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子供が失敗したとき

子どもって、不思議

自分の分身のように感じることもあります


 自分にとって、特別な存在ですよね

 子供から見れば、パパママも超特別な存在

どう特別なのか

わたしが思うことをつづります。

怒ってしまう・・・

子どもが失敗したとき 

笑いますか。怒りますか。

お皿を割った。

ともだちを叩いてしまった

約束事を忘れてしまった

わたしは怒って、怒鳴ってしまった事があります。何度も。

「何をやっているんだ!!」「なんでだ!?」と・・・

自分をコントロールするのは難しいですよね
コレには被害者意識が強いと思います。

やられた 苦労を増やされたと、、、、

ついつい怒鳴ってしまい、後から反省します。

子どもは加害者意識はなく、当然、加害者なんかではないんですけどね


子どもの心理は?

怒られると子ども本人の心理的にはどう働くでしょうか

パパママは特別な存在です。

怒っていたらどう行動するでしょうか。

じっくり冷静に考えます。

「怒られないようにする」

大好きなパパ・ママ 
怒っていたら嫌ですよね

夫婦でも同じはずです。パートナが怒っていたら穏やかではありません。

怒られた事が嫌というより、怒らせたことが嫌なのかもしれません。そして、パパママが怒っている状態が嫌

ママが悲しんでいたら・・・悲しんでほしくないですよね。

ママが泣いているまえで、子どもが泣いているのは大事なママを悲しませたことがかなしい。

大好きな人を〇〇にしてしまった
   という嫌な思い出になります。

もうしたくない経験になります。

大人には残りにくいのですが、子どもにはとてもよく残ります。

なのでそうならないようにします。

つまり、親が怒らないように行動するようになります。


それが続くとどうでしょう。

顔色を見るようになる

下手したらチャレンジもしなくなります。

失敗するとパパママが怒るかもしれないからです。

多くの子は安全な道を選びます。これは防衛本能です。

根性の問題ではない。

パパママも大人が忘れてはいけないのは

子どもは、大人になって自分で生きるための土台を作っているということ

土台の大きい子

三角形を想像してください。

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土台がしっかりしていますよね


地面がグラグラしたら倒れますか?

