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第二次カラーヴァイナル採集部隊会議。

本編の前にまずは、先週の戦利品のコーナー!!

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atmosって、当たるんだね。感慨深さに思わずチャラ男のようなタメ口が飛び出す始末。公式オンライン販売に先駆け、いち早くイメージ通りのサイズ感でもぎ取った。ウィートカラーとしても、フォーラムとしても当方2足目のお迎えになります。近年着実に人気とプレゼンスを高めつつあるシリーズ、徹底してローカットにこだわるのが主宰流。

ちなみに万が一、億が一落選した場合次なる標的となっていた方がこちら。

さて、以下本題。

表題の通りです。前回、思いがけぬ好評を頂きまして急遽追加稿を打つ運びとあいなりました。当アカウント、一切収益化とは無縁ですので単に主宰の出費が増えただけですが、そういうのも別段悪くない。全ては単なる趣味の延長線上で動いていて。誰に何を言われようと好き勝手やるのだーの姿勢でもって、今日まで続いてきた歴史がある。

一口に「カラーヴァイナル」と言いましても実に多岐に渡っていて。単色もあればバイカラーやトリカラー、さらには複数色がグラデーションになっていたり、まるで渦を巻くような幻想的な仕様のモデルまで。カラフルであることは勿論のこと、音声記録媒体かつアートワーク性も両立できるまさしく「芸術品」の域に到達している感すらある。

凄まじい売値が付いており、泣く泣く購入を断念しましたがこちらPhoebe Bridgersの歴史的名盤『Punisher』。ご覧下さいこの惚れ惚れするよな盤面。是非とも、我が家に招き入れたかった。いやでもまだまだ希望は捨てない。突然変異が起こり価格が数千円台まで下がってくる可能性は、極めて低いがしかしゼロではない。主宰は株とかやらないんですけど、こんな感じすか?

これも非常に心苦しいですが購入を見送りつつある思い出の1枚。本編より先にサントラ盤をコンプリートしたアニメ作品は、ビバップを置いて他にはなかった。当時まだ小学生でしたけれど、こんな経験は二度とないだろうなそう確信できたものでした。音楽的な趣味の幅が広がった後で聞き直すと、なるほど様々な楽曲のオマージュ、引用フレーズの宝庫であるのに気付く。

死後リリースされる未発売盤に対するファンの評価というものは得てして二分されるもの。小銭稼ぎしてんじゃねえとの批判はごもっとも、しかしいちファンとして「それでも聞いてみたい」と思うのは当然で。『Heathen』以前の録音、しかもキャリア最初期楽曲を中心に構成されたとの噂ですから、尚更ファンには外せない一枚。この価格設定を果たしてどう捉えるか。

ここで、第二次カラーヴァイナル採集部隊「会議」とした真意について。

例えば製造過程、あるいはプレスされた地域によって相当度の「個体差」が出てしまうのではというヴァイナルガチ勢の貴重なご意見を頂戴しまして。主宰は慎重に慎重を重ねる判断を下した。ハイ、要するにチビったのです。自称コレクターから自称バイヤーへの格上げを目指し精進していかねばと、心に誓った。繰り返しますが完全に海外ショッピング恐怖症ですハイ。

購入サイトの信頼性のみならず、販売元、また配送元まで調べ上げた上万全の態勢でレア盤を我が家に迎え入れる難しさ、つくづく身に沁みた。ただ色合いが良いから買った、にわかレコード収集家で満足です、ではなく。希少価値と音質向上を両立させようと試行錯誤するアーティスト達の意図を汲むべく始まったはず(そんな崇高なコンセプトだったかしら!?)。

更なる悲劇、注文の品が届かない。

身バレ防止の観点からあるいは自称ハト派の人間からしましてもなるべく事を荒げない姿勢でもって。平和的解決が一番、しかしながら前回ご紹介したラインナップのうち未だ手元に届かない商品が約2名、繰り返します、約2名おられます。まさかの国際郵便とはおったまげ、単に主宰が見落としていたことが一番の原因なのですけれど。既に支払い済。彼らは今どこで何を。

とはいえ話を戻しますと。

とかく有識者の皆様にご教示願いたいことが山積みで。例えば保管状態を意識した収集ライフをお楽しみの貴方、カメラ用防湿庫があるように厳格な温湿度管理下リスニング環境をお揃えの貴方。ぶっちゃけどうすか。当方40年戦士のレコードプレーヤーが絶賛稼働中ですがいつぞや悲劇が訪れるかわからない、つまり新環境整備必至。ぶっちゃけ最近の機種ってどうなんすか。

安かろう悪かろうの時代が終わったことは、自称オーディオ沼民の主宰とて承知しており。音質品質は然ることながらむしろ最近は、携帯性耐久性の方に機器選びの比重が掛かってきている。DJ環境のラップトップ化とアナログ志向に両対応すべく、近年投資を続けてきた軌跡は是非別稿をご参照下せえ。こんな時代だからこそ遊びたい。ルールの中でいかに好き勝手やるか。

(不必要で冗長な)昔話、訊きます?

主宰は非常に自由闊達な校風の学び舎で青春時代を過ごしました。自由であるからこそ誰に嗜められるでもなく、各人の良心から生まれる必要最小限度の規律がココイチの場面で得も言われぬ結束感一体感を生んだ。重要なのは「ココイチの場面」限定の特別演出だったこと、それが日常的に起こっていたとしたらそれは恐らく「自由闊達のフリをした管理社会」だった。

好き勝手やっていいよと言われるほど自制心が働きなし崩し的に丁度良い落としどころが見つかる、なんて合理的理想的。でもこれが実社会に適うシステムでないことにはすぐ気が付いた、学生時代が人生のモラトリアムと揶揄される意味の大きさは割と早くから認識していて。だからこそ大人になった今それをやる、資本主義とも全体主義とも疎遠な泡沫DJイベントを拠点に。

次回の展望と収穫。

滅茶苦茶脱線、要点をまとめますと①魅力的作品のカラーヴァイナル確保②令和3年におけるヴァイナル保管/再生環境の最適解をnoteの有識者各位にご教示頂くこと、かつ補足的に③音質品質に定評のあるヴァイナル製造メーカーやブランド、その他販売元や配送業者に関する情報緩募。とても重要なので思わず網掛けしちゃいました、読者様と共に作り上げる気概でもって。

とはいえこんな状況にも関わらず新顔を迎えました。主宰は元来流行り音楽に疎く、果たして彼が日本でどのくらいプレゼンスがあるのか、クラブ界隈に馴染みのある名前かどうかすら確かめる術はなく。むしろそういったものとは孤立無援であり続けたい、自分軸で音楽を聞き続けたいと願っている。待望の再販、しかもクリアヴァイナル仕様とくれば購入以外ない。


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