このノートはコーチを支援することを生業にしているコーチが日々考え、実践しているアイデアそのものや痕跡を綴るものです。独立してコーチを本業としたい方に向け、コーチという仕事をスタートするのに必要なことにフォーカスしてアイデアをシェアする場とするために開設しました。 「さぶらふ」ための活動 さて、このノートをやっている僕は侍リーダーシップコンサルティング(略して侍LC)というブランドでコーチ活動を行っています。 侍というのはもともと「ざぶらふ」という言葉から来た言葉だそう
独立してコーチ活動するということはコーチとビジネスの両方をやるわけです。でも、これって実は同じ事をやっていると気付いてますか?コーチとビジネスを分けて考えていないでしょうか。実は同じだと思っています。 これが分かると、クリアに物事が見えてきます。やるべきことが少なくなる感覚があります。自分の例を出すのはちょっと恐縮だけど、わかりやすいと思うので示すと… 相手を思いやる 見識を深め、技術を磨く 感謝する これくらいです。正直、この3つしかしてない感じがします。こん
コーチに限りませんが、どんなことでも核となるものがありますよね。そして、この核が何かわからなければ折角の努力も実を結びにくくなるのは言うまでも無いことですよね。 もちろん、コーチにも核となる絶対に押さえておかないとダメだと思うスキルがあります。それが、言葉のスキルです。言葉のスキルと言われると最近になってかなり聞かれるようになったのは、書く力。セールスライティングとかコピーライティングとか耳にすることが多いですが、それは書く力ですよね。その次によく耳にするのは話す力。パ
ビジネスは人格、徳、志が命である このアンチテーゼとして… ビジネスの成功(金儲け)に人格は関係ない というのがあります。 僕はこの矛盾に長年苦しみました。個人的にはビジネスは 人格をもとにしなければいけないと思います。「徳は本なり、財は末なり」と古来言われていることは変わらないとおもうのです。 でも、同時に後者の主張を否定できなかったのです。というのも、現実には人格者とは言えないけど集金活動が上手な人はいるからです。しかも、親からの莫大な遺産を受け継いだアホボ
7つの習慣のスティーブン・R・コヴィーさんはいいました。 一方、東洋の古賢人、孔子からスタートした儒学は修己治人を旨としています。私的成功とは修己のこと。別名、修身。自律のことです。今風に言えば自己コントロールということだと思いますが… 西洋の思想家も東洋の思想家も共通しているのは… 自分をコントロールできるようになってはじめて外に影響を及ぼせる ということです。 コーチビジネスの最大の要素は販売ですが、その販売をスムーズにするのが信用信頼という人間関係です。先の
コーチビジネスがうまくいく人がいます。でも、大多数はしくじるのが現実です。自分らしく生きて、楽しく経済的にも精神的にもストレスのない人生を実現し、クライアントにも喜ばれる活動ができる人はこの世に存在しますが、一握りでしょう。 これはコーチに限りません。他のジャンルに於いても楽しく生きることが出来るのは少数派ですね。この違いはなんなのか? うまくいく人とそうじゃない人の違い 色々あるでしょうが、根本にあるのは信用信頼だと思います。信用信頼がない人についていきたいとは思い
人はいつの時代も安心を求めておるものです。「社会不安」などという言葉が耳につくようになって久しいです。 VUCAなどはそのいい例ですよね。VUCAをご存知ない方もおられるかもしれないので一応書いておくと… Volatility(変動性) Uncertainty(不確実性) Complexity(複雑性) Ambiguity(曖昧性) の頭文字をとった造語のこと。現代世界に起こる現象を言い表しておりますね。 で、一般的には現象に振り回されるのが人の性です。だからこそ、
多くの人は自分で独立してビジネスをやろうとするとまっ先にお金のことを考える傾向にあります。そして、お金のことを心配し、ビジネスを勉強する。結果はなかなかうまく行かなくて「やっぱり無理ー」となる。 おそらくゼロからスタートすると皆こうなると思います。僕もこの時期が長かったです。来る日も来る日も働けど楽に成らず。そういう感じで何年も過ごしました。でも、今からおもうとそうなって当たり前だとおもうのです。というのも、「そもそも」を考えてないからです。 例えば、こんな感じでそも
