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輪読会、一緒に読むか、各々読むか

ぱっとひかってさいたー はーなびをーみーていたー

こんにちは、Kanonです。

自分はblessing softwareという勉強会を主催しています。

この勉強会には招待制のDiscordサーバーがあるのですが、その中でLPIC輪読会を開催しています。

読んでいる本はこちら。

この本を参加者全員でファシリテーターをローテーションしています。

…とここまでが前置きで、今回の本題はタイトルの通りです。

輪読会のスタイル

blessing softwareというコミュニティは当然のことながら、自分とは違ういろんな会社の方々が集まっています。

これまで自分は3社を渡り歩いてきたのですが、輪読会を開催したのは現職のみで、輪読会のやり方というものを一つしか知りませんでした。

そのため、それが"たったひとつの冴えたやり方"だと思いこんでいたのです。

で、そのやり方とはこんな感じ。

A. 読む範囲を決めて各々事前に読んでおいて、当日は代表者がまとめを発表

  1. 事前に読む本と、読む範囲を決めておく

  2. 毎回当番の人がいて、その人が読む範囲の内容をスライドにまとめておく(そのため読む範囲は資料作りにかかる時間を加味して決める)

  3. 当番の人以外も、読む範囲を事前に読んでおく

  4. 当日は当番の人が決めていた読む範囲についてまとめた資料をもとに発表

  5. 全員でQAや感想を出す

という感じで割と事前準備が必要なスタイルです。

ですが、自分がこのたび出会ったスタイルはこんな感じ。

B. 事前予習なしで、当日に代表者の画面を共有しながらみんなで読んでいく

  1. 事前に読む本、範囲と当番を決めておく

  2. 事前準備したい人はあらかじめ範囲を読んでおくが任意

  3. 当日は当番の人が画面を共有しながら読み進め、全員が随時コメントを入れる。

という感じで事前準備はしてもしなくてもというスタイルです。

メリットデメリット

ここまでに2つのスタイルが出てきましたが、両方を試してみたことによってそれぞれにメリットデメリットがあることがわかりました。

Aの場合

  • メリット

    • 資料がまとまっているので、当番の人はアドリブ不要(ほとんど能力や経験に関係なく進行できる)

    • (ちゃんとやってれば)全員が事前準備することになるので、当日までにある程度疑問等が浮かんだ状態で臨める

  • デメリット

    • 準備に時間がかかる

Bの場合

  • メリット

    • 事前準備に時間がかからない

    • その場にいる人間は嫌でも内容が耳に入る(ので100%サボりということがない)

  • デメリット

    • 発表者のプレゼン能力や経験、基礎知識によって会の内容が濃くも薄くもなる(ただし毎回同じ人(上記の要件を満たす人)であれば問題ない)

で、お前は結局どうやってんの?

結論から言うと、毎回の当番の人によってスタイルを変えています。

先に書いた通り、それぞれにメリットデメリットがあるので、当番の人がやりやすい方で進めてもらいます。

なぜそうしているかというと、結局輪読会のゴールは「全員で何かしらの知識を得るために一冊本を読み切り、その本の内容を理解する」ことなわけです。

なので、そこに至るまでの手段はなんでもいいと思っています。

おわりに

とはいえ、目的を達成するために最も効率的な手段を取りたいのも事実。

ということで他にも「こういう進め方いいよ!」というのがあればぜひ教えてください。

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