見出し画像

本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第47番 回文 (Sinfonia No.47 "Palindrom", 1772)

交響曲第47番は、残された自筆譜により1772年の作品であり、疾風怒濤期に作曲されたものです。愛称の「パリンドローム」とは、上から読んでも下から読んでも同じという意味の「回文」のことです。「たけやぶやけた」「ダンスはすんだ」「山本山(これは厳密には違いますね!)」のことです。

Logophileさんのnoteの記事です。

交響曲第47番ト長調「パリンドローム(回文)」(Sinfonia No.47 G Dur, Hob.I:47)
第1楽章 Allegro パッパカパッパッパーンというリズムが使われています。それだけでなく、いろいろな工夫が見られます。
第2楽章 Un poco adagio, cantabile 変奏曲になっていますが、ハイドンさんの交響曲の緩徐楽章で最初の変奏曲だそうです。
第3楽章 Menuet & Trio この楽章で「回文」が使われています。
第4楽章 Finale. Presto assai タラッタラッという装飾音付きの音型が現れるところがあります。そこがジプシー風とかエキゾチックと言われるようです。

第3楽章の回文


スロヴェニア出身のアントン・ナヌート(Anton Nanut)さん指揮リュブリャナ放送交響楽団(RSO Ljubljana)の演奏です。

ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)さん指揮イギリス室内管弦楽団(English Chamber Orchestra)の演奏です。

(by R)

読んでくださってありがとうございます!サポートしていただけるととても嬉しいです!