Momoka

日本の一条校で国際バカロレア (IBDP) を取得。 2024年秋から東フィンランド大…

Momoka

日本の一条校で国際バカロレア (IBDP) を取得。 2024年秋から東フィンランド大学に進学予定の18歳。

最近の記事

4月の近況報告

最近大学の二次試験が終わりましたが、結果がまだ出ていないので相変わらず暇です。とはいっても自分がもっといきいきできるように、様々なことを試しているので、最近は何をやっているのか書きたいと思います。 ①バイト 生まれて初めてのバイトを始めました。 労働は楽しいです。 ②オンライン読書会 友だちの友だちが、そのまたさらに友だちを誘って企画した会で、哲学書を読む読書会です。IBでは倫理の授業がなかったので、初めて知る言葉がたくさんあって楽しいです。 誘ってきた友だちは課題図書を

    • 最近ハマっているドラマ

      • 『少女たちのお手紙文化 1890-1940展』に行ってきました!

        町田市民文学館ことばらんどに行ってきました。12月の遠藤周作展に続き、2度目です。 うちには「『○○展』に行くときは『○○っぽい』恰好をしていく」という習わし(?)があるので(母発祥。母と私しか実践していない。)、今回は「少女っぽい」恰好をしていきました。 女学校ができたことによって生まれた「少女」の定義から、当初は「良妻賢母」(🤮)を育てるために生まれた「少女雑誌」の誕生についてなどから始まり、実際の手紙のやり取りも展示されていたのが興味深かったです。 展示の最後のコーナ

        • +2

          少女たちのお手紙文化 1890-1940展

        4月の近況報告

        マガジン

        • 本のきろく📚
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        • IBについて
          4本

        記事

          ホットク作りました

          先日韓国旅行に行きました。 明洞屋台で初めて食べたホットクを再現したくて、作りました。 動機 韓国旅行で出会ったホットクを再現したい。 簡単な作り方 ① 中力機ともち粉(なかったので白玉粉)、ベーキングパウダー、ドライイーストに水を入れてまとまるまで混ぜる ② ①を30分ほど置く ③ 黒糖と砕いたナッツ類を混ぜる(今回は、家にあったアーモンドと胡桃だが、ピーナッツがあった方が良い) ④ 生地を平たくして③をたっぷり入れ、油を敷いたフライパンに並べる ⑤ 平たくして焼く

          ホットク作りました

          多言語国家の可能性

          高校1年生の頃に国語総合の課題で書いたレポートを元にしたものです。 課題:「多言語国家の可能性」とは具体的にどのようなものが考えられるか?「多言語国家」には、多様な文化を尊重し、差別のない平和な社会を作ることができる可能性があると思う。 『言葉屋』に、以下のように要約できる文章がある。 「人間は言語があることによって同じ本や新聞で情報を共有することができた。それによって同じ思想や常識を持つようになった人を、仲間、すなわち「同じ国民」だと感じるようになった。逆に、違う言語を

          多言語国家の可能性

          IB校に入って感じた中学との「違い」

          私が地元の公立中学校からIB校に入って、1年生の時(IBは2年間のプログラムで、私の学校では2年生の頃から始まるので、この頃はまだPre‐DPでした)に感じた違いを書きたいと思います。この文章は、1年生の時に書き残していたものを参考に書いているので、かなり当時の自分の心情を反映していると思います。 まず感じた大きな違いは、黙って説明を聞いたり、文章を読んだりする時間がないことです。高校に入って初めのほうは、発言をする際に「こんなつまらないことを言っても良いのだろうか」「みん

          IB校に入って感じた中学との「違い」

          文科の「国語」とIBの「日本語」の違い

          1年ほど前に国語総合の課題で書いたレポートです。 課題:「国語」(文部科学省カリキュラム)で学ぶことと、「日本語」(IBコース)で学ぶことの違い述べなさい。 文部科学省カリキュラム(以下文科)の「国語」で学ぶことと、IBコースカリキュラム(以下IB)の「日本語」で学ぶことの違いを述べるうえでキーワードになるのは「アイデンティティー」だと考える。平成22年の文部科学省の高等学校学習指導要領解説の国語編には「…国語は(中略)我が国の文化の基盤をなすものである。(中略)文化の継承

          文科の「国語」とIBの「日本語」の違い

          古典作品を学ぶ意義

          2年ほど前に国語総合の課題として書いた「言葉と文化」のレポートです。 課題:日本の古典作品を読み味わったり、古語の使用例について考えたりすることにはどのような意義があると考えられるか。日本の古典作品を読み味わったり、古語の使用例について考えたりすることには、新しい日本や世界の文化を作っていく上で、必要なものを学ぶことができるという意義があると考える。 今昔を問わず、日本の文学には、全体に統一性(歴史的一貫性)が著しいという特徴がある。これは、中国では新しい文化を生み出すと

          古典作品を学ぶ意義

          言語は道具にすぎないのか?

