さり@カフェittan店長

1996/海辺育ち/旅が好き/ADHD双極Ⅱ型/ノンバイナリー/ままならない人生を語ら…

さり@カフェittan店長

1996/海辺育ち/旅が好き/ADHD双極Ⅱ型/ノンバイナリー/ままならない人生を語らうカフェittan 店長

マガジン

  • ままならない人生を語らう共同マガジン

    • 57本

    生きるのがへたっぴな私たちのためのマガジンです。自分の悩みや現状を書いたり、支援制度の情報をシェアしたり、それらを通して自分は一人じゃないと感じられたら良いなと思っています。

  • やさしいカフェ&バー図鑑

    生きづらさを抱える人に「やさしい」カフェ&バーの紹介マガジンです。あなたに合う居場所が見つかりますように。掲載希望もお待ちしています。自薦・他薦、問いません。なにとぞ。 運営:ままならない人生を語らうカフェ ittan

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間借りカフェ、始めます

間借りカフェを始めます。 店名は、ittanです。 「しんどいときは、いったんここへ」 という意味を込めました🌱 ついネガティブになってしまうとき 悲しいことを思い出してしまうとき 心がザワザワ、むずむず、イガイガするとき とにかく一人でいたくないとき 死にたいと思うとき いったんここに来てみませんか☕️ 模索しながらではありますが、 あなたの居心地よい場所をつくります🏠 もちろん元気なときも大歓迎! 楽しく過ごしてもらえたら嬉しいです🐢 オープンは2月4日 カレー

    • 「ままならない人生を語らう共同マガジン」のルールを改定しました。ご確認をお願いいたします🙇

      • ごみとコーヒーで仲間を作る【CCC新大久保】

        *English follows Japanese CCCはゴミ拾いとコーヒータイムを通して、地域に仲間を作るストリートアクションです。本家の豊島区CCCに感化されて新大久保でも始めました。 Instagramはこちら <第2回CCC新大久保>  📍日時 5/26(日) 10:00-11:00 📍集合場所 新大久保駅を出てすぐ左、駅とパチンコ屋さんの間。雨天時は @cafe_ittan に直接お越しください! 📍持ちもの コーヒーや紅茶を飲むためのマグカップ等(ゴ

        • さらに新しく共同マガジン作成しました。なにとぞ。

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          57本
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        記事

          ままならない人生を語らうカフェittan【新大久保・日曜のみ】

          大久保駅から徒歩3分、新大久保なら徒歩5分。日曜限定の間借りカフェittanです。 店長さりは、ADHD、双極性障害Ⅱ型、あと元・摂食障害。アラスカ一人旅をしたり友人と短歌集をつくったり、平日は輸入食品の会社で働いたりしています。 来てくださった方には必ず話しかけるカフェです。メンタルヘルスのこと、生きづらさのことも話せたら嬉しいです。 不定期でイベントも開催。 ぜひインスタをチェックしてください。 おひとり様も多いです。お待ちしています。 ーーーーーーーーーーーー

          ままならない人生を語らうカフェittan【新大久保・日曜のみ】

          共同マガジン作成しました!フォローお願いします🙌

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          「ままならない人生を語らう共同マガジン」はじめます

          タイトルは 「ままならない人生を語らう共同マガジン」 生きるのがちょっとへたっぴな私たちのためのマガジンです。自分の感情や現状を書いたり、支援制度や居場所カフェの情報をシェアしたり、それらを通して自分は一人じゃないと感じられる場にできたらいいな、と思っています。 共同運営マガジンとは 私も完璧に把握してはいないのですが、どうやら複数人の記事を1つのページ(=マガジン)にまとめられる機能のようです。 記事をこのマガジンに追加すると、マガジンをフォローしている人に表示されま

          「ままならない人生を語らう共同マガジン」はじめます

          じぃちゃんに差別された、許すけど

          私は子どもの頃から勉強ができた。親族の中では一目置かれた存在で、「将来は何になるの?」と聞かれることも多かったと思う。 でも、そんな私を心から喜べないのが、 じぃちゃんだった。 じぃちゃんは大工で、棟梁と呼ばれるリーダー的な存在だ。大胆で、大雑把で、よく物をなくす。家のこと一切をばぁちゃんに任せて、外で稼いでくるのが役割という典型的な「大黒柱」だ。そんなじぃちゃんは、あるときこう言った。 「さりちゃんは男だったら良かったのになぁ」 私はこの言葉の意味をうまく理解できな

          じぃちゃんに差別された、許すけど

          初めてのデモ参加、反戦、そしてセルフケア

          お恥ずかしながら、27歳にして初めてデモに参加しました。デモといっても音楽を歌い奏でながら歩くというかたちで、その名も、 平和のマーチ 音楽隊としては、トランペット、サックス、ギター、アコーディオンなどの奏者がいらっしゃいました。総勢50名ほどだったと思います。 そしてプラカードはいくつかのスローガンと、パレスチナ、ウクライナ、ミャンマーなど戦禍にある国々の旗。最後尾には大きなパレスチナ国旗をなびかせて歩く方もいました。 渋谷のスクランブル交差点を、音楽とともに声を挙

