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sakura(桜)と申します。守り人からの読書好き。育児や読書や書道について週末に投稿中。何かのお役に立てれば幸いです。どうぞよろしくお願いします。/小学校支援員(元小中学校ICT支援員)/Google認定教育者Level1

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    ~大好きな本に関するエトセトラ~ 読書感想文やオススメの本をご紹介 (絵本・児童書・一般書)

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    こちらは日々感じる子育てのエッセイ。 こんなことやってるよのリアルです。

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    おうちで気軽に書いてみませんか? そんな記事をまとめました。

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はじめまして。

#自己紹介 はじめましてこんにちは。 sakura(桜)と申します。 いろんな場所で数年間趣味について徒然なるままに書いて来ましたが、自分が見たい普通の育児や読書の記事があまりないなと思い自分で読みたいものを書こう!とこちらを開設しました。 ごく普通の母親が、転勤でやってきた地方の市で、 こんなことやってるよ。 こんな本読んだよ。 それらを中心に書いていこうと思います。 キラキラしてないけれど💦かゆいところに手が届くリアル。そんな内容になればと思っています。 趣味は

    • 思春期の揺れ動く気持ちがつまった物語 『あした、弁当を作る。』 ひこ・田中 /著

      今週出会いました。思春期の揺れ動く気持ちが詰まった注目すべき児童書に。児童から生徒に変わり中学生はそれぞれにモヤモヤを抱えています。自分でもその正体が完全にはわからないけれど、何かが確かにこれまでと違って見える。そんな大人と子どもの間の時期で揺れるココロが解像度高く楽しく読者に伝わります。『あした、弁当を作る』は中学生にも、かつて中学生だったあなたにもオススメの一冊です。 思春期と更年期は似ている? この作品で描かれたのはある中学生の13日間の出来事でした。ここがまず素晴

      • 感想 『スピノザの診察室』 夏川草介 / 著

         どうしよう。一言では感想をまとめられそうにない。  このnoteにある緑色の投稿ボタンをクリックしたわたしは動画の一時停止状態で頭の中に縦二本線が浮かびそこから動けないでいた。読んで良かったのは間違いない事実で、誰かにめちゃくちゃ薦めたいのも本当で。だからこそ今週は自信を持って投稿するんだとこの場所にやって来た。だけど、いわゆる氷山モデルのように一番上にある見えている“感動”の下には、簡単には言い表せない感情と作品への愛がたくさん詰まっているからだ。    主人公である

        • 風のように君に寄り添うメッセージ 『あなたの言葉を』 辻村深月/著

           誰かの言葉を、大人になって急に思い出すことがある。 あのときはわからなかったけれど、後からこういうことなんだって気付くことはたくさんある。たとえば小学校の先生に大切なことだよって教えてもらった「あきらめない」ことも 今ようやく 心から理解することができた。  『あなたの言葉を』は作家の辻村深月さんが「毎日小学生新聞」で連載として小学生の読者に届けていたメッセージ。時期としては さまざまな出来事があった2020年4月5日~2024年1月7日の記事にあたり、今回1冊の書籍とし

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        はじめまして。

        • 思春期の揺れ動く気持ちがつまった物語 『あした、弁当を作る。』 ひこ・田中 /著

        • 感想 『スピノザの診察室』 夏川草介 / 著

        • 風のように君に寄り添うメッセージ 『あなたの言葉を』 辻村深月/著

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          わたしのコーデ探索@なぜ音楽の先生はあんなにもスカートが似合うのか

          最近気づいたことがあります。 それは素敵すぎる”音楽の先生のコーディネート”。学校の廊下ですれ違う度にひらりと揺れるスカート。落ち着いているけれど柔らかさのある服装が先生によく似合っていて、スカートがまるで体の一部のよう。しかも姿勢がいい。一方で、動きやすさ重視のシンプルすぎるパンツ姿に名札が悲しく揺れるザ支援員の猫背なわたし。もはや同じ市在住の同世代とはまったく思えないこの姿がちょっと悲しいくらいです。そういえば、昨年久しぶりにお会いした娘が以前お世話になった音楽専門の先生