          これは、2年前に国語総合の課題として出された「言葉と言語」という単元のレポートで書いたものです。 ---------- 私は、言語には道具以外の側面があると思う。 まず、いくつかの国語辞典で調べてみると、道具とは「生活の便のために用いる器具」「手段、方法として利用されるもの」である。ここではそれらをまとめて「何かの目的をより簡単に果たせるように使用するもの」と定義する。 『ことばとは何か』の中で、著者の内田樹は「言語活動とは、もともとは切れ目の入っていない世界に人為的に

          言語は道具にすぎないのか?

          短篇集『ヘンルーダ』松岡千恵

          〈内容〉 短篇集です。 書店員さんのお話や、女の子同士の友情のような関係性を描いたお話、不思議な関係の四姉妹のお話など5編が収録されています。 〈感想〉 ジャンルに分けることができないと思いました。読後感も今までにない感じです。 不思議な想像上のお話のように感じるけれど、エッセイのようにも感じられて、最後のお話は特に、不気味っぽいけど気持ち悪くないというところが独特でした。登場人物の名前が頭文字だったりと匿名性があり、表現や構成が幻想的でありながら、急に具体的な名前(

          短篇集『ヘンルーダ』松岡千恵

          IB生生活を振り返って②私が得たスキル

          自分が書いたエッセイの一部を抜粋&改定して、IBで得たスキルについて私が考えることを紹介します。 やたら長文ですが、IB校に進学することを考えている方、迷っている方の助けになれたら良いなと思います。

          IB生生活を振り返って②私が得たスキル

          IB生生活を振り返って①プログラムについて思うこと

          長いようで短かった2年間のIB生活も、Novemberの最終試験をもって終わりました。国際バカロレア(IB)ディプロマプログラムを終えて思うのは「IBも完璧な教育プログラムではない」ということです。 私がIB校進学を決めた理由は、 理念である「多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する、探究心、知識、思いやりに富んだ若者の育成」に強く共感したこと 進路実現に最も近道だと感じた(IBは海外の大学入学資格を得ることができます) 日本

          IB生生活を振り返って①プログラムについて思うこと

          林芙美子と柚木麻子を追って尾道へ〜母との放浪記〜

          先月、母と広島に1泊2日の2人旅をしてきました。 旅の目的は… 尾道市役所で行われる柚木麻子講演会「尾道と林芙美子」! 前日は福山と尾道でぶらぶらし、2日目に柚木さんの講演会に行って自宅に帰るという計画です。 旅の背景 この講演会を知った理由は、いつも読んでいる「本がひらく」のnoteで連載している柚木麻子さんの『とりあえずお湯わかせ』お知らせ欄で見つけたことです。講演会の1か月ほど前に見つけて、すぐさま母に送りました。 柚木麻子さんは、2023年にドハマりしたPod

          林芙美子と柚木麻子を追って尾道へ〜母との放浪記〜

          セムラ作りました

          今日は、朝からセムラを作りました。 普段料理をしないくせに、またしても手ごねです。 動機 ずっとセムラを作ってみたい・食べてみたい願望があった。 つまり、今回は全く正解がわかっていない状態で、レシピだけを頼りに作りました。 簡単な作り方 ① 丸いカルダモン入りのパンを焼く ② パンの上部を切る ③ 中身をくりぬいて、アーモンドプードルと砂糖と牛乳(豆乳)と混ぜる←要はマジパンです ④ ③をパンに詰めなおす ⑤ 生クリームを絞ってパンの切り取ったフタを乗せる ⑥ 好みで粉糖

          セムラ作りました

          私の原動力

          昨日久しぶりに本を一気に大量に読みました。(懇談会中の母を待ちながら漫画5冊、軽めの本を3~4冊)それで気づいたのですが、やはり私の原動力は本を読むことから来るみたいです。 最近、面白くもないし対して興味もないようなYouTubeや、漫画ばかりよんでいたのですが、その量と反比例して学ぶことへの意欲が下がって集中力も下がり、疲れがたまっていました。暇なとき=スマホという恐ろしい習慣になってしまっていたのです。(ここまで自分で分析できているのに、「なんか別にそれもいいし」と思って

          私の原動力