『感覚の論理 画家フランシス・ベーコン論』心にリズムを刻め、証人はきみだ。
ジル・ドゥルーズ『感覚の論理 画家フランシス・ベーコン論』(山縣 煕・訳)法政大学出版局 2004年
A4サイズに近い大判である。内、4割でベーコンの作品が掲載されている。本論の各ページの上部には該当する図版番号が付されているので便利。内容は、ベーコンの作品を抽象画やアクションペインティングと対置し、そこに働く作用を分析して論じている。
本書より入手しやすく読みやすい『フランシス・ベイコン・インタヴュー』(ちくま学芸文庫)の方をまず薦めておく。作品掲載も多く、本書とあわせて