          わたしのコーデ探索@なぜ音楽の先生はあんなにもスカートが似合うのか

          5月に読みたい物語 『リラの花咲くけものみち』 藤岡陽子/著

           2019年5月、わたしは札幌市の大通り公園で青空に映える紫色の花を見上げていた。からっと乾いた空気が心地よく風に乗る。今この瞬間を素敵な瓶に詰められたらいいのになんて思ったくらい爽やかなあの日の記憶を思い出した。  今週、藤岡陽子さんの『リラの花咲くけものみち』を読むことができた。昨年話題になっていて読みたかったとっておきの1冊。あっという間に読み終わり本を閉じた瞬間、5年前に感じたあの風が急に髪を揺らした気がした。そうだわたし行ったんだ札幌に。この記事の上にある写真はそ

          5月に読みたい物語 『リラの花咲くけものみち』 藤岡陽子/著

          わたしの #いま始めたいこと は、今始めたいことを考えること。

          4月。新年度が始まった。 わたしは新しい職場で“はじめて”の詰め合わせパックみたいな毎日を過ごしている。キョロキョロ回りを見渡して「これはそこにあるのか」とか「こうするんだ」のわかった貯金が、1ケ月でいい感じに貯まってきたところだ。 好奇心旺盛で思い付くことがきっと人より多いから、気がつけばポッケの中のミニサイズのメモは見事に“始めるべきことメモ”でぎっしりつまっている。あれもやらなきゃ。これもやらなきゃがありすぎて1日が48時間あればいいのにな、なんて夏休みの小学生みたい

          わたしの #いま始めたいこと は、今始めたいことを考えること。

          交差する糸を読者がたどる連作短編『ノウイットオール』 これは五感に呼び掛ける5色の物語。

          こんにちは。 面白くて「これちょっと読んで!」と誰かに食い気味に言いたくなる新鮮な作品を読みました。久しぶりに低い声で「マジか」が飛び出した『ノウイットオール』。今回のnoteは、私の個人的なこの作品のお気に入りポイントをご紹介します。 第30回松本清張賞受賞作 森バジル著『ノウイットオール』 ジャンルおばけがお気に入り なんと言ってもこれでしょう。今回の作品は連作短編でも珍しい多ジャンルでの展開。もはやジャンルおばけ。小説としてこの先こうなるだろうと無意識な予想をしな

          交差する糸を読者がたどる連作短編『ノウイットオール』 これは五感に呼び掛ける5色の物語。

          本屋大賞が発表されたので、ガイド本を買ってみた。

          楽しみにしていた本屋大賞が発表されました。(拍手) 毎年ワクワクしてこの時を待っています。今年は話題のあの作品が受賞。 大賞作品はこちらでも以前ご紹介して既に持っているので、今回は初めてガイド本を買ってみました。 今年の本屋大賞とは 第21回となった今回の本屋大賞は、1次投票に全都道府県530の書店が参加したそうです。投票基準はシンプル。「読んで面白かった」「もっと売りたい」。そんな推し作品を3つ書店員さんが投票することからはじまるこの賞は、2次投票を経て最終的にトップ1

          本屋大賞が発表されたので、ガイド本を買ってみた。

          「おもてたんと違う」体験ができる絵本

          こんにちは。 新学期、年度初め。なにかと変化が多い季節ですね。 ちょっと緊張を解きほぐすべく楽しい絵本はないかな。そう思ったところ丁度noteで読みたい!と思う作品の紹介記事に出会いました。これはご縁だと早速絵本を読んだら「おもてたんと違う!」の連続でした。これはおすすめです! それはきっと「思っていた」以上の楽しい体験『じゃない!』・『やっぱり じゃない!』 チョーヒカル 作 ちょっとこれは衝撃ですよ。 (ご存知のかたもいらしゃるかも) 表紙からなんとなくこうだろうな

          「おもてたんと違う」体験ができる絵本

          『村上隆 もののけ 京都』@京都市京セラ美術館 開館90周年記念展に行ってきた。

          こんにちは。 お仕事が契約満了にて無事に終わって、なんだかスッキリした春休み。そうだ京都へ行こうと悲願の『村上隆もののけ京都』展へ行って来ました!   美術館到着 午前9:30すぎに新幹線が京都駅に到着。京都駅から地下鉄に乗り換えて東西線の東山駅で下車。しとしと冷たい小雨の降る中、てくてく歩いてぴったり10:00開館時間に京都市京セラ美術館に到着。 なにやら既に黄金色に輝く大きな作品が庭にチラリと見えてワクワクは最高潮。かなり久しぶりに訪れた京セラ美術館は、半地下の新

