敵意の夜を

不甲斐ない自分のことを 可燃ごみの日に袋に詰めて
さっさと消え去りたい 誰かが平和を願うなら
そのほうが私の周囲の人も傷付けらずに済むから

平和主義者の敵意の夜を 音も無く近付いて来る足並み
あんたは私の何を憎んでるのか判らないけど
あんたは平和を祈り 私を刺し殺したいのね
If An Abdominal Wound Hopes For Your Peace
おねがい 私だけにして 周囲を巻き込まないで

空気を読むなら私は 土壌の中に埋もれてしまえば
きっとあんたの顔は ほくそ笑んで倖せなのに
どうして私の周囲を破壊してゆこうと 手を汚さず

平和主義者の敵意の夜を 星を数えて 私は倒れても
その美しい真心は 私の服を赤く染めて
飛び立つ鳩も真っ赤で 願いはもう少しで叶う
If An Abdominal Wound Hopes For Your Peace
それでも 私だけにして 優しさを受け止めるわ

鱈腹満足したなら 波止場からあんたは去るの
大切な仲間を後ろに連れて 愛を謳うあんたを見てる私
虫の息は 夜の冷たい風にそよぐけど

平和主義者の敵意の夜を 波の音が私の耳に入る
それがあんたの正義なら 私は息を引き取るから
あんたの志し光り 安心し平和を維持して
If An Abdominal Wound Hopes For Your Peace
いつしか 気付いて そこには愛など無いということを
あんたの愛はあんたの都合でしかないという現実に

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