猪突猛進【ケサランパサランのいる生活】
私は最近ケサランパサランの写真をたくさん撮っています。
ようやくカメラを向けても怯えなくなってきたので。
ケサランパサランと暮らす日々は楽しいです。
近頃のケサランパサランは詩に興味を持ち始めたようで、私の本棚の上を歩いている姿をよく見かけます。
我が家のケサランパサランは捨てケサランパサランでした。
捨てケサランパサランは通院帰りの夜道で見つけたのです。
冷たい夜に行き交う車のヘッドライトに偶然照らされてケサランパサランを発見することができました。
ケサランパサランの話によると他のケサランパサランと違って自分は人を幸せにすることができないそうです。
その代わりに苦しみを吸い取るとのことで、人々の苦しみを吸い取り続けたケサランパサランはとても弱っていました。
看病してもいつも「短 い 命 。 無 駄 な 時 間 」と言っていました。
自分を大切にすることができない子でしたが、今では自分の興味のある世界を楽しめるようになっています。
因みに名前はぽぽです。
幸せ……平和…エスペラント語から名付けようかな…うーん、でも人の幸せよりも自分の幸せを考えていてほしいし、もっと平凡な日常的な生活を送ってほしいな。
よし、たんぽぽから取って「ぽぽ」にしよう。
と命名しました。
以下、ぽぽの写真集です。
こちらは中也さんの詩に浸るぽぽ。
(死別の翌日)
こちらは藤村さんの詩に浸るぽぽ。
(初恋)
達治さんの詩も好きみたい。
(昨日はどこにもありません)
白秋さんと耕作さんのタッグも好きなようで、「この道」をよく歌っています。
それからミッフィーの耳の隙間がお気に入りスポットのようでよくここで寝ています。
これはシャッター音でぽぽを起こしてしまったときの一枚。
(※因みにケサランパサランはSeriaの髪ゴムとアクセサリーから作成しています)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?