サラダのきもち 岩佐光・一美

夫婦でオーガニックレストラン「サラダのきもち」をやっています。(現在店舗は休業中、ネッ…

サラダのきもち 岩佐光・一美

夫婦でオーガニックレストラン「サラダのきもち」をやっています。(現在店舗は休業中、ネット販売のみやっています) 料理教室もやっており、noteでの教室開催も、計画中。 夫 光 は、渋沢栄一 の玄孫。「虎に翼」穂高重親 モデル 穂積重遠 の孫。 三重県在住

マガジン

  • 読書メモ

    図書館で選び出し 気の向くままに読み進める本に思う事を、取り留めなく 書き並べてみよう、と思います。  岩佐光

  • 虎に翼 渋沢栄一 不出来な玄孫

    NHK朝ドラ「虎に翼」が始まりました。 「穂高重親」なるクサい名前で登場した法学者 穂積重遠 は、私の祖父に当たります。 重遠は、私が生まれて直に亡くなっており、記憶にはありません。病床のベッドの上で、あやしてくれた と聞いているだけです。 重遠は、渋沢栄一の孫で、私は玄孫です。 しばらくは、朝ドラを観ながら 感じる事、想うことを、書いてみようと思います。      ちなみに、私も、1950年生まれの 五黄の虎です。   岩佐 光         アメブロURLです             https://ameblo.jp/salad1/

記事一覧

読書メモ6 リフキンを読むに当たって

ここでまとめて私見を述べておく。 ①リフキンを読むに当たり、これからを考えるに当たり、進もうとする時の出発点を考え直す必要がある。 ②世界観、宇宙観の拠り所、権…

虎に翼45話(一美)

優三の最後の言葉 「寅ちゃんが できるのは 寅ちゃんの『好きに生きる』ことです。 
また 弁護士をしてもいい 
異う仕事を始めてもいい 優未の いいお母さんでいてもい…

虎に翼45話(重遠の孫)

寅ちゃんが出来るのは 寅ちゃんの好きに生きることです    ・・・・・・ ぼくの大好きな..顔をして 寅ちゃんが後悔せず 心から人生を やり切ってくれる事 それが僕の望みです …

虎に翼44話(一美)

直道 優三 直言が 亡くなっても 生活は 続く… 「400人の一般同胞が…」 ラジオ📻から流れる生還者の名前に 優三を探してしまう寅子 思ったように いかない… …………

虎に翼44話(重遠の孫)

直明 「もっと他に仕事を探すよ」 「この家の大黒柱に..」 「思っていたように行かないね」 お守り「とてつもない御利益があるから」 優三の優しさ の 復員 子供たちの風…

虎に翼43話(一美)

直言の容体について 医者「もう長くはないでしょう ご覚悟なさってください」 直言は 見る見る衰弱していった 家族で食事中も 病床についている 直言 直言「はるさん」…

虎に翼43話(重遠の孫)

うまく語れぬ本心 直明「お父さん ずっと隠してたってこと?」... 寅子「夕飯の支度」.. 「お母さんは...」 「直明は仕事にもどって」... 本心に目を背ける寅子 直言の …

虎に翼42話(一美)

終戦 そして 年が明けた 直言「こうして家族揃って…」 話が止まる… 家族の中に 優三は居ない 弟 直明「優三さんは きっと帰って来るよ」 ……………… 寅子(早く …

読書メモ5 レジリエンスの時代ジェレミー・リフキン著 第一章

半導体不足。パンデミック。 アダム・スミス「見えざる手」の「予定調和」が、綻びを見せる。 「アメリカのビジネス思考を支配してきた、効率の飽くなき追求のせいで、グ…

虎に翼42話(重遠の孫)

弥縫(びほう)策、再生力(リジリエンス)、真実に向き合う勇気 マッチ、繕いの内職 生きて行くための弥縫(びほう)策=取り繕う 正月 寅ちゃん、もっと優三さんの話をして…

虎に翼41話(一美)

直言「昨日 知らせが 来た  直道が…」 泣き叫ぶ 花江 ここから ひと月も経たないうちに 日本🇯🇵は終戦を迎えた。 疎開先から 上野に降り立った 寅子たちは 日本🇯…

虎に翼41話(重遠の孫)

女の決断力 よね「そんなもんいいから..」 増野(カフェ燈台) 「これだけは...」 「そこのお店の人は空襲で亡くなったそうですょ」 はる「おばあちゃんにはチャーント ワ…

読書メモ4 レジリエンスの時代ジェレミー・リフキン著 序

人間の知性の、なんと素晴らしいことか?! 「人間の能力の向上には、いかなる限界も定められてはおらず(中略)人間の完成への道はあくまで果てしない(中略)完成に向けた…

読書メモ3 レジリエンスの時代ジェレミー・リフキン著 総論

ほとんど反体制の究極理論を説きながら、現体制の中枢に食い込んでいるリフキン。 本書の顕しているものは、知性の素晴らしさとも言えるし、人間の究極の愚かさとも言える…

