same

とってもちいさなこと

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とってもちいさなこと

最近の記事

どうか

明日、というよりは今日休みなので朝まで制作に向き合っている。 レコーディングしつつ詩を書く。 あとワンフレーズが見つからず文章を書き出す。 カラスが鳴き始めた。 心なしか空が明るくなった気がする。 さっきした電話の向こう側の友人は色々ありそうだけど元気そうではあった。 どうか幸せで。

    • 老婆

      「すみません。」 声をかけられて顔をあげる。 「今日は空が青いですね。」 続けて声の主が言う。 声の主は腰が少し曲がり、塀と杖で体を支える年老いた女性だった。空への距離はほんの少しばかり私の方が近いのに、地面への距離が近い彼女の方が空を見ていた。 「本当ですね、すごく晴れてますね。」 当たり障りのないことを返し、顔を見合わせて会釈をしてから駅へと足を向けた。きっと口角は上がっていたと思う。  駅までの道のりはずっと空を見ながら歩いた。16時前の和泉多摩川の空は青く澄んで秋と夏

      • 映画

        今は満たされている。 映画みたいな音楽を作った、友人と5人で。 誰にどう見られても構わない。 今は気分がいいんだ。

        • そんなつもりは

           そんなつもりはなかったんですけど案の定酔っ払いです。目的の駅まで走ってはくれない電車の中でこれを綴るわけです。  ありえないくらい早い60分を越え、あのフロアにいた人は皆兄弟なのではないかと思ってしまうような今日この頃、私はこれを綴っているわけです。  喜多見駅で人身事故。2時間かけて最寄り駅の四つ手前の駅まで歩いた。そこからはタクシーに乗った。兄弟みたいな友達に電話をかけたあと便器と向かい合う午前四時。こんなつもりじゃなかった、ってそんなことばっかりじゃんね。  死なずに

          わたし

          いろいろなことがあるのでいろいろな気持ちになります。毎日忙しいです。 私は誰なのかたまに問いかけてはみますが、やはり私は私なのでそれを確かめる日々です。 うまく言葉にならないことは多いですが、言葉にならなかったり、しなかったりする気持ちの方が本当のような気がします。 自分を本当に愛せるのはいつなんでしょうか?売れたときでしょうか、お金をたくさん持ったときでしょうか、いろんな人に認められたときでしょうか。 昔よりも人と接することが増えて、うまくなって、言葉にできることも多くなり

          生きてる間に。

          きっと私でもないのできっと私でもないです。 今はもう死にたくない。 どうやら1人の体じゃないらしい。 子供がいるわけでも恋人がいるわけでもないけれど、どうにも死ねない。 なんかみんな同じなんじゃないすかね? 知らないけど。 あいつ元気かな? 私はまぁぼちぼち、明日バイトの面接。 今ほぼ東京駅、誰かの優しさに救われてるとこ。 なぁ元気? 別に意味とかないけどちょっと気になってさ。 生きたいのに理由とかないけど、またくだらない話とかしたいんだよ。そんなもんなんだよ。 別に意

          生きてる間に。

          どうか。

          やはりいい夜だった。 知っていた。最初から。 きっと生まれた時から。 友達の友達だった人が会いに来てくれて友達になった。 彼や私の言葉の通りであればきっと救いあった。 昨日ステージの上にいた子供達が少しでも明るくありますように。 私が、私の友達が、周りの人達がいい人に恵まれ、いい景色を見れますように。 あの街にもこんな夜がいつか、できればすぐに訪れますように。 欲深くて申し訳ない。 ただ、自分を含めた皆が人の痛みに、優しさに気づくことができますように。 いつもありがとう

          どうか。

          平和について

          水晶でできた小さなトトロの人形をベランダに並べてみている。人形は前に12歳ほど歳下の友達からもらったものだ。人形をくれた彼が「夜、月の光にかざしておくといい。」と言っていたのを思い出して、今日は満月だし気分がのでそうしてみている。 自分は人を信じやすい人間だと思う。 もしかしたら世間的には子供の言うことだと流してしまうであろうことにすら縋りたいだけなのかもしれない。 私は私でいいし、あなたはあなたでいい。 ただ、人の痛みや優しさにも少し耳を傾けて欲しい。 報道されない戦争への

