【歌詞】こころが閉ざすまで

泣かさないで 流さないで
積もり積もった話を
脚をつって 背中つって
痛み 問答無用で
空は泣いて 街に泣いて
そうならないようにして
渡る風を 浮かぶ雲を
見つめ ため息を吐いた

笑わせもしないで いまはしゅんといたい
こころが閉ざすまで

あなたを愛して暮らしてた日々に
間違いなく黄昏は訪れてた
時間を気にせずいられてたことが
しあわせだったといま知った


許さないで 譲らないで
後悔だけを背負って
声を張って 呼びつづけて
あなた 聞こえないふりで
見える背中 侘(わび)しいなか
私はつぶらな雪を
スっと溶かし 胸もどかしい
声がだんだんと嗄(か)れた

街が騒がしくて だけどしゅんとしたい
こころが閉ざすまで

あなたとはしゃいだ大切な日々は
足跡つけ 黄昏を追い越した
気をわず空見て 頬で溶ける雪に
すべてを拐(さら)われると知った


まだあなたが見えているのに
もう寂しくて もう苦しくて
こころが閉ざされる


あなたを愛して暮らしてた日々に
間違いなく黄昏は訪れてた
時間を気にせずいられてたことが
しあわせなことといま知れた

あなたとはしゃいだ大切な日々は
足跡つけ 黄昏を追い越した
夜へと向かって 街灯に染まった
雪はなにも残さずに溶けた

しゅんとしてる私が見てた...

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