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文章がうまく書けるようになりたい~写本をためしてみた

文章を書いてみるものの、「この世にだしていいのだろうか」と思った途端、手が止まってしまう。カッコつけすぎて、あとから読んだら恥ずかしい。そもそも文章を書くのが苦痛、いや向いていない。

こんなことに悩みませんか?

わたしは、この連続。でもやってみないとわからないから、楽しんで書ける方法をさがしてトライしています。

以前、noteをつづけるために「写本」を始めたことを書きました。
今日は、「なぜ写本なのか」や「いまやっている手順」についてお話しします。

プロをまねてみると気づくことがいっぱい


そもそも「自己流」がうまくいく人って、才能がもともとある。すでにこれまで書いたものが、ブレイクしているはずなんですよね(笑)

どう見ても、あたしゃ素人なんだからさ!

作家


じゃ、どこから学べばいいのか。
これはもう、プロの本を「写本」しましょう!

『書くのがしんどい』の写本でどんなことに気づいたか

では、なぜ写本をつづけるようになったのか。
本を写すときに気づいたことが、いくつかあります。

たとえば、プロはタイトルもサブタイトルもめちゃくちゃ直球!
作者の言いたいことが、ズバっと詰まっている。ハッキリしているんです。

選んだ本は、noteをウロウロしていて知ったこの本↓

いやぁ見透かされていますね。迷わず購入。

なんと言っても読みやすい本は、ひらがな・カタカナ・漢字のバランスが絶妙!「あ、読めそう!」って感じるのは、このバランスだったのですね。

パソコン変換でも、一応文章としては成立します。けれど、ときどきすごく固くなるときがあるんです。

「薔薇が咲いていて素敵だった!」
「バラが咲いていて素敵だった!」

「薔薇」なんて、読めても絶対書けませんから(笑)


そしていちばんズキュンときたのは、

なかなか進まない人は、漆塗りではなく、編み物をするように、前から一文一文編んでいこうとします。だから進むのが遅くなりますし、いつ終わるかもわからない作業に途中で挫折してしまうのです。
引用:『書くのがしんどい』竹村俊助著

「漆塗り」のように塗り重ねていこうよと。「完璧な文」を順番に書くのでなく、少々イケてなくても修正すればいいんですね。

で~す~よ~ね~

机のうえで、かしこまっちゃうんですよ。止まっちゃう。
それから、なんとなく編み物みたいに書いていたのをやめてみると、これがもうラクでラクで!

というわけで、「写本」はトンデモなく自己流だったじぶんに気づかされていく作業になったんです。こうしてじぶんの欠点を分解していってみようと思いました。

わたしがためした写本の手順はこんな感じ


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ちなみにわたしが試した手順は、つぎの通り。

①自分が好きな本や、読みやすかったものを読む
②今日書き写すところを音読
③手書き(ノート見開き1ページでだいたい10分~15分)
④手帳に記録(写本した日の記録シール・趣味)
⑤最後に録音するつもり(職業病)

⑤については、すでにオーディブルで聴く本がでていました。いい文章は声にだしたくなるんですよね。オーディブル版はコチラ↓

まとめ~写本をとにかくつづければ何かがつかめる

ところで「写本」を知ったのは、小説家やライターになりたいかたがよく試していると聞いたから。ナレーターは渡された文章を瞬時に理解して読む力が必要です。人の文章を知り自分がアウトプットするうえでも、とてもいい練習だと思いました。

そういえば受験勉強のときも、「新聞の社説を写すと語い力がつく」なんて話があったよなと思いだします。

「語い力」もそうだけれど、まず「型」を知る。

当たり前ですが、プロの文は整っています。スルスルっと文章が頭に入ってくるのは、ある一定のコツ(型)がどうもあるらしい。
そしてコツが身につくと、誰でもわかりやすい文章になるはずです。「写本」は、ここに気づくまでやってみるのが大事なんでしょうね。

まずはとにかく雑な字でもいいから、書いてみます。これはわたしだけなのかもしれませんが、一種のセラピー効果を感じるときがありました。まるで「写経」しているような感じで…。

作家 (1)


それから、みなさんは好きなペンはありませんか?
この好きなペンのインクがなくなっていくのは、かなりストレス発散でした(笑)使い切ったときの達成感がたまりません!

わたしが使っているのは、このボールペン。替え芯もストックしています。

まぁそれにしてもプロをまねると、いままでのじぶんの文章が自己流ならぬ「事故った文章」だったことがよくわかりましたね。

読みやすい文章は、「人のことを思って書く文章」

今日現在、79ページ目です。ふぅぅ~先は長いぞ!
でも書ききったときに、自分のなかで何かがブレイクするんじゃないかという予感がするんですよね。

まずは、つづけてみます。そして、最後にじっくり味わって声に出してみたい。ちょっとワクワクします!

さぁ、今日も写本しよう!


写本を始めたことなどを書いています↓



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