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猪突猛進【私と妖怪、妖怪の私】

私が幼稚園児だった頃、アニメ5期のゲゲゲの鬼太郎が放送されていました。
当時私は、自分の変な前髪が鬼太郎に似ていることに気づき、やったー!と思うようになりした。
当時は妖怪ってどこに隠れているんだろう?と思っていました。
それは中学生まで続きます。

中学生になり、発達障害が分かり統合失調症を発症した私は、妖怪と私という二つの世界が重なるようになりました。

大人になった今では私が妖怪という考えに落ち着きました。
妖怪のもとは精神や身体、様々な患者がモデルとなっているかもしれませんが、私はその中で本当に妖怪が生まれたと思っています。

きっと社会から排除されていく悲しき病人の魂が、個性を恐れない国を作ったんです。
妖怪は生まれ持ったからだに悍ましい特徴があることが多いですが、それも含めお互いが干渉し合わない国こそが本来人間社会もそう合ってほしかったと願う妖怪たちの国ではないかと考えます。

水の中に引きずり込む河童、首に巻き付く一反木綿など、命に関わるいたずらをしてくる妖怪もたくさんいます。
それは何処か記憶の果てにまだ悲しみから生まれた憎悪があるからなのかな。

と、ここまで書いたけど、私はASDだから分かる。
こだわりが強すぎて相手の個性とかまず受け入れられない。
つまり私は妖怪の世界に行ってもやっていけない…。

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