました。

そして最後に、赴任してきたばかりの公安の人の名前と電話番号をメモしてもらいました。
最初にちゃんと、名を名乗れ、証明書を見せろ、ですよね。

ということで、和気あいあいとした中で「挨拶」は終わり、他の店も回るのかなぁと思ってお見送りしたら。
そのまま、バイクで裏ビッチャンを出ていきました。

2年前にも一人でいらっしゃいましたが。
その時は、当店のスタッフとZALOを交換しておりました。

最後に。お仕事中だったのに、通訳をしてくださった「きよ田」のスタッフの方。
お世話になりました、どうもありがとうございました!

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