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自分とは何者か【社会人 vol.1】

自分を知ることが、
やりたいことを見つけるための第一歩である。

自分を知るというのは、
簡単なようで実は難しい・・・。

"今" の私になるまでを振り返ってみます。

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思い描いた配属ではなかったけど、充実。

大学卒業後、北海道を飛び出て、
大手メーカーに就職をしました。

入社してから約半年間は新人研修で、
半分学生気分で過ごしていました。
(今となっては恥ずかしい限りです・・・)

キラキラしたオフィスで、
ばりばり働くキャリアウーマンを
夢見て、職場に配属されるのを
心待ちにしていました。

そして迎えた配属発表。

全く希望していなかった工場への配属・・・。
(しかも、遠隔地工場で同期は1人だけ)
工場での任務は人事・・・。

夢見ていたキャリアウーマンとは
かけ離れた世界に思えましたが、
きっと工場人事が私には合っていると
思ってもらえたのだな、と気持ちを切り替え、
人事のキャリアをスタートしました。

人事の使命は、
従業員がイキイキと働く環境を整えること
だと、
私は理解しています。

この使命を全うするために、
私は、与えられた仕事に全力で取り組みました。
特に、これがやりたい、こうなりたい、という
想いはなく、目の前にある仕事に夢中でした。


仕事を進めるうえでは、
信頼関係が大事だということを教わり、
オフィスよりも工場内(現場)を歩き回って、
従業員の話を聴く、
私を認知してもらう、
いつでも頼ってもらえる関係を築く、
ということに時間を使っていました。

週末は、現場で開催されるイベントや
飲み会がたくさんありました。
そこで得られた関係や学びも
実はたくさんあって、今ではよい思い出です。
(当時は、ちょっと面倒だと思っていたのは内緒)

やりたいことがなくても、
やるべきことはたくさんあって、
やるべきことに夢中になると、
それが楽しくなる。
自分でできることが増えたり、
目標が達成できたり、
自分の仕事が、誰かの役に立っている感を
感じられることが何よりの喜びでした。


そして、入社から5年、
結婚直後に異動内示があり
本社人事へと異動になりました。

はじめての異動は、激務だけど充実。

本社人事では、新人研修の担当として、
研修の企画から運営を任されるようになりました。

ちょうど研修改革を進めるタイミングで、
信じられないスピード感と仕事量で、
毎日深夜まで仕事に追われる日々でした。

仕事の進め方に疑問を感じながらも、
チームで協力しながら企画をカタチに
していくことに、やりがいを感じていました。

とにかく忙しい毎日で、
新婚生活を楽しむ余裕はなく、
深夜にヘトヘトな状態で帰宅し、
ご飯も食べずに寝る、
そして早朝に会社へ行く、
を繰り返していました。

こんな状況でも、仕事が嫌だと思ったことは
ありませんでした。
(仕事内容自体、面白いと感じていたし、
 一緒に働くメンバーが好きで、楽しかった)

忙しい自分は素敵。
(入社前に思い描いていたキャリアウーマン!)
頑張っている自分はカッコいい。
長時間働いて成果を出すことは評価される。
と思っていました。


そして、その頑張りをリーダーや上司から
認めてもらえることが嬉しくて、
期待に応えたくて頑張っていました。

今、振り返ると、
会社に入ってからここに至るまで、
自分軸なしで、かなり承認欲求強めの
仕事人生を歩んでいたと気づきました。

でも、ここまでは、よかったのです。
充実していると感じていたし、
特に問題はなかったので。
(気づいていなかっただけかな)
ここまでは・・・。

その後、妊娠。
約1年の産休・育休を経て、
職場復帰をしたのですが、
そこからが忘れられない辛い日々の始まりでした。


社会人 vol.2 へつづく・・・

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