          『村上隆 もののけ 京都』@京都市京セラ美術館 開館90周年記念展に行ってきた。

          Chromebookを愛して丸2年のわたしが、このたびAndroidタブレットを買いました。【LavieT1075】

          こんにちは。 春、令和の新入学といえばChromebookやPCを購入される方も多い季節となりました。家電量販店には、高校生や大学生向けの入学オススメパックが展示され賑わっていました。 (とりあえず3年間高校生が自転車通学でガシガシ使うなら安価なものでいいと思います。よく修理行きとなります。学校保険があれば入ってね。ICT支援員より) Chromebookを愛して丸2年のわたしが、このたびAndroidタブレットを買いました。 2年間会社貸与のiPadAirを毎日使っ

          Chromebookを愛して丸2年のわたしが、このたびAndroidタブレットを買いました。【LavieT1075】

          児童文学賞受賞作品を読んだら、描かれた何かをみつけた話

          出会いは突然に         今週訪れた図書館で、玄関にある“新しく入った本コーナー”にある児童書『あたしは本をよまない』が目にとまった。おっとこれは読みたい。 一見してみると可愛らしい児童の学校での姿が描かれているのだけれど、大人が読めば視点が変わって深いお話だった。主人公のユイちゃんが誰かと関わっていくことで変化していくココロに共感し、じんわりと余韻が広がる。 お話のあとには作者に関する情報などが記載されていて、そこではじめてこの作品が『童話と絵本のグランプリ』グ

          児童文学賞受賞作品を読んだら、描かれた何かをみつけた話

          なぜ、人は健康診断前にだけ食に対してこんなにも向き合えるのか。

          わたしは、ちょっとやりすぎたと反省している。 胃はきっと今この瞬間も「気持ちはわかるで、そやけど久しぶりだからってこれは多くないか?」と言いながら食べ物をせっせと消化してくれている。 うん。そりゃもたれる。王と名のつくハンバーガーショップで今だけオトクなビックサイズのランチセットを炭酸ドリンクと共にもりもり食べ、おやつにたった今バスク風チーズケーキを平らげたんだもの。実においしかった。 1年に1回のチャレンジが幕を閉じた。健康診断が終わった。 いつも通り苦手な採血に針を

          なぜ、人は健康診断前にだけ食に対してこんなにも向き合えるのか。

          5.5合炊きか3合炊きかどっちがいいか問題@炊飯器買い替え時期がやってきた。

          ずっと悩んでいることがある。 炊飯器の中の釜のコーティングが、見事にはげてきた。 1箇所、そして2個所とまた増えて そろそろこれは買い替えのサイン。5年間毎日おいしいお米を炊いてくれてありがとう。 そしてずっとずっとモヤモヤしてきたこと。 それは 5.5合炊きではちょっと大きくないかな問題。 我が家は基本的に毎日2合のお米を炊飯している。(家族4人) この量は一般家庭よりやや少ないのかもしれない。余ったご飯は長女のお弁当に入れても朝がパン食の日は少し余ってしまう。3

          5.5合炊きか3合炊きかどっちがいいか問題@炊飯器買い替え時期がやってきた。

          会話が続くのに 誰がしゃべっているかがわかるから面白い @『777』伊坂幸太郎

          やっとこさ読みました『777』! 2022年ハリウッド映画化された『マリアビートル』と同じ殺し屋シリーズ最新作です。あるホテルでは、物騒な奴らがなにやら動いていますよ。 ボクシングの映画をみたら、余韻の力で自分がボクサーだと認識してそのまま街を歩く現象。その現象と同じように、わたしは今舞台となったホテルにたまたま居合わせた客になっている気分。ちょっとキャリーケースを預けてくるわね。 では 鉄は熱いうちにと、感想などをお届けしたいと思います。 やっぱ凄いのよ会話がまじで

          会話が続くのに 誰がしゃべっているかがわかるから面白い @『777』伊坂幸太郎