          平和について

          歯車

          好きな子からの連絡はまだ来ない。 もう好きなのかもわからない。 きっと忙しいのだとも思うし、もしかしたら彼女の優しさなのかもしれない。 遠い街で思い合っていない可能性も優しさが噛み合っていない可能性もある。 例えば私じゃなくていいということならそれはそれでよくて、あの日は寂しかっただけならそれもそれでいい。 もしも言葉にしないことを優しさというなら今はその優しさは欲しくないし、今は私と彼女の優しさは噛み合わないのだと思う。いつか噛み合う日が来るのだとしても。 ただ、私もそ

          連絡

          曇り空に少しずつ見慣れてきた。 孤独を紛らわすためのラジオ、1人で過ごす部屋。 ベランダの外の電車の音。 歩くことだけが染み付いていたらしい。 二駅三駅ほど雨が降っていなければ歩く。 今日はほとんど部屋を出ていないけど、この後一駅離れた知り合いの家に忘れた傘を取りに行く。ラジオか聴き慣れた音楽を聞き直しながら。 携帯に依存しているのはやることがないからと、連絡を待ちすぎたからだと思う。

          パラレル

          すごい夜だよ。 彼が言うパラレルを目の当たりにしてる。 上京2日目でこんな夜や人に出会えるなんて。 随分と恩恵を受けすぎていて次に来るバッドが怖いし、今は飲みすぎている。 いつか生まれた街でこんな場所を作れたらいい。 会いたかったような人がここにいる気がする。 最高の気持ちを受け止めて、あの子からの返信は来ないけど、なんとかやれそう。 気になんないわけじゃないけどいつか一緒になれたらいい。 みんな大好きだ。ありがと。

          パラレル

          わかんないので

          ずっと酔っ払っていたい。 認めきれない弱さとか受け入れきれない弱さとか泣きたい気持ちとかもう良くない? まだ足りない? もう無理かも、みたいな気持ちも無理かも。 抱えるにはデカすぎるし、相談のしようも悩み用もないくらいの悩みにポカーンとするしかない感情。 ただ身を委ねてそばにいたい。 惚れた弱み。 ライトな関係どこまで行ってもってあいつの歌詞。 一緒にいる時みたいなやさしい気持ちでずっと全部見ていられる世界や自分自身ならいいのになー。 いつか飲み込める日は来ますか?

          わかんないので

          ダメ人間

          昨日の酒がお腹の中で暴れている。 起きる予定の時間を2時間と少し越えて目覚めた。 13時16分。 遅刻はしないなと、少し安堵しつつも、何分でシャワーを浴び、アルバムのジャケットを手折りし、マイクを持って何時に家を出ればいいのか焦り気味に調べる。 とりあえずこの3日間で3度目のカレーをかきこんで、シャワーを浴び、アルバムを8枚手折りし、紙テープで包んだ。 歯を磨きつつマイクを探す。 ない。 昨日、酔っ払ってバーに忘れてきたのだ。 慌ててマスターに電話しても出ない。 余裕はない。

          ダメ人間

          ウケる

          哀愁を垂れ流して歩いてるみたい。 一文字引いて。 うまくやってるつもりがうまくいかなくてウケる。 病める時も健やかなる時もウケる。 笑いたいし泣きたいね、みんな愚痴がある。 生きてるってたまんないっすよ、いつもクソッタレだ。 柴田聡子もUAも当分聴けないし、久しぶりに多分ガガガSPのループになると思う。 昨日までは銀杏BOYZとOMSBだったのに。笑 明日も笑うしいつかまた泣く。 もう随分と泣いていない気がするし、いつか号泣するのを楽しみに生きている。 アレも捨てていい

          もう全然ダメかも。 人に会いたくない。 勝手に大失恋した気でいるし、あの子は優しいだけで、全然俺のこと好きじゃないと思う。 どこまで信じていいですか 2人で会った日に何かやっちゃいましたか ただ忙しいですか メンヘラみたいでやだな、恥ずかしい。 「目離したら消えちゃいそう。」って言われたから、「案外図太いんだよ。」って返したのにさ。 別に死なないし、恨まないけど。 別にありふれたことだけど今は少しのことで泣きそうになるのでほっといてください。 またすぐにちょっとし

          住ノ、

          酔った勢いじゃないとは言えないけどこれを書いている。 名古屋から東京へと向かう高速バスの中。 生まれて初めてのアルバムをリリースする。 タイトルは「住ノ、」 制作に四年近くを要した。 楽曲やタイトルに関して公共の場で長ったらしく説明するつもりはないし、気になれば連絡してもらったり、会った時に話したりできれば嬉しい。 色々ある。毎日。 最近は本を読み続ける余裕も、日記を書く余裕もない。 気がつけば眠って気がつけば目覚めて、仕事をしてライブをする。 歩く最中たまに立ち止まっ