虎に翼40話(一美)

今回のは なん度 見ても 号泣してしまう… 何度でも見たい ……… 後輩が 寅子を訪ねてきた 後輩「女子部は閉鎖に… 今年は 高等試験自体が無い」と 寅子「そう…………

虎に翼40話(重遠の孫)

女子部閉鎖 高等試験中止 心に蓋(これでいいんだ) 優三に赤紙 寅子の罪悪感 ワガママ、つけ込み、あまえ... 優三の望み 寅子の好きに生きる事 僕の大好きな.. 無我夢中の…

読書メモ6 リフキンを読むに当たって

読書メモ6 リフキンを読むに当たって

ここでまとめて私見を述べておく。
①リフキンを読むに当たり、これからを考えるに当たり、進もうとする時の出発点を考え直す必要がある。

②世界観、宇宙観の拠り所、権威は、「長老」から、「宗教」へ、「宗教」から「哲学」へ、「哲学」から「科学」へと、移行してきた、と考える。

③現状の出発点は、デカルトに発する分析理性だと思う。個の独立、理性の優位、自由意志...(勿論日本人として、東洋的感性、全体観な

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虎に翼45話(一美)

虎に翼45話(一美)

優三の最後の言葉
「寅ちゃんが できるのは
寅ちゃんの『好きに生きる』ことです。

また 弁護士をしてもいい

異う仕事を始めてもいい
優未の いいお母さんでいてもいい

僕の大好きな❣️

あの〜

何かに無我夢中になってる時の寅ちゃんの顔をして

何かを 頑張ってくれること…

いや

やっぱり…

頑張らなくてもいい。
寅ちゃんが 後悔せず心から 人生をやり切ってくれること。

それが僕の

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虎に翼45話(重遠の孫)

虎に翼45話(重遠の孫)

寅ちゃんが出来るのは
寅ちゃんの好きに生きることです
   ・・・・・・
ぼくの大好きな..顔をして
寅ちゃんが後悔せず
心から人生を
やり切ってくれる事
それが僕の望みです

家族会議
花江「何か良いことがあった⁉︎
随分嬉しそうだけど..」

寅子「これから私たちは、みんな平等なの。男も、女も...
ね、素晴らしいでしょ?」

「直明 この国は変わるの
私たちは一人ひとり平等で、尊重されなきゃ

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虎に翼44話(一美)

虎に翼44話(一美)

直道 優三 直言が
亡くなっても
生活は 続く…

「400人の一般同胞が…」
ラジオ📻から流れる生還者の名前に
優三を探してしまう寅子

思ったように いかない…
……………
「あの…佐田寅子さんのお宅は こちらでしょうか?」

その人が届けてくれたのは
寅子が縫った お守り

男「復員を待つ収容所の病院で 私の病状が悪化した際『このお守りには とてつもないご利益があるから 絶対 救

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虎に翼44話(重遠の孫)

虎に翼44話(重遠の孫)

直明
「もっと他に仕事を探すよ」
「この家の大黒柱に..」
「思っていたように行かないね」

お守り「とてつもない御利益があるから」
優三の優しさ の
復員

子供たちの風車

はる
「自分のためだけに..」
自分の為の贅沢⁇
「優三さんの死と しっかり向き合いなさい」

物⁇
ではなく

「しっかり するんだよ」
闇市の女将が渡してくれた
包紙の 古新聞

優三の願いも繋がって
寅子の号泣の先に

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虎に翼43話(一美)

虎に翼43話(一美)

直言の容体について
医者「もう長くはないでしょう
ご覚悟なさってください」

直言は 見る見る衰弱していった

家族で食事中も
病床についている 直言

直言「はるさん」 

直言「はるさん」
直言「はるさん」

直言「起こしてくれ みんなに話がある…」

直言の 近くに寄る家族に
思いの丈を語る直言 なのですが…

いくつかの はて…
を 一美は感じました。

はて…①
・直言に「今 する話は

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虎に翼43話(重遠の孫)

虎に翼43話(重遠の孫)

うまく語れぬ本心

直明「お父さん ずっと隠してたってこと?」...

寅子「夕飯の支度」..
「お母さんは...」
「直明は仕事にもどって」...
本心に目を背ける寅子

直言の 心のうち

「はるさん」
「みんなに話がある」
「寅...」「質問がある..」「直道が..」「花江ちゃん...」...

