「紅麹問題」そもそもどうして腎障害?検診での腎臓の異常を放置しない
紅麹自身は決して有害なものでなく、古くから効用が認められてきました。しかし、今回の紅麹問題、どうして腎障害なのでしょうか?
腎臓は、体内の血液をろ過して、水分だけでなく、血液中の老廃物や不要な物質を体外から排出する役割をしているからです。
腎臓は頑張り屋さんで、沈黙の臓器といわれるほどです。まずいことに、早期の腎臓病はほとんど症状がありませんから、かなり悪化するまで気が付かないこともまれではありません。
3月末、腎臓の専門医らでつくる日本腎臓学会が、全国の会員医師に、健康