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「人間はなんのために生きているのか」ということ

今回は、私が生きているうえでよく考えていた、
「人間はなんのために生きているのか」
ということについて、私の中で答えが出たのでそのことについて書きたいと思います。

私は小さい頃から、人間ってなんのために生きてるのかな、生きる意味ってなんなのかな、なんて考えていた子供でした。

なんでこのようなことに疑問を持ったのかは覚えていませんが、小学生くらいのときにはもう考えていたと思います。
家庭環境は特別不幸なわけではありませんでしたが、比較的親は厳し目だったかもしれません。そして中学生までは北海道のすごく田舎で育ったので、遊ぶところは外か図書館。
田舎すぎて友達の家も遠かったので基本的には弟と遊ぶか本読むかだったので考え事する時間が十分にある環境でした。

思春期の頃はずっと厨二病を拗らせ、生きてる意味ってなんだろうって同じく厨二病の友達と語り合っていました。ザ・厨二病。

中学の時は親もめちゃくちゃ恐いし、学校はヤンキーばっか。どこにも自分の居場所がなくて、人の前であんまり笑ったこと無かったです。


私はそのあと自分の居心地のいい居場所を探して高校入る時に家を出て下宿したり、家出ることを許される程度の家庭環境だったので、高校時代からは割と生きるのが楽になった気がします。
今は東京に住んでとても自由に楽しく過ごしています。
そんな私が、「人間が生きてる意味」の答えに気がついた時のことを今回は書いていきたいと思います。

まず最初に書いてしまいますが、私は人間が生きている意味って
「他人に影響を与えること、そして他人から影響を受けること」
だと思います。

人間はこの世界に生まれ、そしていずれは必ず死にます。
長い人生になるかもしれないし、短い人生かもしれません。
死んだあと、肉体はなくなります。でも「生きていた」という事実は残るんです。

誰かが死んだ時、お葬式とかで「あいつは〜だったよな〜」なんて思い出話したりすると思います。
死んだとしても、誰かの記憶の中では生きていられるんです。

歴史上の人物なんて最もな例で、死んだあとも生きていたことが語り継がれていますよね。
文章や映像などの記録を残して置ける点で言っても、
「記憶の中に生きる」ということは他の動物にはできない
「人間だけ」が出来ることだと思っています。

「自分がなにかした」ことによって「他人がなにか変わった」時ってすごく嬉しいと思います。
例えば「〇〇が面白いって言ってた漫画読んでみたらすごく面白くてハマった!」っていう感想を友だちからもらったり、
誕生日プレゼントであげたネクタイを気に入っていつも使ってくれてる、とか
「〇〇さんが頑張ってるから自分も頑張ってる」とか

他人に影響を与えたことは、小さくても「相手の人生の歴史」に残っていくんです。

忘れちゃうこともあるかもですが笑

自分がなにかしたときに、相手が笑ってくれる。
相手が笑ってる顔を見て自分もニコニコできる、
そういうのが生きてる意味なんじゃないかなって思いました。

ここでなぜこの事に気がついたか、という話を書きますが
ピンとくるかどうかはその人次第なので読み流してください。

私は20代前半の頃、ヴィジュアル系バンドの激しめな追っかけでした。
好きなバンドのライブには全部行きたい、全部の瞬間を見逃したくないくらい熱中していたので、月に6回同じバンドのライブに行ったり、全国ツアー全部行ったりしていました。
まあ普通の人には「メンバーと付き合いたいの?」
とか言われたりするのですが、別にそういうのではなく完全に「推し活」というか、ステージを見てると日常の嫌なこととか全部忘れられるし、本当に楽しい...存在してくれててありがとう...活動続けてほしいからできるだけお金を落とす!という感じでした。

そういう日常を続けていた頃、なんの気無しにいつもどおりライブを見ていました。

その時ふと気付いたのです。

好きなメンバーがステージ上で楽しそうにニコニコギターを弾いている、
その姿を見ているだけで私も笑顔になっていたのです。

私はその時に思いました。

「あ、人って好きな人の笑顔を見るために生きてるんだ」

人によってそれが家族だったり、恋人だったり、友達だったり、私のように推しだったり。それぞれだと思います。
笑ってる顔見たとき、自分も笑えるんです。

そうやって生きていくんだろうなって。

それに気付いてから生きるのがすっごく楽になった気がします。
「生きる方針」が定まったというか、自分の人生の終着点がわかったので
それからはあんまり思い悩むことなく、楽しく日々を過ごしています。

これを書いたことで誰かの生き方がちょっとでも楽になってくれたら、私もとっても嬉しいです。

さいきんはめちゃくちゃポジティブ人間になったのですが、なにかつまずいたり失敗したり、嫌なことがあった時、
「あ〜他人に話して笑ってもらえるおもしろエピソード増えたな〜」
って思えるから凹まなくなりました。

将来老人ホームで語る武勇伝増やしていく人生、楽しくないですか?

これに気がついてからは、友人から人生相談される機会がめっちゃ多くなりました笑

みなさんも自分の生きている意味、考えてみてはいかがでしょうか?

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