簡単には倒れませんよね。

三角コーンはなかなか倒れない

もしちょっと倒れそうでも、元に戻る可能性も高いです。

たとえ正三角形でなくとも
人より細めのピラミッドだとしても
尖っていたとしても
他の子より低い三角でも

土台がしっかりしてからなら、倒れません。

どんな子かというと、親がたくさん褒めたり、叱りながらも、認めて来こられた子です。

良い子にして来た子ではありません。
叱られたり、怒られながらも認めたもらって来た子です。

細めのピラミッドの子は、ぱっと見頼りなく控えめ だったり

とがったピラミッドの子は、やんちゃでお調子者で一見問題児だったりでしょうか

こんな子は不安定に見えますが、のちに大きく成長します。

うちの子少し変わっているかな?という不安を感じたらむしろ素晴らしい個性です。

個性を発揮せずとも、もう、にじみ出ちゃってるのですから。
そんな子が自走しはじめたら誰も手の届かない新しい時代を生き残る人間ですよね。

仕事上、多くのパパママや子どもたちと関わり土台がしっかりしているかどうかは親子関係を見るとわかったりします。

パパママが子どもを承認してくれている家庭で育つ子は

ちょっといろいろあっても大丈夫です。

なんやかんや強く、立ち直りが早いです。

土台が大きく自己肯定感が強いからですよね。

土台の小さい子

では、逆に土台の小さい子

土台が小さいって子はどんな子かというと、しっかりしたこの逆です。

親が認めずに怒られて来たこ 否定されてしまった経験を多くもつ子です。

親が子を認めないと何がおこるか

「顔色を見るようになる」

顔色を見て演じるようになる。

演じているうちに中身なく

いい子にみえる。

ここでいういい子と言うのは

親を困らせない子です。

親から見ればいい子です。

だって親を怒らせないように必死に行動するからです。

でも認めてもらえていないことを、子どもは知っています。

またやってしまった 
怒らせてしまってばかりだ

なので土台小さくなり、

上辺の方が 大人ぽく成長していきます。

こんな子は、学校でもいい子に見えやすいです。


三角形をまた想像してください。

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横から力を加えたらぱたっと倒れてしまいます。

起き上がれないんです。

不意に先生に超叱られた。

「お前なんて知らないからね!」なんて言葉をかけられる。

親が笑っていない。そんな環境で育った子たちは

また怒らせてしまった

せっかくがんばっていい子にしていたのに、、、

ぼくがいけないんだ、、、

思春期の自分の心の嵐にも耐え難いことも想像されます。

思春期には、子どもの心はグシャグシャになります。成長の過程ではありますがグシャグシャの中でさらに怒られたり、自分を否定されると

自己肯定感はあっという間に無くなります。

自己肯定感は、パパママや身近な大人たちの影響をもろに受けていると思います。

子どもが頭でっかちではなく、大人に合わせようと無理に大人びた感じや、いい子を装っていないか。よく観察してほしいです。

そして、お子さんがしっかりと土台を広げているのか、大人が子供を支配してしまってはいないかを見つめて接してほしいです。

怒ってばかりでは、ぐらぐらの心になってしまいます。

どんな失敗をしても、「子ども」です。

「ダメなものはダメ」と教えつつも承認を忘れずに。

できなかったということはチャレンジしたこと

よくがんばったね💏

ちゃんとみてたよ

反省してくれてるんだね

ママの言ってることわかってくれたんだね♪

今度は気をつけようね♪

パパなら、

次頑張ればいいね!

パパなら我慢できないかも

分かってくれてうれしい

とかプラスに表現するとよいでしょうかね

そして、スキンシップは言葉を超えます。
つたわりやすいです。

あー、やってないなーってパパママがいたら
意識して練習してほしい(笑)

誰でもできますよ。元から持った人間性ではないです。
人間は意識さえす変われます。

お子さんのことを認める練習を毎日してください。10日連続でできたら一生できますね。


土台を大きく大きくしていれば

「うちの子は〇〇で困っている」と親が思っている子でもちゃんと踏ん張って成長していきます。

小学校にいって、先生や他の大人に叱られたとしても大丈夫なんです。

たくさん褒めてあげましょ 認めてあげましょ

ずぶとい子に育てましょ

危険なのは逆なのです。

無理に大人に合わせている子




おまけ

学校の先生が傲慢なこともある

教育現場の話です。

学校に入学して「良い子」にしているか。

親としては気になるところかと思います。

面談などで「お子さんはとても良い子ですね」と先生に言ってもらったら・・・ 考えてみてほしいです。

その「良い子」とは誰の評価でしょうか。

子どもは自分を押さえ込んで先生にとって良い子を演じているかも知れません。

先生にとって良い子だと言われているだけかも知れません。

先生は自分の思い通りだと、安心します。そして、問題なしとして子どもに寄り添わなくなる先生も多くいます。支配するのでなくマークを外してしまうということです。

学級経営の観点もちょっと危険ですね。

「落ち着いたクラスにする」みたいな目標を先生が親や子どもに説明なく立てちゃってるかも知れません。

誰にとって落ち着いたことを評価しているのでしょうか・・・

「わたしのクラスは落ち着いている」という先生のための目標かと思います。

そんな先生は、自身の目標のために意図せず(本来は意図して子供達と接してほしいところですが・・・)傲慢になることがあります。

もし傲慢ならば、傲慢さを指摘しても、自覚はほぼないので無駄に終わる、そして仲間同士で「そんなんことないよ」と傷を舐めるのが関の山でしょうか。

対処法なんかも、いつか紹介したいですね。


大人が子どもを押さえ込まなくても

先生が子どもをリスペクトして向き合っていれば

子どもは、先生を信頼し、どうあるべきかを自身で考え、、友だちのことをおもいやり、それこそ主体的に行動するでしょう。と思いますが。。。信じることもいいですね。

子供には個性があります。子どもは強烈に他の子と違います。

違うことは素晴らしいことです。

わざとではできません。

周りに惑わされてはいけません。

自分の子どもの育て方や、説明書は存在しません。

ましてや学校でも教えてくれません。

パパママが態度で示してあげたらいいんです。

パパママは 子どもにとって超特別な存在なんです。

誰も勝てません。

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