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【適応障害】心が疲れた人にどう接したらいいの?

こんにちは、さみです!
転職3ヶ月で適応障害になった経験から、少しでも生きやすくなる考え方を発信しています。

今日から5月ですね。
新しい環境への変化が負担になって「五月病」になる人も少なくないと思います。

そこで、今回は適応障害になった私の経験から、
心が疲れてしまった人に、どう対応すればいいのか?についてまとめてみようと思います。

▼ 私が適応障害になったお話


実際に言われて嫌だったら言葉


私が適応障害になった時、実際に言われた言葉の中で、今でも鮮明に覚えているくらい嫌だった言葉があります。

おそらく、言った側は悪気が無かったんだと思うし、言ったことも既に覚えていないんだと思います。でも、言われた側はいつまでも覚えてしまっているし、予想以上に傷ついてしまいます。


①「すごく元気そうに見える」

これは、「適応障害」と書かれた診断書を会社に叩きつけた時に、社長から言われた一言です。

仕事をしているときだけは、ほとんど残っていない元気を振り絞って、元気に見えるように振舞っていたので、元気に見えたのかもしれません。

でも、社長から言われたこの一言の中には、
「本当なの?嘘じゃないの?」
のようなニュアンス
を感じ取ってしまいました。

本人には、そんな意図はなかったかもしれませんが、心が弱っているとより繊細になってしまうので、何気ない一言に傷ついてしまいました。


②「ほんとにつらいの?」

これも同様に、前職の社長から言われた一言です。

心療内科に行くことや休職を決断したことも自分にとっては、すごく勇気がいったことだったので、それを否定されたような気がして、その時はすごく落ち込んでしまいました。

見た目に現れる病気じゃないからこそ、相手の言葉を否定したり、言い返したりせずに、素直にその言葉を信じてあげることが大切だと思います。


③「今月のお金どうするの?」

これは、今も同棲している彼から言われた言葉です。

休職していたので、経済的な負担が大きく、毎月家に入れるお金を満額入れられない月もありました。
彼からすると、いつまで休職するのかわからない不安があったのかもしれませんが、それは私も同様です。

「お金どうするの?」と聞かれたところで、休職している自分にはどうすることもできません。むしろ、経済的な不安は自分が1番感じています。

「負担かけてごめんね」としか返せないので、なるべく追い詰めない言葉選びをしてあげると良いと思います。




私は当時言われてたわけではありませんが、
「もっと大変な人もいるよ」
「気持ちの問題じゃない?」
「甘えだよ」

という言葉は、どんな時でも、心が疲れている人には絶対に!!!言ってはいけない言葉です。

心が疲れているといつもは受け流してしまう言葉でも、気にしてしまったり感情がコントロールできなくなってしまうので、相手を思いやる気持ちをもって接してあげると良いと思います。



なんて声かければいいの?

特に声をかけなくていい

前提として、「どう接してほしいか」は人それぞれだと思います。

全ての人には当てはまる訳では無いと思いますが、私の場合は、特に気を使うような一言は求めていませんでした。
ただ、見守ってくれるだけで充分です。

毎日寝ているだけの生活をしていると、
「これからの仕事どうするの?」
「お金大丈夫?」
など、心配したくなりますよね。
でも、本人が1番どうしよう…と思っているので、追い打ちをかけるように心配しすぎないであげると良いと思います。

もし、相談されたら、
「考えてて偉いね」
「私だったらこうするかな」
など、相手の考えを肯定しつつ、自分や社会の価値観を押しつけない伝え方をするといいかもしれません。

もし身近な人の心が疲れていたら

実は、最近会った友人が仕事のストレスで適応障害と診断され、休職していることを知りました。

その時は、
こうした方がいいよ!というよりも、
たくさん話を聞いた上で、
私はこうしたよ!
と、
考え方を押し付けるのではなく、自分の実際の経験を話して相手に考えを委ねることを意識しました。

この伝え方が適切だったのかはわかりません。
でも、暗闇の中を彷徨っている状態の友人にとって、何かのヒントが見つかるきっかけになっていたらいたなと思います。



適応障害など心が疲れてしまった人は、なりたくてそうなった人は1人もいません。
無理に共感したり寄り添う必要はないので、否定をせずに話を聞いてあげてみてください。




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