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文学系の記事

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小学生の教材「ごんぎつね」に託けて色々書いた記事が中心です
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記事一覧

『ごんぎつね』の技法分析(5)

1.2.4当初の目的とは違うものを手に入れる(中)  前回の記事「1.2.4 当初の目的とは違うもの…

丸い三角
1年前

『ごんぎつね』の技法分析(4)

『ごんぎつね』の技法分析シリーズは、ヒロなんとか氏の「物語の才能」の枠組みを筆者が学習す…

丸い三角
1年前
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『ごんぎつね』の技法分析(3)

1.2.3 観客の見たかったものがちゃんと出てくる 本稿では、クライマックスにおける登場人物…

丸い三角
1年前
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『ごんぎつね』の技法分析(2)

1.2 面白いストーリーの作り方前節1.1「面白いとは?物語の面白さとは結局のところ何か」で学…

丸い三角
1年前
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『ごんぎつね』の技法分析(1)

第1章 面白いとは?ヒロなんとか氏の「物語の才能 - 面白いストーリーの作り方」では最初にこ…

丸い三角
1年前
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『ごんぎつね』の技法分析(0)

はじめに 前回の記事の追記で、ヒロなんとか氏の「物語の才能;面白いストーリーの作り方」(…

丸い三角
1年前
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『ごんぎつね』の読みで「心の通い合い」をテーマにすべきだろうか

■二つの指導案と小学校の授業で扱うテーマについて検索でヒットするトップページの『ごんぎつね』の指導案が「心の通い合い」を作品のメインテーマにしている。その他のいくつかの指導案を確認しても心の通じ合いをテーマに据えている(ただし、据えていない指導案もある)。まず、「心の通じ合い」をテーマにした指導案を引用して様子をみよう。 この二つの指導案は、同じ「心の通じ合い」をテーマにしているが、物語の焦点が別である。「兵十に撃たれてしまう」を物語の焦点とする前者の指導案、「ぐったりと目

「ごんは撃たれて当然の解釈とは」は不評ですね【だべり】

前回の記事の「ごんは撃たれて当然の解釈とは」はかなり不評みたいで、そこそこビューがあるの…

丸い三角
1年前
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「ごんは撃たれて当然」の解釈とは

■はじめに  先の記事の追記でごんが撃ち殺されて当然と言い得る解釈があると書いた。今回は…

丸い三角
1年前
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「ごんは撃たれて当たり前」は『ごんぎつね』を習う小学生の解答としてなぜ間違いだっ…

はじめに  表題の問題を語る前にまず「国語」の教科についてみたい。そして文学国語が何を学…

丸い三角
1年前
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