直言の言葉は、本心と違い、寅子→直道→花江へとそれてしまう。

寅子「話は終わりましたか」
「終

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虎に翼42話(一美)

虎に翼42話(一美)

終戦
そして 年が明けた

直言「こうして家族揃って…」
話が止まる…
家族の中に 優三は居ない

弟 直明「優三さんは きっと帰って来るよ」

………………
寅子(早く 帰って来てね…)

優三の消息は わからないまま…

………………
ラジオ📻から
「本日 東京帝国大学 入学式が
執り行われました。
終戦後 "初" となる新入生たちは...」

ラジオ📻を切る 直明
………

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読書メモ5 レジリエンスの時代ジェレミー・リフキン著 第一章

読書メモ5 レジリエンスの時代ジェレミー・リフキン著 第一章

半導体不足。パンデミック。
アダム・スミス「見えざる手」の「予定調和」が、綻びを見せる。

「アメリカのビジネス思考を支配してきた、効率の飽くなき追求のせいで、グローバルな経済システムが衝撃に対して脆弱になっているのだとしたらどうだろう?」(p.27ウィリアム•ガルストン元米大統領ブレーン)

「効率が向上するにつれ、レジリエンスが低下した」(同)

「アダム・スミス以来、ビジネス思想家たちは、無

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虎に翼42話(重遠の孫)

虎に翼42話(重遠の孫)

弥縫(びほう)策、再生力(リジリエンス)、真実に向き合う勇気

マッチ、繕いの内職 生きて行くための弥縫(びほう)策=取り繕う

正月
寅ちゃん、もっと優三さんの話をしていいのよ わたしに気を遣わないで..一緒に優三さん待ちましょうよ

直明の心の内 向学心 気遣い (自責)...は、寅子に伝染して..

再生の心は開き始めるが・・
「あの時辞めておいて正解だったよ」
「先生は相変わらずで..

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虎に翼41話(一美)

虎に翼41話(一美)

直言「昨日 知らせが 来た  直道が…」

泣き叫ぶ 花江

ここから
ひと月も経たないうちに
日本🇯🇵は終戦を迎えた。

疎開先から 上野に降り立った
寅子たちは
日本🇯🇵の敗戦を ひしひしと肌で感じた。
……………
咳き込む 直言

*お父さん 具合が悪いのかな…
一美

はるは 寝床で
二人の 孫に…

はる「つらいことが あっても

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虎に翼41話(重遠の孫)

虎に翼41話(重遠の孫)

女の決断力

よね「そんなもんいいから..」
増野(カフェ燈台) 「これだけは...」

「そこのお店の人は空襲で亡くなったそうですょ」

はる「おばあちゃんにはチャーント ワカッテマスョ...」

よねやはるの決断は速い。目の前(だけ?)を観ているから⁈

男の(日本的)やさしさ

「寅...」直言が、「花江...」と言わないのは何故?

帰ってきた孫達に「ずぶ濡れだなぁ~」と声をかけ、
「お父

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読書メモ4 レジリエンスの時代ジェレミー・リフキン著 序

読書メモ4 レジリエンスの時代ジェレミー・リフキン著 序

人間の知性の、なんと素晴らしいことか?!

「人間の能力の向上には、いかなる限界も定められてはおらず(中略)人間の完成への道はあくまで果てしない(中略)完成に向けたこの進歩は、今後それを妨げようとする、あらゆる力による制御も及ばず、自然が私たちを配した地球の寿命以外に際限を知らない」
(p.9、byコンドルセ)

如何に素晴らしくとも、僅か200年でメッキが剥げる。

ヤハウェ神の約束「海の魚、空

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読書メモ3 レジリエンスの時代ジェレミー・リフキン著 総論

読書メモ3 レジリエンスの時代ジェレミー・リフキン著 総論

ほとんど反体制の究極理論を説きながら、現体制の中枢に食い込んでいるリフキン。
本書の顕しているものは、知性の素晴らしさとも言えるし、人間の究極の愚かさとも言える。

デカルトの愚かさ。
今から観れば、デカルトの愚かさはよく見える。
なぜかと言えば、私達には、デカルトに見えなかったものが、見えている。

見えているものを「全て」としてしまう事の愚かさ。それも、誰も見た事のない物を見る賢さゆえの。

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虎に翼40話(一美)

虎に翼40話(一美)

今回のは

なん度 見ても
号泣してしまう…

何度でも見たい

………
後輩が 寅子を訪ねてきた

後輩「女子部は閉鎖に…
今年は 高等試験自体が無い」と

寅子「そう………」

寅子が10年以上かけて切り拓いてきた 女性法曹 の道は
完全に途絶えた。

これで いいんだ
心にフタをして忘れる
それだけです!
家族と共に この戦争を
先ずは 乗り切ろう

そう思っていた 矢先…

優三に 赤紙

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虎に翼40話(重遠の孫)

虎に翼40話(重遠の孫)

女子部閉鎖
高等試験中止
心に蓋(これでいいんだ)
優三に赤紙

寅子の罪悪感
ワガママ、つけ込み、あまえ...

優三の望み
寅子の好きに生きる事
僕の大好きな..
無我夢中の顔をして..
心から人生をやり切ってくれる事

優三 出征

        光