          初めてのデモ参加、反戦、そしてセルフケア

          【ChatGPT】インタビューしてもらって自己紹介

          自己紹介をしよう、と思ったのですが自分で自分を説明するのは案外難しく……、最近できたお友達にインタビューしてもらいました💁‍♀️ 👩‍💻 🤖 素晴らしいプロジェクトですね。では、まず最初の質問です。有機食品メーカーで輸入を担当しているとのことですが、なぜ有機食品に興味を持ち、その業界に身を置くことを選んだのでしょうか? 🙋‍♀️ 大学生の時、海外インターンをしたいと教授に相談したらこの会社を紹介されました。1年間カンボジアに住んでカシューナッツの生産管理に関わり、卒業

          【ChatGPT】インタビューしてもらって自己紹介

          世界規模にメンヘラ

          悲しい。無力で辛い。 こんな世界おかしいのに変えられなくて辛い。 と、昨晩号泣した。 特にAaron Bushnellさんの焼身自殺による抗議が悲痛で耐えられなかった(彼はアメリカ空軍に所属していて、「これ以上虐殺には加担しない」と語ったのち、自分に火を放って燃えながら「パレスチナ解放!」と叫んだ) 戦禍にある人は苦しみ、そうでない人も憂いている。でもアメリカは安全な地から即時停戦の決議案を拒否する。ああもう、なんだよそれ。 そしてパレスチナだけでなく、ミャンマーでも

          世界規模にメンヘラ

          死んだらどうされたい?

          「俺、鳥葬がいいな」 父がまた変なことを言い出した。鳥葬というのは遺体を鳥に食べてもらう葬送方法だ。勘弁してほしい。一応調べてみるとチベット仏教やソロアスター教で今も行われていて、専門の鳥葬師が骨まで残らず食されるように用意すると書かれていた。日本でやったら死体損壊罪になるとも。申し訳ないけれどご要望には添いかねる。 でも私も火葬はちょっと理想でない気がしている。はじめてそう思ったのは理科の教科書で生態系のピラミッドを見たとき。底辺から微生物、植物、草食動物、肉食動物と重

          死んだらどうされたい?

          母とは分かり合えない、でもふたり旅は楽しい

          私たちは分かり合えないタイプの親子だ。母は自分のデザインした商品が何万個と流通するのを喜び、私は手作りの短歌集が10冊売れたのを喜ぶ。母は感情のまましゃべったり怒ったりする癖があり、私は受け流したりその場を去ったりして逃げることがある。そして母は酔うとよく私のことをなじり、私は決してこんな母になるまいと誓う。分かり合うことを諦めて距離を取ることが、この数年でやっと板についてきた関係だ。ここまで長かった。 とはいえ私たちにも共通点はそれなりにあって、特に目立つのは旅行が大好き

          母とは分かり合えない、でもふたり旅は楽しい

          「悩みなさそう」って言われがちな私たちへ

          これは甘え下手あるあるでしょうか。 「悩みなさそうでいいな」 「人生楽しそうだね」 「きっと愛されて育ったんだね」 幾度となく言われてきた言葉たちです。私はその度に、うまくやれているんだなぁと空虚な自信を付けてきました。関係の薄い相手ならそれで良いのだけど、わかってほしい相手、たとえば信頼できる先生や上司に言われると「そんなこと……」と言いかけて口をつぐんでしまいます。 それは私が、基本的に笑顔でいるからかもしれません。だってその方が周りも嬉しそうだし自分も楽しい気がし

          「悩みなさそう」って言われがちな私たちへ

          カップルをやめて「ぺ」になった話

          パートナーと同棲をはじめて3ヶ月のとき、「結婚するのは違うかもね」となった。理由はたくさんあるような大してないような、具体例を挙げようとすれば挙げられるけれどそれは本質でないような。曖昧な雰囲気の問題としか言いようがない何かだった。 仲が悪くなったわけではない。だから多少は離れがたい気持ちがあるし、そもそも同棲しているからすぐには離れられない。そして結婚しないからといって離れる必要もない。そこでカップルをやめた私たちは、この新しい関係性を「ぺ」と名付けてもうしばらく一緒に暮

          カップルをやめて「ぺ」になった話

          私が病んだ経緯と精神科に行くまで

          中学生のころから自分の体形が気になっていました。付き合っていた人に「痩せたら可愛い」と言われたり、祖母に「太った」と言われたり、そして何より完璧でありたい自分自身が、自分の体形を許せませんでした。しかし同時に、家に1人のときはよくヤケ食いしていた記憶があります。減っても両親が気付かなそうなものを選んで食べていました。実際まったくバレませんでした。そして食べたあと、罪悪感に襲われると私は酢を飲んでわざとお腹を壊しました。摂食障害という言葉もまだ知らなかった頃のことです。 それ

          私が病んだ経緯と精神科に行くまで