仙波サクラ
画家の生活のこと。 応援してくださる皆さまへ向けて書いています。 * 毎月4本のブログを更新 * 記事は全て遡って観ることが出来ます。
愛しい日々の欠片。
詩と水彩の作品を載せていきます。
【 チャンスの神様には前髪しかない…!? 】 昔聞いてから、面白くて印象的だった言葉。元はヨーロッパに伝わることわざで、後ろ髪を掴もうとしても掴めないことから、チャンスはすぐに掴め!という意味なのだそうです。勝手に、小走りで駆け抜けていく小さい妖精みたいな神さまなんじゃないかと思っています。 本当にチャンスって、ちょっと準備不足かなぁ、なんて思っている時に来るもので、踏ん張って一世一代のジャンプをして掴みにいかないと簡単に逃げられてしまうもの。神さまの前髪を掴むぐらいの、強
もの凄い雨が通り過ぎていった。何も起こらない日々などない。比較的穏やかな生活にも、雷に打たれ雨風にさらされるような困難は訪れる。そういうときにいつも絵を描いてきた私にとっては、これが唯一絶望を光に変えられる方法なのだと思う。
油絵の具。キャンバスに色を塗るだけで、生きている実感が湧いてくる。魂の一部を移すような作業。徐々に絵と呼吸が合ってくる。イーゼルの前に腰掛けて真正面に絵と向き合う、時には睨み合うこの時間が、何よりも自分には必要なんだ。油臭さも手間の掛かるところも、その重たさ込みでずっしりと私の中心を安定させてくれる。情熱はいつも車に注ぎ込まれたガソリンのようだと思う。情熱を燃やせば。私たちは、何処へでも行ける。 * 最近の 百文字日記 * * 原画やグッズ・オーダーはこちらから * *
どれだけの覚悟でやっているか?忘れてはいけない。ダメな日もある、停滞するように感じる時もある。誰かのせいにしていないか?一歩踏み出すかどうかは自分が決めること。自分を救うことができるのは、自分だけだから。
久しぶりに絵の具に触れ、心が満たされていった。幼い頃の自分の絵を描いている間ずっと、德永英明さんの壊れかけのRadioが脳内でリピート再生されていた。 「 思春期に少年から 大人に変わる 道を探していた 汚れもないままに 」 何も知らなかった頃の私。
参拝している夢を見てからなんとなく気がかりだったので、お参りへ。鳥居をくぐると背筋が伸びる。清々しい気持ちのまま、アトリエの掃除。ここ数日デジタルの作業をしている時間が長く、アトリエの居心地が悪くなってきた気がする。絵の具に触れなくちゃ。
わーっと勢いよく何かを始めると、突然プツッと集中の糸が切れて数日フリーズしてしまうことがある。少し不調の日が続いてしまいました。身体がダウンすると、アイデアばかり浮かんで目の前のことが進められない。気持ちだけ先走って焦って落ち込む。泥のように眠ったり、太陽の熱を浴びたりして、やっと通常運転に戻ってきたので、また、整理整頓から始めます。 * 最近の 百文字日記 * * 原画やグッズ・オーダーはこちらから * 新作も数点販売中。 *** こんにちは!仙波サクラです。 あ
晴れ間が過ぎて雨が降り、木漏れ日は街灯に変わった。弱さを引きずって夜の道を歩く。鏡の中の瞳に向かって「そんなに弱くないでしょう」と問いかける。いつだって自分の瞳を信じてここまで来たんだから。この眼を裏切ることはできないはずだ。
光も風も味方するような吹き硝子展へお邪魔して、作品と空間の使い方に痺れたあと、美味しいものを食べた。ゆっくりとダークゾーンに落ちかけていたところ、グイッと引っ張り上げていただいたようなお天気のいい日でした。感謝。
知らない道を歩くのは楽しい。喫茶店を通り過ぎて、川へ向かってみる。知らない生活の音や香り。見慣れないナンバープレート、どこにでもあるチェーン店。目的を持たないことって、人生の最大の贅沢みたい。たった数分の散策が、特別で格別に感じた。
水彩画と油彩画を8枚、描きました。小さな絵をたくさん描くと、目まぐるしく変わる景色が毎日小さな冒険をしているようで、思考の巡りも良くなるような気がします。日常のささやかな光や美しい瞬間が、誰かに届きますように。 * 最近の 百文字日記 * * 原画やグッズ・オーダーはこちらから * 新作も数点販売中。 *** こんにちは!仙波サクラです。 2週間前、4月の終わりにはこんなことを宣言していました。
「少しずつやっていたら、必ず到達するから。挑戦することを、諦めるな」という言葉は、私の御守り。手応えなく感じる日は落ち込む。けれど確実に1ミリでも進んでいることを思い出して自分に丸をあげる。辞めなければ、いつか辿り着くと信じている。
五月の愛媛は、美しい。一気に視界が緑色になってゆく。連休が過ぎて人の減った道、刈られた草の青臭さに包まれて歩く。日差しは強くなってきたけど風はまだひんやりとしていて、木漏れ日に見惚れる。すれ違う人も皆、柔らかく鮮やかな空気を纏っていた。
どの画材を使っていても、何を描いていても、今すごく楽しい。水彩画を始めてから、何をしてもわからなかったことが急にわかるようになった。必死すぎて忘れていたけど私は絵を描くことが好きなんだ。心の底から楽しむことを、思い出せてうれしい。
本日、noteに登録してから5年記念日だそうです 。葛藤や決意を何かに残したくて何気なく始めたnoteですが、サポート、購読してくださる皆さまのおかげで5年も続けられています。いつも本当にありがとうございます。 一投稿目の懐かしい記事📖✍🏻…
外を歩くと、わかりやすく5月の色をする植物たち。鮮やかに、大きく呼吸をしている。空に向かって踊るように伸びていく。雨続きは苦手だけど、雨上がりの太陽を浴びた植物から感じる喜びのエネルギーは本当に魅力的だと思います。仲間が増えたようで、嬉しい。晴れるとそれだけで感謝、もう5月大好きという気分になる。一方で調子が上がらない雨の日は、肉を食べることにしました。 * 最近の 百文字日記 * * 原画やグッズ・オーダーはこちらから * 次回新作販売は5/11(土曜日)です。 **