見出し画像

「やる気ホルモン」で5月病に勝つ…ドーパミンを味方につける

4月病、5月病、6月病も

近年の寒暖差の大きい異常気象に加え、新年度に伴う職場や家庭などの環境の変化で、自律神経の乱れから、頭痛、めまい、倦怠感を覚えがちです。
少し体を労わってみましょう。

さまざまなホルモンの働き

ホルモンは100種類以上ありますが、その中でも特に 、アンチエイジングや健康維持を左右するホルモンをいくつか押さえておけば 。毎日が生き生きしてきます。
♦ 成長ホルモン 〈代謝ホルモン〉
♦ アドレナリン 〈戦闘ホルモン〉
♦ ドーパミン  〈やる気ホルモン〉
♦ βエンドルフィン 〈脳内麻薬〉
♦ オキシトシン 〈愛情ホルモン〉
♦ セロトニン  〈幸せホルモン〉 
♦ メラトニン  〈睡眠ホルモン〉
♦ エストロゲン 〈女性ホルモン〉
♦ テストステロン 〈男性ホルモン〉
♦ DHEA   〈性ホルモンの前駆体〉
♦ アディポネクチン 〈長寿ホルモン〉
その中でも、ドーパミンは、やる気ホルモンと呼ばれています。

ドーパミン「やる気ホルモン」

ドーパミンの働き

◇やる気や快感を司る
◇報酬を得たり悪い結果を回避するために、運動や学習、記憶などの行動を促す
◇技能の向上、行動の習慣化、企画を立てたり戦略を練る活動に関係
◇様々な感覚を研ぎ澄ませる覚醒効果
とさまざまな作用があります。

分泌をうながすには…

◇感動したり、夢中になったりすると分泌
◇達成感を感じたり、賞賛を受けると分泌
◇きつい状態を乗り越えて快感が現れるシステム
◇原料となる必須アミノ酸を含む肉類、魚介類、豆類などタンパク質を摂る
◇ビタミンB群を摂ることも有効
◇脳で作られるので

→ 脂質を補う
脳の構成成分は約60%が脂質です。その脂質のうち、コレステロールは電線の回りを絶縁体でくるむ電気コードのような仕組みで神経細胞を守っています。また、リン脂質やDHAは神経伝達物質の原料などとしても使われます。脳のエネルギーといえば「ブドウ糖」ですが、脂質の補給も大切です。ちなみにブドウ糖がエネルギー化するにはビタミンB1が必要です。

中長期の目標を立ててみよう

達成感と深い関わりのあるドーパミン。まずは小さな達成しやすい目標をたてることで、達成感を味わいやすくなります。簡単な目標では達成感を感じなくなってきたら目標を大きくする、最終的な目標に近づくように小刻みな目標を立てるなど工夫してみましょう。

『細胞美人になるコツ集めました』141,146,147頁より


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

記事を最後まで読んで頂きありがとうございます。 ↓の画像をクリックすると桜の花出版が刊行した本をご覧になることができます。