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ほっこりタイムはいかが?

こんにちは。
暦の上では、今日春の気が立ちましたね。朝から和菓子屋さんで「立春大福」を買ってきました。ということで今回の週末noteは箸休め。ほっこりタイムについてのお話をお届けしたいと思います。

昨年と今年2つの場所で私が偶然出会った『煎茶』。これには私の知らない『煎茶道』というものがありました。お茶の2大産地に住んでいたことがあるにも関わらず、今まで注目してこなかった煎茶に実は今はまっています。みなさんはどんなほっこりタイムをお過ごしですか?


コーヒー派の私が出会った煎茶

昨年、秋桜が咲く頃GoogleMapで自宅周辺の地図を眺めていたら、自宅から車で10分ほどの場所に全く初めて知るお茶屋さんを発見しました。しかもカフェが併設されています。12年ほど今の土地に住んでいるのに知らなかったなんて。早速お店を訪ねるとなんとまあ素敵なところでしょう。風を感じるテラス席でいただいたのは、あたたかい「ほうじ茶ぜんざい」に煎茶と塩昆布。いろんなことを忘れほっこり幸せなひとときとなりました。今はすっかりそのお店のファンです。

そして、今年1月に散歩中に出会ったのは市営のお茶室でした。勇気を出して入って見ると、有名な方が建築された日本らしさ漂う平屋の建物には訪れた初心者向けの「お茶と和菓子」をいただける場所がありました。こちらは日替わりでお抹茶と煎茶が提供されていました。本当においしくいだいた煎茶と柚子ようかん。無知な私にお茶室の先生が作法も教えてくださり愛らしい唐子か描かれた器に花と掛け軸の書を見ながら別世界にいるようなほっこりした休憩となりました。

普段はコーヒーが好きな私。カフェオレと洋菓子も勿論いいけれど、お茶と和菓子の優しさが体にしみたこの2つの出会いから「そうだお茶を飲もう」と意識がぐっと変化したのです。


自分でつくるほっこりタイム

美味しゅうございました

さあさあやってみるぞ。
どこかでいただいた茶碗の付いた茶器セットをよいしょと引っ張り出して、お湯を沸かします。大好きなお店の上生菓子を久方ぶりの登場となる銘々皿にスタンバイ。煎茶を入れて最初は甘いスッキリとした一煎目を味わってから食べる和菓子は最高ですね。このための甘さ設定に感服です。渋めのニ煎目を飲むとただよう余韻にほっとします。足湯に足をつけた瞬間の言葉にならない声が出るあの感じに似ています。

お茶を楽しむとは抹茶のイメージでしたが『煎茶道』というものがあることを知り、普段飲みのほうじ茶以外に家にきっとある頂きものの緑茶も飲まなきゃもったいない!と思うようになりました。

こうしてなんとか自分のためにつくった『ほっこりタイム』はわずか15分でも「あーおいしい」と、かなりリラックスすることが出来ました。


図書館で借りた本たち

鉄は熱いうちに打てとばかりに、早速行ってきました図書館へ。この歳で知りたくなった新しい世界です。

『煎茶入門』…小川後楽 監修・執筆
『茶・マンダラ』…古川純香 著
『はじめての茶花』… 堀内宗光・寺田孝重 著
『お茶会マナー手帖』…戸川 宗彬 監修

どれも写真があって分かりやすく、不勉強な私には初めて知ることばかりです。幼稚園のころから今まで続けている書も、こうしてお茶の席に飾ってあるものに注目すると景色が変わって見えました。そうするとお花も気になりますね。これからはこういった文化も学びたいと感じました。


🍵🍵🍵



次々やってくるタスクだらけの日々ですが、帰宅途中にコンビニで買うあたたかいコーヒーにドーナツ。読書や勉強のお供に紅茶にクッキーなどがあると自分へのご褒美のようで、いつもエネルギーをもらえます。なかなかゆっくりする時間の確保は難しいですが、なんとかその隙間の時間の選択肢に“煎茶”もいいなと気づいた暦の上での春となりました。


お読みいただき有難うございました。




▼ちなみに昨年ご紹介した節分絵本の記事はこちら


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