ある本に興味掻き立てられる指摘がありました。一見、コーチビジネスに関係ないように見えますが、実はある話だと思っているので良かったら最後まで御覧ください。 4つの「かえる」 さて。「かえる」という言葉があります。同じ読み方をするものに「帰る」「返る」「復る」「環る」というのがありますよね。全部「かえる」と読むわけです。 しかも、全部、同じような意味。そんな言葉が4つあるわけです。これ、それぞれ何が違うかご存知でしょうか。 帰る …これは家に「かえる」 返る …行
クライアントにこんな事を言われました。 「奧田さんのセールスはなんでそんなに自然なんですか?」 なので、あることを教えました。個人的にはビジネスにおいて奥義だとおもっていることです。 その方にセールスを模擬練習してもらいましたが一発でセールス臭がなくなりました。自然な話が出来るようになられました。何をお教えしたかというと… クライアントのセールス臭が一瞬で消えた方法 セールスの定義を伝えただけです。 それによってクライアントのセールスに対する定義が変わったからセールス
大阪から東京に行く。 大人でこれが出来ない人はいませんよね。 喉乾いたから水を飲む。 これも出来ない人はいませんよね。 でも… これとビジネスが一緒だと言ったらあなたはどう思うでしょうか? つまり、ビジネスは都市間の移動と同じだといってるわけです。 ビジネスは喉乾いて水飲むのと同じだといってるわけです。 「それは違う、移動とビジネスは違う。ましてや水飲む行為と同じくらい気軽にビジネスなんか出来るわけがない」 そう言うでしょうか? 10年前の僕ならそう言ったと思います
僕はもともとギターのコーチです。今はコーチのビジネス支援をやっていますが、ギター弾けるようになりたい人を支援もしています。以前、ギターのクライアントからこんなメッセージいただきました。 これは僕たちのビジネスでも同じことがいえます。 勉強するのは悪いことではありませんがやりながら勉強するのです。ビジネス動かしながら勉強するのです。 そしたらその時に採用するべき知識にアンテナが立つから勉強する。するとまた結果が出る、という良い循環が起こるのです。 勉強も重要で
自らの祖母が武士の娘だったという作家の方がおられます。この方は祖母から聞いたサムライの世界観を後世に伝えようと活動をされているのですが…この祖母は作家にこんな事を伝えたそうです。 これには意味があるそうです。それはこんな意味。 今日も命がありました。ありがたい。だからまた少し人生をよくすることが出来る。 という意味らしいです。僕はこの考えが好きです。 別にいつ死ぬかわからないなどと想像しているわけではありません。明日も、明後日も生きているでしょう。でも、死は絶対
ガッツ石松さんの話。 ガッツさんは高校に行きたかったけど行けなかった。経済的に余裕がなかったからだそうです。 とりあえず、近所の人の紹介で会社に就職。会社のメンバーとボクシングの試合を見ていた時の事です。ボクサーに憧れがあったガッツさん。社長にこう言ったそうです。 「社長、俺もボクサーになりたいからジムに通わせてほしい。」 すると… 「お前なんかがあんな偉い人になれるわけがない」 そぅ言われたそうです。 ショックを受けたガッツさん。会社をやめて故郷に帰ることにしたそう
以前、うちのアシスタントが面白いものを見せてくれたのを思い出しました。それは、あるブログ記事でしたが、人の心を掴む方法が書かれていました。オリラジの中田さんの言葉を引用した記事。 伝えたいことは、人の心をつかむテクニックです。こういうのを知ってたらビジネスが円滑に回るとおもっているから情報として出しているんだと思います。 で、こういうの見るたびに思うのです。 「おぉぉぉぉ、チャンス到来」と。 どういうことか、ということをお話する前に、一つケースを紹介しましょう。
老子という思想家、賢人をご存知でしょうか。僕は座右にしています。そんな老子は儒教をあまり良しとしませんでした。儒教は当時、中国で流行りの哲学として流布していたのですがそれに対して老子はこう言います。 逆が真相 もう、見た時にしびれました。今でも通用する考え方です。今なら情報リテラシーがどうとか資産形成がどうとかよく耳にしますよね。情報リテラシーが騒がれる、ということは情報に翻弄されてる人が多いということです。資産形成が騒がれるということはお金の心配をしている人が多いという